”緩和ケアチーム”での役割
2014/01/28
みなさん、こんにちは。
エムスリーキャリアの柳 久美子です。
昨日、弊社 荒木田より【緩和ケア】についてメッセージを書かせていただきました。
【緩和ケア】については、薬剤師がひとりでなにかをするのではなく、
”緩和ケアチーム”で連携して業務に取り組んでいきます。
緩和ケアチームは、
痛みの緩和だけでなく、精神的なフォロー、QOL向上の貢献、
そしてご家族の生活のフォローと、
専門的な知識や技術により患者様とその家族にケアを行うチームです。
実際には、どんなメンバーで構成され、その中で薬剤師がどういった役割を任せられるのか?
みなさん、ご存じでしょうか?
▼緩和ケアチームの主な構成
【医師】
主治医の他に緩和ケア専門医(がんに伴なうさまざまな症状をコントロールする医師)がいる。
【看護師】
医師と同様、緩和ケア認定薬剤師
(緩和ケアに関する専門的知識や技術を持った看護師)がいる。
【薬剤師】
痛みをはじめとした、様々な症状をコントロールするための薬について、
個別に詳しい説明をする。
【臨床心理士】
カウンセラー。がんに伴なう心の問題に対して、心理学的立場から、専門的にサポート。
【理学療法士・作業療法士】
がんが進行し、今までのように体が動かなくなってきた時に、残された機能を
最大限に活用して生活すためのリハビリをする。
【栄養士】
がんの治療に伴なう副作用(食欲低下・口内炎)のために食事が進まない時、
どのような食事をとったらいいのかアドバイスする。
【医療社会福祉士】
ソーシャルワーカー。患者様とご家族の生活全般
(経済面・福祉制度・在宅療養のための転院先・訪問看などの調整)をサポート。
緩和ケアは、まだ日本で始まったばかりの医療と言えます。
そして、そこに薬剤師の存在は欠かすことができません。
緩和ケアに限らず、今後様々な領域で多職種との連携が必要な場面が
たくさん出てくるかと思います。
それぞれの場面で、薬剤師としてなにを期待されているのか?
そう考え行動していくことが、ひとつ、薬剤師の医療人として地位の確立に
つながっていくかもしれませんね。
****************今週のおススメ求人****************
【富山県高岡市】18時まで★未経験・ブランクOK★正社員/パート/管理薬剤師募集★
【静岡県静岡市】将来独立したい方にお勧め★積極的に経験が積めます!
当社は、ご入力いただいた情報を薬剤師転職コンサルタントの所属する提携人材紹介会社に提供いたします。 その後、薬剤師転職コンサルタントより直接ご返信を差し上げます。
上記事項にご同意の上、情報をご入力ください。