薬剤師の意外な勤務先
2013/10/29
みなさん、こんにちは。
エムスリーキャリアの柳 久美子です。
突然ですが、『薬剤師の勤務先』と聞いて思い浮かぶのはどこでしょうか?
薬局、ドラッグストア、病院・・・等、一般的にはこの3カ所なのかなと思います。
さて、薬剤師さんの勤務先として『学校』があるのをご存じでしょうか?
この『学校薬剤師』という存在。意外とみなさん、知らないようです。
日々の業務が忙しく、学校薬剤師の活動について興味を持つ余裕がなかったり、
興味があってもマスコミなどの情報が不足している現状があるようです。
そういったこともあり、地方において『学校薬剤師』はかなり不足しているようです。
完結にまとめると、学校学校薬剤師の役割と業務は下記のようなものです。
【役割】
主に学校内の環境衛生について検査・助言を行い、児童生徒の健康増進に寄与すること
【業務】
・学校環境衛生検査
・薬物乱用防止教室
・ドーピング防止活動
・学校における医薬品管理
・学校保健安全計画の立案
さてその具体的な業務内容ってご存知ですか?
学校環境衛生検査と一言で言っても、
空気の検査やプールの水質検査、照度検査など・・・様々です。
例えば、照度検査と言っても、どこの照度を測定するかご存じでしょうか?
答えは、黒板と、教室の9カ所!
もちろん、測定後、結果を学校に報告する必要がありますが、
その前にまず電灯やカーテンなどしっかり清掃できているかなど確認する必要もあります。
ただ報告するだけではなく、どうしたらいいのかを考えなければなりません。
加えて、平成25年度からは、高等学校の新学習指導要領施行で、薬教育がはじまりました。
学校薬剤師と教職員が一緒になり、学生に指導していくことが求められる時代となり、
その職能も多様化してきています。
きっと、薬局やドラッグストアの勤務では積むことのできない経験が積めるはずです。
気になる方、まず下記を確認してみてください★
まだまだ姿がはっきりしない学校薬剤師の役割や仕事内容。
私達も、もっと具体的で分かりやすい情報が発信できるようにしていきたいなと思います。
薬剤師の意外な勤務先
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