Dgs、実際のところの売上は?
2013/10/02
みなさん、こんにちは。
エムスリーキャリアの深山 隆文です。
あっという間に秋になり、急に気温が下がる日もありますが、
みなさん、体調は崩されていないでしょうか?
薬局もそろそろ繁忙期に入りますし、
ドラッグストアも風邪薬を買いに来られるお客様も増えるかもしれないですね。
ところで、セルフメディケーションが推奨されている中で、最近どこのドラッグストアも
『ヘルス&ビューティー』を掲げているところが多いですが、
実際のところ売り上げシェアってみなさん、ご存じですか?
【全国ドラッグストア売上推移】(出典 JACDS資料)
2012年度の総売り上げ 5兆9,408億円
▼内訳
医薬品:18,810億円 31.7%(+1.5)
化粧品:13,446億円 22.7%(-0.7)
日用雑貨:12,937億円 21.8%(-0.6)
その他:14,195億円 23.9%(-0.1)
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一位は医薬品、続いて化粧品。予想通りといったところでしょうか?
それにしても、日用品とその他のシェアもまだまだ強いよう。
その他というのは、主に食品類だそうです。
この結果をご覧になって、日用品や食料品のシェアがそんなに多いなんて
『やっぱりドラッグストアってコンビニとかホームセンターみたい!』
と思われる方もいるかもしれません。
でも、超高齢化社会突入目前の現在ということをよく考えてみてみると・・・
ドラッグストアは、医薬品も化粧品も日用品も食料品も手に入れられる。
ドラッグストアは、高齢化社会において、
『ワンストップショッピング』=必要とする商品を一カ所で手に入れることができる
をまさに実現しようとしています。
しかもそれが徒歩圏内―、つまり高齢者の方の生活圏内で叶えられるということは、
『トータルライフケア』=その方達の生活をサポートすることができる
ということです。
ちなみに、コンビニは、まだまだターゲットは若年層のようで、
高齢者の方の欲しいもののニーズと若干ずれているし、
ホームセンターは広すぎて、欲しいものがなかなか見つからず疲れてしまうそうです。
高齢者の方の目線になった際に、ドラッグストアの役割や利便性は格段に違うのが、
お分かりになりましたでしょうか?
もちろん、専門性を高めるために医薬品の売上シェアを伸ばそうという企業もありますし、
企業によって方向性は様々かと思います。
ドラッグストアで働かれているみなさん、
一度ご自分のドラッグストアの売上を見てみると何か発見があるかもしれませんね。
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