クイズ!
2013/07/14
『きもちいいトイレを、もっと』
こんな風に書いてあるポスターをこの前、駅で見かけました。
さて、どこの会社のポスターでしょうか?
みなさま、こんにちは。エムスリーキャリアの矢本 洋介です。
答えは、東京メトロのポスターです。
今年度、10駅11ヶ所のトイレをリニューアルするといった内容のポスターでした。
もちろん東京メトロの駅構内に貼られていました。
そこを他の企業に提供すれば収益になるのに、
あえて自分の企業のトイレのリニューアルをポスターにするのっておもしろい。
みなさま、どうしてそんなことするんだろうと思いますか?
上司とお昼休みにこのポスターについて話していたのですが、
『サービス向上』『利便性向上』のアピールなのではという話になりました。
東京都内は様々な路線が張り巡らされていて、おまけにタクシーもバスもある。
A駅からB駅に行くのにも様々な行き方があると思うんです。
そんな中、たとえば、A駅からB駅に行くまでに行き方が2通りあって、
大して時間も値段も変わらない。
そんな時、
『あ~あそこの駅のトイレはきれいだったから、メトロを使おう!』
って思ってもらえたら?
特に高齢者の方や、お化粧直しが必要な女性にとってトイレって重要ですよね。
ちなみに東京には600以上の駅が存在するようです。
その中で東京メトロの駅は179駅。
東京メトロを使ってもらうために、
どこの駅にもある、誰もが使う可能性のある、トイレをアピールをする。
サービス向上、利便性向上をアピールすること。
それと同時に、人々の生活に近ければ近いものほど、
差別化、もしくは区別化が必要なのかもしれません。
現在、薬局も飽和状態と言われていますが、
地域包括ケアシステムへ移行していく中、セルフメディケーションが推奨されていく中で、
今以上に、薬局の存在は人々にとって近い存在になります。
処方箋さえ持っていけば、全国どこの調剤薬局でも薬をもらうことができる。
そういった動きの中で、どうしたら患者様に選ばれる薬局になるのか?
たとえば、処方される薬の数が多い患者様にどういった心遣いができるのか。
たとえば、薬の在庫がない時に、どのような対応ができるのか。
厚生労働省が、早ければ今月末にも、14年度調剤報酬改定の基礎資料となる
「13年度薬局のかかりつけ機能に係る実態調査」を開始すると発表しました。
今回は、薬局を訪れた「患者向けアンケート」も実施し、「かかりつけ薬局に求める機能は何か」
といった本質的な問いかけを含む質問項目によって、患者側のニーズを吸い上げていくようです。
立地だけで薬局を選ぶという時代は終わり、
政府が打ち出す政策のもと、患者様に何ができるかを考え、
選ばれる薬局になっていかなければなりません。
薬局、薬剤師さんの取り組みがどれだけ患者様に伝わっているのか。
アンケートの結果が楽しみですね。
=====================================
わたしたち、エムスリーキャリア株式会社は
「イキイキと働く医療従事者を一人でも増やし、医療に貢献する」ことをミッションとし
即日求人のご案内を致します
年間1,500人以上の転職実績の安心
非公開求人も多数取り扱っています
弊社の会社概要はこちらです。
http://pcareer.m3.com/showCompanyDetail213.htm
当社は、ご入力いただいた情報を薬剤師転職コンサルタントの所属する提携人材紹介会社に提供いたします。 その後、薬剤師転職コンサルタントより直接ご返信を差し上げます。
上記事項にご同意の上、情報をご入力ください。