薬局の”ポテンシャル"
2014/03/05
みなさん、こんにちは!
エムスリーキャリアの柳 久美子です。
先日、こんな記事をみつけました。
『介護が少ない街、和光市の秘密~和光市のお年寄りは、カジノがお好き?』
(東洋経済ONLINEより)
迫りくる高齢化社会に対し、東京都和光市の対策の特徴は、
介護の”予防”に力を入れているということ。
そのために、地域の仲間と交流してもらおうと
男女問わずお年寄りの方が”外に出たくなる”ような、『アミューズメント・カジノ』や『喫茶サロン』など、
日常生活圏で歩いていける範囲の中で、小規模な施設作っているとのこと。
これらは、交流の場としてだけではなく、看護師や管理栄養士も待機しているため、
健康や栄養バランスのチェックの場としても機能しているとのこと。
(一部抜粋)
詳しくは、下記をご覧ください。
読み終わって感じたことは、
こういった施設って、薬局に置き換えることができるんじゃないか?
ということ。
みなさんもご存じの通り、日本の薬局の数は、日本のコンビニの数より多いですよね。
(コンビニが46,134店舗、薬局が53,001カ所。 ※2013年調べ)
薬局は人々の生活圏内にあり(病院門前という、特殊な立地にあることは否めませんが・・・)、
その薬局には今、血圧測定機があったり、栄養士さんがいる店舗もあります。
和光市の『アミューズメント・カジノ』や『喫茶サロン』などのような役割を担える要素はあるはずです。
なぜ、では薬局はそのポテンシャルを発揮することができないのでしょうか?
記事にあったように、”行きたい”という気持ちを持ってもらうことが重要なのかもしれないですね。
もしくは、そういう場所であるという認識をまずは持ってもらうところからでしょうか?
薬局が今後、地域包括ケアシステムの中で、
人々が健康に暮らしていくことができるよう、健康相談所の役割を担っていくことは明らかです。
『薬局に行きたくなる』ような環境を作っていかなければいけないということ。
そのために、まずは『薬局の存在感』をもっと出していくために、
その地域に地域にあわせて”工夫”をしていかなければいけません。
数や立地、そういった”ポテンシャル”は非常に高い薬局。
あとは、どうしたらその存在をもっと知ってもらい、もっと人々の生活に必要としてもらえるか?
早い薬局はもうすでに始めているはずです。
みなさんの薬局はどうでしょうか?
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