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薬剤師の転職実態調査-vol5.スキルアップ編

薬剤師の皆さんが仕事や転職についてどのように感じているのかを、エムスリーキャリアがリサーチする独自企画。「年収」「人間関係」「仕事内容」「キャリアアップ」などさまざまな角度から、薬剤師の転職・仕事に関する志向をご紹介します。 今回のテーマは薬剤師の「スキルアップ」について。 ”売り手市場”と言われて久しい薬剤師の転職市場は、たび重なる厳しい診療報酬改定や薬価引き下げなどを背景に、徐々に”買い手市場”へと移行しています。 それに伴い、薬剤師資格をもっているというだけでなく、スキルアップして市場価値を高めることが必要になりました。 では、実際に薬剤師はどのようなスキルアップに取り組んでいるのか見ていきましょう。

薬剤師の転職実態調査-vol5.スキルアップ編

研修認定薬剤師資格や医薬品知識の取得がメイン

図1:スキルアップに取り組んでいますか?

図2:スキルアップの内容は?

「スキルアップに取り組んでいますか?」という質問に対しては、83.3%の薬剤師が「はい」と回答。研さんを積むことに前向きな薬剤師が多いことが分かります。

スキルアップの内容として最も多かったのが、「認定薬剤師、専門薬剤師等の資格取得」で75.4%でした。2016年診療報酬改定に新設された「かかりつけ薬局・薬剤師」の算定要件に研修認定薬剤師が含まれたため、薬局業界では資格取得を促進しています。

かかりつけ薬剤師の詳細は「転職実態調査かかりつけ薬剤師編」

また、近年では病院の機能分化が進んでおり、病院薬剤師にも専門性が求められています。そのため、「がん専門薬剤師」「感染制御専門薬剤師」といった資格取得を目指す薬剤師もいるようです。

次いでスキルアップの内容として多かったのは「調剤スキルや医薬品の知識取得」で64.6%でした。新薬はもちろん、年々増えていくジェネリック医薬品を覚えるだけでもひと苦労。とはいえ、国を挙げて後発医薬品の促進が進められているいま、アンテナを張る必要があるでしょう。

「医療・薬剤師業界の情報収集」も53.8%と高水準。他の薬剤師や同業他社の優れた取り組みについて情報を集めることは、業務改善に役立つことも多いでしょう。

図3:スキルアップの目的は?

こうしたスキルアップに取り組む目的は「現在の業務に生かすため(81.5%)」「キャリアの幅を広げるため(63.1%)」に回答が集中しました。課題や目標の多くは日々の業務のなかで見つかるもの。目の前の課題を解決していくなかで、薬剤師としてのキャリアアップにもつなげているのですね。

そのほか、15.4%の薬剤師は「スキルアップ自体が趣味」と回答。趣味の時間を削って勉強!ではなく、勉強自体が趣味という人も一定数いるようです。

薬剤師のスキルアップの場はセミナーが中心

図4:スキルアップの手段は?

図5:1週間当たりのスキルアップにかける時間は?

図6:1カ月当たりのスキルアップにかける費用は?

スキルアップの方法はたくさんありますが、どんな形式で学ぶ薬剤師が多いのでしょうか。結果、半数以上の薬剤師が実践している内容は、「外部セミナーへの参加(66.2%)」「ウエブサイトの閲覧(64.6%)」「書籍を読む(60.0%)」「eラーニングや通信教育(53.8%)」でした。

薬剤師業界はセミナーや研修が充実しています。日本薬剤師研修センターなどの研修講座や学術大会をはじめ、厚生労働省や厚生局といった行政団体、製薬企業や医薬品卸などの民間企業が主催するセミナーも多数あります。

内容も製薬企業の自社商品に関する販促セミナーから、診療報酬改定、薬局・ドラッグストアの経営講座などさまざま。自分の求める講義を探してみるのもよいですね。

「ウェブサイトの閲覧」や「書籍を読む」は、いずれも医薬品の知識や薬剤師業界の動向を仕入れる手段として一般的なようです。新薬や業界動向などニュースを求めるときはウェブサイトを、特定分野の専門性の高い知識を獲得したい場合は書籍など、スキルアップの目的によって、適切に手段や媒体を使い分けることが肝要です。

スキルアップにかける時間は、「毎週1~3時間」が43.2%と半数近く。また、1カ月当たりの費用としては「1,000~5,000円」(41.5%)の薬剤師が多いようです。

近年では、スキルアップの支援制度を充実させている薬局も増えていますが、「0円(全額会社が補助)」と回答した薬剤師はわずか6.2%程度。スキルアップを自己投資として考えている薬剤師が多いようです。

スキルアップの支援制度が充実している職場を紹介してもらう

転職先として魅力的なのは、充実した社内勉強会

図7:かかりつけ薬剤師としてやりがいを感じる時は?

図8:重視する内容は?

最後は薬剤師のスキルアップと転職の関係性を調べました。

結果、転職先としてスキルアップできる環境を「重視する」人は70.5%。

スキルアップできる環境として優先度が高い項目は、「社内勉強会の頻度・内容」で60.0%。薬剤師は、業務と連動してスキルアップできる社内勉強会に最も魅力を感じるようです。

また、「資格取得支援制度」(54.5%)、「eラーニング環境」(52.7%)についても半数以上の薬剤師が重視。前述のように、研修認定薬剤師やがん専門薬剤師といった資格取得の支援制度が充実していることは、転職先を決める理由の一つとなっていることが分かります。

資格取得支援制度が整備された薬剤師求人を紹介してもらう

薬剤師に必要なスキルは、専門的な知識+対人能力の時代へ

生涯勉強が必要とも言われる医療業界。薬剤師も多聞に漏れず、常に新しい知識が求められます。近年では、「かかりつけ薬剤師・薬局」の推進とともに、専門的な知識のみならず、「対人業務」をこなせるコミュニケーションスキルの重要性も高まっています。

詳しくは「薬剤師の転職市場に異変!今後評価される市場価値とは」をご覧ください

薬剤師数が30万人を超えたいまもなお薬学部の新設は続いており、将来的に薬剤師は過剰になる時代がやってきます。

その時に必要とされる人材となるためにも、薬剤師としてのキャリアプランをしっかりともって計画的にスキルアップに取り組んでいただきたいと思います。

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