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【薬剤師 クチコミランキング】将来性のある調剤薬局/ドラッグストアトップ5社

調剤薬局・ドラッグストアを取り巻く環境は大きく変化しています(下部コラム参照)。
調剤報酬自体もマイナス改定が続いており、各企業は生き残りをかけて激しい競争を繰り広げています。こうした背景を踏まえると、薬剤師が職場を選ぶうえで「企業の将来性」を考慮することは、必要不可欠な項目の1つということが分かります。
また、以前からスキルアップにまい進する薬剤師は少なくありませんでしたが、自身の市場価値を高めることも重要度が増しているといえそうです。
そこで今回は、薬剤師からのクチコミで将来性に関する評価が高かったトップ5の企業をご紹介いたします。

「将来性のある」調剤薬局/ドラッグストアランキング

ランキング 企業名 「将来性がある」
に当てはまる

1
くすりの福太郎 80.0%

2
クスリのアオキ 75.5%

3
マツモトキヨシ 60.0%
4 日本調剤 58.7%
5 ファーマみらい 53.8%

ランキングは薬剤師によるクチコミで、当該企業に関する質問「将来性がある」についての選択結果をもとに集計(選択肢は「当てはまる・当てはまらない・どちらでもない」の3つ)。
すべての投稿のなかから、「将来性がある」の項目で「当てはまる」を選択したのは、34.1%でした。

ではここで、各企業の出店戦略や取り組み内容を具体的に見ていきましょう。

くすりの福太郎

勤務時間について

2016年度のドラッグストア業界売上高ランキングにおいて2位をマークしたツルハホールディングス。そのグループ会社である「くすりの福太郎」は、東京都と千葉県を中心にドラッグストアと調剤薬局を計200店舗(2017年11月現在)展開しています。
くすりの福太郎の経営戦略として特徴的なのは、人口が集中する首都圏のなかでも、さらに人が多く集まる駅前や住宅街に集中展開していること。
人口密集地はそれだけ顧客が来店する機会も多く、時間当たりの労働生産性を上げやすいといえます。また、特定地域への集中展開は物流の面でも効率的です。 くすりの福太郎では、今後も首都圏での店舗数およびシェア拡大を目指していくとしています。

キャリア支援:好事例や研究成果を共有できる水平展開が強み

くすりの福太郎では、人材教育専門の部署である「能力開発部」を設け、7泊8日の新入社員宿泊研修や職能・職種別研修などに取り組んでいます。
また、接客のレベルアップを目的とした社内コンクールを開き、好事例を全社で共有するなど、積極的に水平展開を図っています。これにより、くすりの福太郎独自のノウハウを構築して他企業との差別化を図っています。
そのほか、くすりの福太郎全店舗に医療事務を配置して、薬剤師がより専門性を高められるよう、働きやすい環境づくりにも注力。外部から大学教授や医師を招き、社内薬剤師が研究成果を発表する「薬剤師調査研究セミナー」も開催しています。

クスリのアオキ

出店戦略:北信越を中心に、調剤併設ドラッグストアを展開

北信越を中心に、北関東や近畿地方などのエリアでドラッグストアと調剤薬局計392店舗(2017年7月現在)を運営しているクスリのアオキ。
2018年度はドラッグストア72店舗(うち調剤併設併設型25店舗)の新規出店を計画するなど、新規エリアへの進出も含めドミナント化を推進していく見込みです。
クスリのアオキの経営理念は『「健康と美と衛生」を通しての社会貢献』です。
その理念に則り、「ヘルス」「ビューティ」「ライフ」の部門ごとに売り場づくりを工夫。短時間で効率よく買いものができることを重視した店舗面積を設定し、来店頻度を高める運営を行っています。

キャリア支援:多様な研修、学会費用補助など多角的な支援

クスリのアオキは、薬剤師専門研修やキャリア別の研修、選抜メンバーによる海外研修など、教育支援が充実しています。また、eラーニングや社外の講習会、学会費用などを年間一定額まで補助する制度もあり、総じて教育・研修制度に注力しているといえます。
そのほか、クスリのアオキでは、社員一人ひとりが半期ごとに目標を立てたうえで、目標達成に向けて毎月上長と面談を行います。結果のみでなく、状況に応じたプロセスを評価することで、薬剤師個人のキャリアアップをサポートしています。
クスリのアオキ 経営者インタビューはこちら

マツモトキヨシ

出店戦略:トータルヘルスケア企業として幅広く事業を推進

グループ全体で1,555店舗(2017年3月期)と業界トップクラスの店舗数を誇るマツモトキヨシ。
ドラッグストア「マツモトキヨシ」では、都市型ドラッグストア、郊外型ドラッグストア、調剤併設型ドラッグストア、医療モールや大型病院前の調剤専門薬局など、ニーズに応じた幅広い店舗展開を行っています。
調剤事業にも注力しており、2012年には調剤薬局専門会社「マツモトキヨシファーマシーズ」を設立し、無菌調剤対応の薬局を出店。2015年には、暮らしのヘルスケアショップ「matsukiyo LAB新松戸駅前店」をオープンし、血液検査、口腔内環境チェックや、薬剤師による生活習慣アドバイスを実施するなど、トータルヘルスケア企業として前進しています。

キャリア支援:本部プロジェクトは公募形式、チャレンジできる風土が魅力

マツモトキヨシでは、本部が手掛ける大きなプロジェクトの参加メンバーは社内公募制度になっています。社歴や職位に関わらず、能力や適性次第で本部で働くチャンスがあります。 全従業員が気軽に意見を提案できる社内提案制度を導入するなど、薬剤師が積極的にチャレンジできる自由な風土が魅力です。 また、OTC業務を行っている薬剤師は調剤について、調剤業務を行っている薬剤師はOTC医薬品の知識・技術を習得する「クロス研修」も実施しており、総合的なスキルアップができる環境が整備されています。 各種研修制度に加えて、毎年キャリア面談を実施しており、将来目指す姿を薬剤師像に向けてキャリアを伸ばしていくことができます。
マツモトキヨシ 経営者インタビューはこちら

日本調剤

出店戦略:全大学病院の3分の1に門前薬局を出店

日本調剤は、全国に557店舗(2017年2月現在)の調剤薬局を展開しています。なかでも、全大学病院の3分の1の病院門前に開局するなど、大学病院や総合病院の門前薬局の多さには定評があります。これは高度薬学管理機能を満たすことにも繋がっており、スキルアップを求める薬剤師が集まる一因になっています。
また、2016年10月には日本初の調剤薬局を開設した「合同会社水野」のM&Aを行い、業界の注目を集めました。合同会社水野は80年代には薬歴のIT化に乗り出すなど、先進的な業務体制が特徴。このノウハウを日本調剤の既存店舗に活用し、効率化を図る戦略です。

キャリア支援:「医療人」として薬剤師の教育に注力

医薬分業の推進のため、日本調剤では「医療人」として薬剤師の教育に注力しています。eラーニングを取り入れ、薬学知識から理念教育、店舗管理知識といった15のステップからなるプログラムを導入するなど、継続・段階的な教育システムを構築しています。
また、2016年からは「社内学術大会」を開催。薬局現場での日ごろの取り組みや成果を発表し、全社レベルで共有することで、問題解決能力や研究マインドを育成。専門性の強化および薬剤師としてのスキルアップをめざせる環境があります。
日本調剤 経営者インタビューはこちら

ファーマみらい

出店戦略:“薬局のための薬局”として、地域に不可欠な存在に

東邦ホールディングスのグループ会社であるファーマみらいは、全国372店舗(2017年3月末現在)の調剤薬局を運営しています。
大部分の調剤薬局で在宅医療に取り組んでおり、医療機関や介護支援事業所などとの連携を積極的に行っています。
また、特徴的な取り組みとして、“Pharmacy For Pharmacies(薬局のための薬局)”をコンセプトに掲げる「PFP事業」があります。
これは近隣の薬局や医療機関に対して、従来の箱単位ではなく必要な時に必要な量だけ分割販売するというもの。ほかの調剤薬局にかかっている患者さんでも、「在庫がなくて薬をお渡しできない」事態を防ぎ、地域医療に貢献しています。
医薬品卸業を起源とする親会社をもつ、ファーマみらいならではの取り組みです。

キャリア支援:役職者の半数近くは30代前半

ファーマみらいは、年齢を問わずキャリアアップのチャンスが設けられているのが特徴の1つ。具体的には、薬局長の約4割、エリア長の約3割を30代前半までの社員が担っています。(ともに2017年8月現在)。
多くの若い世代が役職者として活躍できる一因には、細分化された研修制度があります。
ファーマみらいでは、各種OJTに加えて、新卒入社4年目から本人の能力と希望によって、薬局長をめざす「エキスパートコース」、その他管理職をめざす「中堅・管理職研修」などを受けることが可能。
こうしたキャリア支援の体制づくりが、若い役職者の活躍に繋がっているといえます。
そのほかファーマみらいでは、東京大学大学院薬学系研究科をはじめ、さまざまな研究機関と共同研究を行っています。学会発表も奨励しているほか、重大な事故に結びつきそうなことや共通の安全認識など、各薬剤師の発表を“研究会報”として全社に共有しています。

参考
株式会社くすりの福太郎「採用サイト 会社情報」
株式会社くすりの福太郎 「採用サイト 事業戦略・特徴」
株式会社クスリのアオキホールディングス「業績・財務 月次営業速報」
株式会社クスリのアオキ「採用情報 キャリアプラン/教育支援制度」
株式会社クスリのアオキ「平成29年5月期決算短信」
株式会社マツモトキヨシ「採用サイト マツモトキヨシグループの紹介」
株式会社マツモトキヨシ「採用サイト 歩みと歴史」
日本調剤株式会社「会社案内 企業理念」
日本調剤株式会社「キャリア採用サイト 成長とキャリア 教育制度」
株式会社ファーマみらい「事業内容 保険調剤」
株式会社ファーマみらい「事業内容 PFP事業」
株式会社ファーマみらい「採用情報 研修制度」
株式会社ファーマみらい「採用情報 研究活動」
株式会社ファーマみらい「採用情報 Q&A」

企業ごとに経営戦略はさまざま
自身のスキルアップも合わせて検討を!

ここまでの調査から、「将来性」について評価の高い調剤薬局やドラッグストアは、「首都圏」「大学病院の門前」など、集中的に展開する地域が明確に定まっていることがわかります。
また、併せて薬剤師のスキルアップやキャリアアップについても各社ともさまざまなサポート体制を整えていました。

職場を選ぶ際には、「学会発表の機会が多い」「認定資格の取得支援が充実している」「早い時期から役職者になるチャンスがある」――など、自身の伸ばしたいスキル、めざしたいキャリアに合わせて職場を探すことが重要です。

「職場ナビ」では、実際に各企業で働いていた薬剤師から多数のクチコミが寄せられており、リアルな職場環境をうかがい知ることができます。求人票からは分からない“生の声”をぜひ参考にしてみてください。

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コラム:「2025年」に向けて地域密着型のサービスが不可欠に

日本は2025年には、国内の5人に1人が75歳以上、3人に1人が65歳以上になるといわれています。 このかつてない超高齢社会に対応するため、医療・介護業界を中心にさまざまな施策が打ち出されています。 薬剤師にまつわる各業種も例外ではなく、2025年に向けて大きな変革が求められています。調剤薬局業界については、厚生労働省が「患者のための薬局ビジョン」を、ドラッグストア業界については、日本チェーンドラッグストア協会が「次世代ドラッグストアビジョン」をそれぞれ策定しました。 細かい違いはあれども、両者とも「かかりつけ機能のより一層の推進」「『健康の窓口』として地域住民の健康維持・管理をサポート」を求める内容になっています。

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