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20代薬剤師の年収事情

20代の薬剤師のみなさんは、自分の年収が他の同年代の薬剤師と比べてどの程度なのか気になるのではないでしょうか。男女でどの程度違いがあるのか、また、他職種と比較するとどのくらいの金額なのか。さらに、20代で平均年収をアップさせられる方法はあるのでしょうか。今回は、様々な切り口で20代薬剤師の年収について紹介していきます。

20代薬剤師の年収事情

20代薬剤師の平均年収はどのくらいなのか



25-29歳の薬剤師の平均年収は471万円で、薬剤師の平均年収約544万円に比べ約70万円低くなっています。その後、年齢が上がるにつれて年収も上昇し、30代後半に差し掛かる頃には薬剤師の平均年収を上回ります。40代前半に年収はピークを迎え、60代半ばまでは600万円台を推移します。


年齢別薬剤師の平均年収(平成29年度)


男女でほとんど差は見られない?男女別20代薬剤師の平均年収



次に男女別で薬剤師の平均年収を見ていきましょう。


男女別薬剤師の平均年収(平成29年度)


※参照:厚生労働省「平成29年度賃金構造基本統計調査」職種別第二表

※年収の算出方法は以下の通り。なお、年収は千円未満を四捨五入。
年収=「きまって支給する現金給与額」×12ヶ月+「年間賞与その他特別給与額」

20代の薬剤師の年収に男女で差はほとんどなく、25~29歳の時期では約10万円の差です。30代を過ぎると男女の収入差が開き始め、40~44歳の時期で年収差は最大になります。男性はこの時期に年収が一番高くなっています。勤続年数が長くなり薬剤師としての実務経験を重ねていくことで役職に就く人も出てくるためでしょう。

一方、この時期の女性の年収はそこまで大きく伸びません。女性の場合、40代は結婚や子育てなどの理由で退職したり、フルタイムではなくパートタイムに切り替えたりと、プライベート重視で働く傾向があるため、男性との年収差が大きく生じていると考えられます。その後、女性は55~59歳に年収が最大になります。子育てなどが一段落し、フルタイムで仕事復帰する人が増え、実務経験を活かして役職に就く人が増えてくる時期であるためでしょう。50代の後半以降になると男女の収入差はほとんどありません。

薬剤師は女性が多いからこそ、子育てと仕事の両立や出産等による離職後の職場復帰がしやすく、女性が働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。こういった点も女性の平均年収が年齢を重ねても高い一因になっていると考えられます。さらに詳しく知りたい方はこちら<男女別、年代と経験年数で比較する薬剤師の平均年収>もご参考にしてください。

他職種と比べても高年収?職種別20代薬剤師の平均年収



ところで20代薬剤師の年収は、医療職以外の職種と比較するとどうなのでしょうか?
他職種の20代の年収は以下の通りです。

■ 職種別20代の平均年収



職種 年収(万円)
公認会計士・税理士 775
看護師 458
保険外交員 381
プログラマー 374
個人教師、塾・予備校講師 333
保育士 325
販売店員 317
ホームヘルパー 295
理容・美容師 282
接客員 282


※参照:厚生労働省「平成29年度賃金構造基本統計調査」職種別第二表(25~29歳)

※年収の算出方法は以下の通り。なお、年収は千円未満を四捨五入。
年収=「きまって支給する現金給与額」×12ヶ月+「年間賞与その他特別給与額」

20代の薬剤師の平均年収は471万円でした。この年収額は同じ医療職である看護師とほとんど同じです。公認会計士・税理士は高い年収を得ていますが、その他ほとんどの職種よりも100万~200万円も高い水準です。他職種と比べて、薬剤師の年収は若い時期から高水準であることが言えます。


20代薬剤師が平均年収を上げる方法とは



これまで様々な視点で20代薬剤師の年収を見てきました。ここからは今よりも年収をアップさせる方法を見ていきましょう。

資格取得を目指す

年収をアップさせるには、勤続年数を重ねることも大切なことです。もしくは若いうちから薬剤師としてのスキルアップを図り、専門的な資格取得を目指すのも良い方法でしょう。

薬剤師はその資格にふさわしい資質を維持するため、また、医療の需要に即時に対応できるよう、常日頃から研修等によって自己研鑽に努めることが求められます。定められた研修に参加し、必要な単位を取得することで以下のような認定薬剤師資格を得ることができます。

  • 漢方薬や生薬に関する漢方薬・生薬認定薬剤師
  • 小児科疾患に特化した小児薬物法認定薬剤師
  • 悪性腫瘍に関する認定薬剤師資格
  • HIVや感染症に関する薬物療法認定薬剤師
  • 精神科領域における薬物療法認定薬剤師

この他にも、さまざまな認定・専門薬剤師資格があります。このような認定・専門薬剤師資格があると企業や医療機関によっては年収アップにつながるケースもあります。また、20代のうちからこのような資格取得を目指し自己研鑽をすることは、患者さんからの信頼も得られるでしょうし、若くても頼りにされる薬剤師になれるのではないでしょうか。

人手不足の地域への転勤

薬剤師の年収事情は地域によっても異なります。薬剤師の不足している地域では、薬剤師に来てもらう必要があるため、そうでない地域に比べて待遇が良い傾向があります。例えば、現在、都心部など「薬剤師が充足している地域」の薬局で働いているのであれば、郊外など「薬剤師が不足している地域」に職場を変えることで年収がアップする可能性もあります。都道府県を切り口に、地域によって変動する薬剤師の平均年収についての記事<都道府県別 薬剤師年収ランキング(2018年版)>もご覧ください。

20代薬剤師の平均年収は他職種に比べて高く、年収アップも期待できる



薬剤師は20代でも他職種と比べて平均年収が高く、その後も平均年収が高水準で推移する傾向があります。20代は男女で平均年収の差はほとんどみられませんが、30代以降はライフスタイルの変化によりワークライフバランスがプライベート寄りになる女性よりも、ライフスタイルの影響を受けにくい男性の収入が増加する傾向にあります。

将来の年収アップのためには、男女にかかわらず20代のうちから薬剤師としてのスキルを磨き、認定・専門薬剤師資格など専門性の高いスキル取得を目指すことが大切です。また、管理職をめざすことも30~40代の年収アップにつながります。服薬指導や調剤業務といった薬剤師の実務経験だけでなく、人材マネージメントのスキルを身につけ、管理薬剤師や薬局長としてのキャリアアップ・年収アップを検討するのもよいでしょう。ぜひ、ご自身の望む年収・働き方を実現するための参考になさってください。

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