セルフメディケーション終了？
2013/10/04
みなさん、こんにちは。
エムスリーキャリアの柳 久美子です。
先日、友人と食事をしていたのですが、
何気なく話題の中で”セルフメディケーション”という言葉を使ったら、
『セルフメディケーションって何？』
と聞かれていました。
よく考えてみれば、私もこの業界で仕事をする前までは、
”セルフメディケーション”という言葉自体はCMで聞いたことがありましたが、
言葉の意味は知らなかったなと思います。
”セルフメディケーション”って意外にその言葉の意味や、
その言葉自体を知らない人がまだまだいるんですね。
さて、そんな言葉の馴染みにくさから、
今後は違う言葉を使って、人々に浸透させていく狙いがあるようです。
その新しい言葉が、”セルフケア”
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そもそも未だに一般に浸透しないセルフメディケーションについては、
言葉の馴染みにくさが散々指摘されていた。
今回はその対策として「セルフケアは言葉も短く意味も分かりやすい」
との要素に加え、西沢顧問は
「”メディケーション”は医療の意味合いが強いが、近年の欧米の業界運動を見ると、
医薬品だけではなく食事や運動、生活スタイルなど総合的に健康増進に
役立てるセルフケアの概念が中心になっている」と指摘。
その上で業界団体として、診断薬や検査機器、サプリメントなども含めた
形で展開の幅を広げる方向にあると説明する。
薬局新聞 2013年9月25日発行 より抜粋
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確かに、”セルフケア”って聞くと、なんだかイメージがしやすいですよね。
ただし、”セルフケア”という言葉を使用することで、
『健康食品などの方面に寄っていくと思われてしまうと大きな誤解』とし、
『医薬品レベルの基準・姿勢で機能や価値を打ち出しながら、あくまでも
薬を中心としたセルフケア、セルフメディケーションを担う方向で
組織的な位置づけを詰めていく』としていくようです。
もし、ドラッグストアで、お客様に”セルフメディケーション”という言葉を使った時に、
『んん？？？』と反応をされてしまったら、
”セルフケア”という言葉を使ってみるのもいいかもしれませんね！
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太田 千尋
