薬剤師+αを実現できます
進化を遂げるマツモトキヨシの薬剤師。 「生き残る薬剤師」が育ち続けるマツモトキヨシの環境とは。
- マツモトキヨシの企業風土に惹かれて
- 薬剤師として出来ることはひろがっています。マツモトキヨシで描く世界No.1への飛躍
- 日々の活発な意見交換で培うマツモトキヨシの精神。チャレンジが歓迎される職場での成長
マツモトキヨシの企業風土に惹かれて
――本日は宜しくお願いします。はじめに、マツモトキヨシさんにご入社をされた決め手について教えて頂けますでしょうか。

薬剤師
新松戸駅前店 薬局長
他社に先駆けて新たな取り組みを進んでやっていくという、マツモトキヨシの企業風土に惹かれたところが大きいですね。前職では証券会社という、現在とは全く違うフィールドで働いていましたが、あることがきっかけで世界No.1のドラッグストア「ウォルグリーン」の本を読みました。そこには私が当時描いていたドラッグストアや薬剤師のイメージとは全く異なる姿が描かれており、アメリカのドラッグストアの存在意義や、ドラッグストアで働く薬剤師の業務のクリエイティブさに衝撃を受けました。この出来事を機にドラッグストアへの転職を決意しました。
ドラッグストアもたくさんありますが、色々と調べていくうちにマツモトキヨシであればおもしろいことができそうだと思い、興味を持ちました。一社員にも裁量が与えられ、提案をすれば色々と挑戦できることがわかったこともマツモトキヨシに惹かれた理由の一つです。実際にどの店舗にも特色があり、店舗によって値段や商品陳列のレイアウトやポップでの宣伝方法が違うことを見た時に、従業員の裁量で色々なことができる会社なんだなと感じました。
――実際にご入社をされていかがでしたか。
入社前に想像をしていた通りでした。従来は価格重視が主流であったPB商品を品質重視に転換することによっての成功や、最近であればTwitterやLINEなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を利用したマーケティングなど新たな取り組みを会社としてどんどん実行しています。また、社員に与えられる裁量という意味では、私自身、入社をして1年目からシフト管理や売価設定、商品の発注から売り場のレイアウトまで「やりたい」と手を上げたら店長に任せてもらえました。正直に申し上げると失敗も多くしましたが、試したことを数値でしっかりと効果検証して、次の施策につなげることの繰り返しによって、学ぶことも非常に多くありました。また、店長もその様子を見守ってくれている。入社をしてすぐにマツモトキヨシはチャレンジをさせてくれる会社だと実感しました。
薬剤師として出来ることはひろがっています。マツモトキヨシで描く世界No.1への飛躍
――入社をされてからはマツモトキヨシの中でどのようなキャリアを築いてこられたのでしょうか。
入社当初はカウンセリングを身につけたいと思い、OTC販売の店舗へ配属となりました。そこから2年程その店舗で働いていたのですが、働いている中で、今後高齢者が増加し、調剤の売上が伸びてくることを考えた時に、薬剤師として調剤スキルも身につける必要性を感じ、現在の調剤併設店に異動をさせてもらいました。調剤併設店に異動してからは、主に調剤室の周辺で働いていますが、お客様とは調剤以外にもOTCやサプリメント、日用品に関することでもコミュニケーションが発生します。会社としても掲げていますが、お客様に「美と健康」を提供する手段というのは、調剤やOTCなど薬剤師の専門領域に限らず、手段は色々とあるということを強く感じました。現在の店舗で2年程働き、今は薬局長として働いており、教育も行っています。
入社をしてからのこれまでの約4年で、調剤、OTC販売、店舗運営についてはしっかり学んできたと自負しています。近いうちにまずは店長になり、経営者意識を持って自分のお店を作っていきたいと今は考えています。また、薬剤師としての職能である調剤やOTCだけでなく、自身の仕事の幅を更に広げることは常に意識しています。今後、高齢化の影響で処方箋の枚数は増えていくとは思いますが、医薬分業率は数年で頭打ちになると思います。しかし、薬剤師の数は増えていく。そうすると患者様から選んで頂けるお店、また、薬剤師にならないと薬剤師同士の戦いの中で生き残っていけないと思っています。これまでの薬剤師は、薬のスペシャリストとして仕事をしていくことができましたが、今後は薬以外の分野にも幅を広げ、ゼネラリストとして活躍できる薬剤師になる必要性を強く感じています。
――野間様の考えるゼネラリストとして活躍できる薬剤師とはどのような薬剤師でしょうか。

自ら考え、お薬以外の価値を生み出すことのできる薬剤師だと思います。薬のスペシャリストである薬剤師は一定の医療の価値を提供することはできると思いますが、先ほども申し上げた通り、今後は「調剤ができること」や「OTCの知識があること」だけでは戦っていけません。
薬剤師は調剤やOTCに携わることが多いですが、もっと広い視野を持ち、お薬プラスアルファの価値を提供できる必要があると考えています。プラスアルファの価値というのは、それがOTCと併せて健康食品、栄養補助食品、日用品などについての知識を深めることによって、よりお客様、患者様の「美と健康」のために貢献するでも良いと思いますし、在宅業務のプロとして地域の方のお役に立つでも良いと思います。また、店舗運営について学んで、お客様がより店舗に足を運びやすくなるような店舗を考案できるようになるなど医療や健康の分野以外でも良いと思います。このような薬以外の知識やスキルを身につけて、患者様・お客様への価値を提供できる力が必要だと思います。
――マツモトキヨシさんの中で将来的にはどのようなキャリアを積みたいとお考えですか。
これまで学んできた店舗運営の知識を活かして、1~2年は店長として、自分のお店を作っていきたいと思っています。そのあとは、まだどう携わるかというのは決まっていないのですが、何らかの形で、会社の海外進出に携わってみたいと思っています。日本のドラッグストアで海外進出をして、成功をしている企業は今のところないと思います。マツモトキヨシが初めて成功して、まずはアジアでNo.1、ひいては世界No.1の企業にしたいです。
店舗運営でも経営について学べることはあると思いますが、更に視野を広く、ゆくゆくは会社の経営にまで携わることのできるようになるのが夢ですね。もちろん海外進出や会社の経営に携われるかは自分で決められることではありませんし、会社の意向もあると思います。ただ、やりたいことがある人にはチャレンジをさせてくれる会社なので、そのチャンスを与えてもらうためにも、自分を磨いておく必要性を感じており、語学やMBAの勉強にも日々取り組んでいます。
日々の活発な意見交換で培うマツモトキヨシの精神。チャレンジが歓迎される職場での成長
――マツモトキヨシさんの中で一緒に働きたい薬剤師はどんな方でしょうか。
どんな方向でもよいので、「自分を磨きたい」という方と働きたいですね。マツモトキヨシでは調剤、OTCはもちろんですが、カウンセリングやビューティ、店舗運営も任せてもらえるので経営についても学ぶことができます。また、現在のマツモトキヨシの中でできること以外にやりたいことがある人は、チャレンジを認めてくれる環境がマツモトキヨシにはあるので、自ら新しくやりたいことを作り出すということも可能です。大きなことでも小さなことでも良いので、積極的に意見やアイデアを発信し、やりたいことを実現するための自己研鑽を絶やさない方と一緒に働きたいと思っています。実際に、マツモトキヨシの社内には、自分で考えた意見やアイデアを発信できる人が非常に多いと感じます。店舗内でも、会議などで他の店舗の薬剤師や本部の人と話す機会でも感じますが、役職など関係なく、自由闊達な意見交換が行われています。
役職が上の方も意見を聞き、まずはチャレンジをさせるという姿勢を必ず持っている。そのあたりが、働きやすく、また、個人を磨ける環境を作っているのだと思います。マツモトキヨシは従業員一人一人が作っていく会社という考えがあります。各店舗や部署で、鍛えられた個人が集まった集団になれれば、マツモトキヨシの世界No.1も遠くない未来に見えるのではないか思っています。一緒にこれからのマツモトキヨシを作っていける方とお会いできるのを楽しみにしています。