アイングループ
調剤スペシャリスト志向
1年間の病院研修で「がん」のスペシャリストに
松澤 友里香
(まつざわ ゆりか)
(まつざわ ゆりか)
アイングループ
アイン薬局 島根2号店
薬局長
アイン薬局 島根2号店
薬局長
星薬科大学卒業
松澤 友里香
(まつざわ ゆりか)
(まつざわ ゆりか)
アイングループ
アイン薬局 島根2号店
薬局長
アイン薬局 島根2号店
薬局長
星薬科大学卒業
松澤友里香さんは、2022年に外来がん治療専門薬剤師(BPACC)の資格を取得しました。1年間という長期の病院研修、志を同じくする仲間の存在など、資格取得を支えたのは「アインならでは」の体制でした。
Career Step
キャリアステップ
2014年 | アイングループ入社。アイン薬局 七里店(埼玉県)に配属 |
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2014年 | あさひ調剤薬局 西ケ原店(東京都)へ異動 |
2015年 | アイン薬局 浦和美園店(埼玉県)へ異動 |
2016年 | アイン薬局 七里店へ異動 |
2018年 | アイン薬局 島根2号店(埼玉県) 薬局長に昇進 |
2020年 | 大学病院で1年間の病院研修 |
2022年 | 外来がん治療専門薬剤師(BPACC)取得 |
Interview
インタビュー
研修制度と高度薬学管理に惹かれアインへ
Q.
アイングループに入社した理由を教えてください
私の就職活動の最重要項目は、「薬剤師として成長できる環境」でした。具体的には、研修制度が充実していて、社員(会社)が専門性を高めることに前向きな会社に入りたいと思っていました。アイングループは入社前から10年目までフォローアップ研修が充実しており、高度な専門性をもった薬剤師を育成する「スペシャリスト教育」も実践していたので、チャレンジしたくなったときにチャンスがある会社だと考えました。大学のOG・OBをはじめ先輩薬剤師から楽しくスキルアップしていける会社だと聞いて、入社を決意しました。
Q.
5年目には薬局長に昇進していますが、マネジメントにも興味はありましたか?
正直に言うと、マネジメントへの関心は高くありませんでした。しかし、薬局長の経験を積んだことも薬剤師としての成長につながったと感じています。たとえば、薬局長は調剤報酬改定で業務に変更があるとき、スタッフに改定内容を伝える役目があります。それまでは会社からの通知をただ受け取るだけでしたが、自分で勉強することで、改定の背景にある「国からの薬局・薬剤師へのメッセージ」や「改定を踏まえて私たち薬剤師が何を目指すのか」を理解できるようになりました。
また、アインは薬剤師一人ひとりの希望に沿ったキャリアを応援してくれる会社です。薬局長になったからといって、マネジメント職のレールに乗ることを強制されるわけではありません。そういう点でも、薬局長になることに抵抗はありませんでしたね。
また、アインは薬剤師一人ひとりの希望に沿ったキャリアを応援してくれる会社です。薬局長になったからといって、マネジメント職のレールに乗ることを強制されるわけではありません。そういう点でも、薬局長になることに抵抗はありませんでしたね。
1年に渡る病院研修で「がん」に精通
Q.
BPACCを目指した経緯を教えてください
一番大きな理由は、島根2号店に異動してがん患者さまと接する機会が増えたことです。トレーシングレポートを作成して病院と連携することも多くなってきて、より質の高い医療を患者さまに届けるためにがんに精通したいと考えました。ちょうど時勢的にも連携薬局の認定制度が固まりつつあり、アイングループとしても専門医療機関連携薬局の認定やBPACCの取得支援に取り組むことになり、チャンスをいただけました。
Q.
BPACCを目指すうえで苦労はありませんでしたか?
1年に渡り大学病院で研修していたため、新しい環境に飛び込んで働く中で色々と苦労はありました。しかし、逆に言えば苦労はそれくらいで、「会社に全面的にサポートしてもらえたおかげで無事に資格取得できたな」というのが正直な感想です。
たとえば、病院研修の期間中は店舗から離れなければいけません。こうしたときに、迅速に代理の薬局長の手配や人員調整をしてもらえました。また、資格取得に関わる研修の要件は最短1ヶ月半ですが、私は1年間も勉強できる期間をいただきました。こうした懐の深さは人材が豊富で大手のアイングループだからできた体験だと感じました。
さらに言えば、同時期にBPACCを目指していた仲間が約70人おり、ガイドラインの勉強会や定期的に症例検討会も開かれていました。認定・専門資格を目指すうえで切磋琢磨できる仲間がいることは本当にありがたかったですね。
たとえば、病院研修の期間中は店舗から離れなければいけません。こうしたときに、迅速に代理の薬局長の手配や人員調整をしてもらえました。また、資格取得に関わる研修の要件は最短1ヶ月半ですが、私は1年間も勉強できる期間をいただきました。こうした懐の深さは人材が豊富で大手のアイングループだからできた体験だと感じました。
さらに言えば、同時期にBPACCを目指していた仲間が約70人おり、ガイドラインの勉強会や定期的に症例検討会も開かれていました。認定・専門資格を目指すうえで切磋琢磨できる仲間がいることは本当にありがたかったですね。
培ったがんの知見を広く伝えていきたい
Q.
薬学生の頃に思い描いていた、「理想の薬剤師像」に近づいた実感はありますか
もともと、どんな患者さまにも対応できるジェネラリストになりたいと思って自己研鑽を積んできました。今回BPACCを取得したのも、根本の気持ちは変わりません。がんに特化して他の疾患を疎かにしたわけではなく、がん患者さまを含めてより幅広く対応できる自分になれたという感覚です。
とはいえ、がんの治療は本当に奥深い世界で日々勉強の毎日です。資格取得はあくまで通過点として、これからも研鑽していきたいです。
とはいえ、がんの治療は本当に奥深い世界で日々勉強の毎日です。資格取得はあくまで通過点として、これからも研鑽していきたいです。
Q.
今後のキャリアの展望を教えてください
BPACCの取得の過程で得た知見を後輩薬剤師たちに伝えていきたい、というのが今の大きな目標のひとつですね。社内学会での発表や勉強会の講師役などにも引き続き積極的に取り組んでいきたいです。そして、私が少しでもアイングループで働く薬剤師のがんに対する知識の底上げができる存在になれたら嬉しいです。