パル・オネストの経営理念は「私達は、地域の人々に愛され、信頼され、喜ばれる存在として社会に貢献し、皆様の健康をサポートする、選ばれる企業を目指します。」です。そして、「世界一、感動できる企業へ」という将来ビジョンを掲げています。患者さまに満足を超えた「感動」を与えるためには、薬学や疾患の知識があり、説明できるだけでは十分とは言えません。治療の主役が患者さまだとしたら、薬剤師は“治療の伴走者”として患者さまの心に寄り添う存在です。「心に寄り添う」と言葉にするのは簡単ですが、患者さまの数だけ答えがあり、実現するのは容易ではありません。しかし、この目標に近づくために何ができるのか、常に具体的に考えて実践していきたいという思いが込められています。

患者さまに感動を与えるひとつの形として、処方箋がなくても気軽に立ち寄れる薬局を目指しています。一部の店舗では酸素カプセルや水素水サーバーなどの設備を置いており、水素水を目的に毎日のように来店される方もいらっしゃいます。

また、地域の皆さまの交流の場として、薬局が考えるまちのためのカフェ「PAL CAFE」の開店や、地域のFM局から心とからだの健康をテーマにしたラジオ番組「パルVOICE」を放送、富士見市と協同でのフレイル予防イベントなど、さまざまな角度から地域の皆さまとのつながりを生み出しています。

これらの取り組みのなかには、社員の提案で実現したものが数多くあります。風通しが良く、社員のアイデアが経営層まで届きやすいという点は、パル・オネストの強みのひとつと言えるでしょう。患者さまの「感動」のために考え、行動してくれた社員の思いにはできる限り応えたいと思っています。