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転職しくじり薬剤師 失敗事例に学ぶ転職活動のポイント!事例1:年収アップ編

薬剤師の転職市場は人手不足の“売り手市場”のため、転職先を決めるだけならば比較的容易です。だからこそ、十分に検討しないまま転職先を決めてしまい、「こんなはずじゃなかった…」と早期離職につながる薬剤師が後を絶ちません。 転職は人生の一大イベント。せっかく転職するからには後悔したくないものです。 そこで、ここでは薬剤師が陥りがちな「よくある転職の失敗パターン」をご紹介します。ベテランコンサルタントのアドバイスと合わせて、後悔しない転職を叶えるポイントを学びましょう。 第1回は、「年収アップのみを重視したことで起きた失敗事例」です。

転職しくじり薬剤師 失敗事例に学ぶ転職活動のポイント!事例1:年収アップ編

転職者プロフィール

氏名 村山麻衣(仮名)
年齢 32歳
転職時の都道府県 神奈川県
転職時の雇用形態 正社員
転職前の年収 700万円
転職後の年収 670万円
希望条件 高年収

年収のみで転職先を決めた結果、激務に耐えられず体調不良に

初めての転職で、何の苦労もなく100万円年収アップ

 病棟業務に興味があった私は、新卒で病院に就職しました。仕事自体はやりがいがあったのですが、年収は350万円程度で昇給率も低いのが難点でした。一人暮らしのうえ奨学金の返済もあったため、貯蓄に回せるお金の余裕はほとんどありませんでした。そこで3年間勤務した病院を辞め、年収アップを求めて調剤薬局に転職しました。

 あまり情報収集をせず、徒歩で出勤できる中小規模の薬局に応募しただけでしたが、年収は一気に100万円もアップ。年に一度、趣味の旅行を楽しむ程度には生活に余裕が出ました。この時の成功体験を過信して、「薬局では転職すれば簡単に年収アップが叶う」と思い込んでしまったことが後の悲劇へとつながります。

 それから4年ほど同じ薬局で勤務し管理薬剤師にもなりましたが、年収は500万円に達してから伸び悩み始めました。そんな折、病院勤務時代の同僚との集まりで、年収600万円以上で働いている人が多いことを知り、「もう一度転職で年収アップしたい」という意識するようになったのです。

情報収集せずに「年収700万円」に飛びつき後悔

 前回の転職活動と同じように自宅近くの薬局を探してみたところ、なんと年収700万円の求人が出ていました。

 前回も大幅に年収アップしたため、特に疑うこともなく応募。とんとん拍子で内定をいただき、当時は「運が良かった!」と喜んでいました。

 しかし、いざ働き始めると浮かれた気持ちはすぐに後悔へと変わりました。
ろくに引き継ぎを受けられず、業務フローの違いに戸惑うのは序の口。あまりの忙しさに休憩時間はほとんど取れず、夜遅くまで残業の日々が続きました。
同僚の薬剤師は私と入れ替わるように退職。代わりの薬剤師が採用されても激務からすぐに離職してしまい、常に人手不足の状態です。「せめて1年間は働こう」と頑張ってきましたが、精神的にも体力的にも限界で体調を崩してしまい、結局1年を待たずに再転職を決めました。

コンサルタントの転職アドバイス

勤務したいエリアの年収相場を把握しましょう

年収を理由に転職することは決して悪いことはありません。しかし、高年収に注目するあまり事前の情報収集を疎かにすると、職場環境に難がある「ブラック求人」を手に取る危険性が高まります。
求人を探す際はそのエリアの相場を知っておくことが大切です。村山さまのお住まいは、都市部で薬剤師が充足しているエリアだったため、年収は500万円がボリュームゾーンでした。相場よりも200万円高い条件ということに気づいていれば、「それだけ高年収で募集せざるを得ない理由があるのでは?」と慎重に判断できたはずです。


「年収」以外の希望条件を整理し、マッチした職場を見つける

必要以上に転職先の選択肢を狭めていた自分に気づく

 年収を優先して失敗した自覚はあるものの、やはり年収600万円以上で働きたいという希望は変わりませんでした。そこで転職エージェントに相談してみたところ、年収以外の条件の優先順位をつけるよう勧められました。

 コンサルタントに手伝ってもらいながら自分の優先順位を書き出してみると、想像以上に自分の希望を把握できていなかったことに気づきました。

 たとえば、転居について。これまで「近いほうが便利」と軽い気持ちで自宅近くの求人だけ探していましたが、実のところ、転居を伴う転職に抵抗はありませんでした。むしろ旅行好きな自分としては、仕事でも新しい土地に行ける機会があることは面白そうだと感じました。

 そのほか、過酷な職場で働いたことで、以前よりも残業時間にこだわりたい気持ちが芽生えていることも自覚しました。

「全国ラウンダー」という新たな選択肢

 優先順位を整理して改めてコンサルタントに相談したところ、勧められた働き方が大手薬局チェーンの「全国ラウンダー」でした。コンプライアンスが整っている大手チェーンなので残業時間は少なく、全国転勤がある代わりに高年収、と私にはうってつけの求人でした。

 最初は岩手県、いまは大分県の薬局で働いています。患者さんの距離感や疾患の傾向は地域ごとに特徴があり、患者さんとのコミュニケーション能力や幅広い疾患の知識も身につきました。

 年収が上がったことで、年に一度の旅行は海外旅行へグレードアップ。奨学金完済の目途も立ち、ストレスなく毎日を過ごせています。

コンサルタントの転職アドバイス

転職の優先順位を明確にし、「譲れない条件」かどうかを考えましょう

高年収かつ徒歩圏内、17時終業で残業なしーー。高望みをすれば際限がありませんが、そんな求人はまず存在しません。
自分の譲れない条件、譲れる条件を一度整理することが大切です。優先順位を決められないという人は、「どんな職場だったら長期にわたって働けるか」という視点で考えてみると良いでしょう。
村山さんは、「転居」について譲ることで「高年収」の職場の選択肢を広げ、「残業少なめ」という譲れない条件を決めて長く働ける職場に選択肢を絞りました。このように自分に最適な職場の条件をクリアにしていくことが転職成功のポイントなのです。


まとめ

年収アップの転職で失敗しないためのポイントは、次の2点でした。

  • 転職を検討している地域の年収相場を知ること
  • 年収以外の優先順位を明確にすること

 これらを押さえて転職活動を進めれば、長くイキイキと働ける職場はきっと見つかります。
とはいえ、エリアごとの年収相場について情報収集したり、自分の希望条件を整理したりすることは簡単ではありません。
少しでも転職活動に不安がある方は、薬剤師専門の転職エージェントを利用すると良いでしょう。

 コンサルタントは地域の年収相場や経験に応じた適正年収について把握していますし、アクセスできる求人件数も圧倒的に多いです。
自分一人で情報収集しながら求人を探すよりも、効率的に転職活動を進められます。
また、希望条件の優先順位についても、コンサルタントと相談することで、一人では気づけなかった視点を得られる可能性もあるでしょう。
転職エージェントを上手に活用して、是非年収アップ転職を成功させてください。

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