育休中は認定薬剤師の更新期限を延長できる!特例措置をわかりやすく解説

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子どもが産まれて育休に入ると、育児で手一杯。認定薬剤師などの資格のことなど考えられないというのが本音ではないでしょうか。

そんなママ薬剤師のために、多くの認定機関で、育休中の薬剤師をサポートするための特例措置が用意されています。

この記事では、育休中の認定薬剤師の更新延長制度の概要や申請方法など、ママ薬剤師が知っておきたい情報をわかりやすく解説します。

記事のポイント

・育休中は認定薬剤師の更新期限を延長できる。

・延長の申請時期や単位の扱いは認定期間によって違うので事前に確認を。

・期限を延長するのではなく、育休中に単位を集めて更新しておくという選択肢もある。

【ママ薬剤師は要確認】育休中は認定薬剤師の更新期限を延長できる?

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育休中は育児が最優先となり、仕事からも離れているため、認定薬剤師の更新のことなど考えられないというのが実際のところではないでしょうか。そんなママ薬剤師に対する特例措置について紹介します。

各認定機関における「育休中の特例措置」とは?

認定薬剤師の資格は、一度取得すれば一生モノというわけではなく、原則として「3年ごと」などの定期的な更新が必要です。

しかし、妊娠・出産して育休に入ると、研修を受けるのも難しくなります。そのため、多くの認定機関では、育児休業などのやむを得ない事情がある場合に、更新期限を延長できる制度を設けています詳細な条件や申請方法は認定機関によって異なるため、所属している認定機関の最新情報を確認することが大切です。

たとえば、代表的な認定機関である公益財団法人日本薬剤師研修センターでは、従来の月単位での一律な期間延長制度が2023年に廃止され、現在は「やむをえない事情により研修が困難になった場合の措置」という新制度に移行しています。

この制度では、「認定期間の何年目に育休(事情期間)に入ったか」によって、取得単位の免除、認定期間の延長といった特例措置が設けられています。

参考:公益財団法人日本薬剤師研修センター
やむをえない事情により研修が困難になった場合の措置について
https://www.jpec.or.jp/download/yamuwoenaijijyou_sochi.pdf

また、それ以外の認定機関でも同様の特例が設けられています。細かな条件はプロバイダーごとに異なるため、きちんと確認しましょう。

延長される期間はどれくらい?

延長期間は認定機関や状況によって異なりますが、多くの場合は育児休業期間に応じて数か月から1~2年程度です。

ただし、一律に育休期間すべてが延長されるとは限らず、延長期間に上限が設定されていたり、復職後一定期間内に更新手続きを行う必要がある場合もあるなど、細かな違いがあります。

認定機関によって扱いが異なるため、「他の認定制度では延長できたから大丈夫」と考えず、資格ごとに必ず最新の規定を確認しましょう。

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ママ薬剤師が育休中に認定薬剤師の更新の延長申請をする方法

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ここからは、育休中に認定薬剤師の更新の延長手続きをする方法について説明します。

1.準備するもの

更新の延長を申請する際に必要なものは、認定機関によって異なります。一般的には次のような書類が必要になります。

・更新延長申請書

・勤務先が発行する休業証明書

・母子健康手帳の写し

書類に不備があると時間がかかってしまうため、必要書類は事前によく確認しましょう。

2. 申請方法

申請方法も認定機関によって異なります。

近年はオンライン申請に対応している認定機関も増えていますが、郵送のみ受け付けている場合もあります。

基本的には、以下のような流れとなります。

1.各認定機関のホームページから指定の申請書をダウンロードする。

2.必要事項を記入し、母子手帳のコピーなどの証明書類を添付する。

3.オンラインや郵送など、指定された方法で提出する。

申請方法が変更されることもあるため、事前に各機関のホームページで確認しておきましょう。

3. 申請のタイミング

育休中の更新延長申請を行うタイミングは、認定機関によって異なります。

育休に入る前の申請が必要な場合もあれば、育休終了後に申請する機関もあるため、所属する認定機関のルールを事前に確認しておきましょう。

たとえば、前述した日本薬剤師研修センターでは、認定期間の終了日の2カ月前までに申請するよう定められています。

一方で、東京都薬剤師会の研修認定制度では、育休終了後速やかに申請することとなっています。

参考:公益社団法人 東京都薬剤師会
認定薬剤師の申請に関するFAQ
https://cpec.toyaku.or.jp/faq

資格更新のタイミングと育休が重なっている場合は、期限を過ぎると資格が一度失効してしまうリスクがあるため、産休・育休に入る前に申請スケジュールを確認するのが安心だといえます。

また、第一子の育休中に第二子を妊娠し、育休が長期間続くケースもあります。このような場合は、延長制度の対象となる期間や再度の手続きが必要かどうかが認定機関によって異なるため、早めに確認しておきましょう。

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育休中に更新の延長申請をする際の注意点

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育休中はなかなか資格のことまで気が回らないものです。育休中に更新の延長手続きをする際には、次のことに注意しましょう。

早めに情報収集をする

妊娠中や出産直後は、体調の変化や慣れない育児で心身ともに余裕がなくなります。 「育休に入ってからゆっくり調べよう」と思っているうちに、現在の認定期限が過ぎていた、ということにもなりかねません。

自分が取得している認定薬剤師の有効期限と現在の累積単位数、そして認定機関の延長ルールの3点は、産休に入る前に必ず調べておきましょう。

また、認定制度は定期的に制度改正が行われます。

たとえば、前述した日本薬剤師研修センターで2023年に制度変更が行われたように、以前の方法が変わっていることもあります。

たとえ前回の育休の時に手続きをした経験があったり、先輩ママ薬剤師から「このように手続きした」と聞いていたとしても、必ず認定機関のホームページで最新の情報を確認しましょう。

自分のキャリアプランに合わせる

育休後にどのような働き方をするかによっても認定薬剤師の重要度は変わります。

今後も認定資格を活かして働きたいのであれば、eラーニングなどを活用して育休中に少しずつ知識をアップデートしておくことで、スムーズに復職することができます。

一方で、延長制度を活用して無理なく更新するという選択もあります。

自分のキャリアプランに合わせて、育休という時間を十分に活かした方法を考えましょう。

延長ではなく育休中に単位を集めて更新するという選択肢もある

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ここまで、認定薬剤師の更新を延長する方法について解説してきましたが、逆に育休中に単位を集めて更新を済ませてしまうという選択肢もあります。

育休中の更新について詳しくみていきましょう。

育休中に更新を済ませてしまうメリット

延長申請をすれば一時的に猶予は生まれますが、復職後に短期間で多くの単位を集めなければならなくなるケースもあります。

たとえば、日本薬剤師研修センターの1年目育休の場合、3年で30単位という総数は変わらないため、復帰後に負担が集中することになります。「あと〇ヶ月で〇単位取らなきゃ!」と追われるのは精神的にもかなりのプレッシャーです。育休中に更新を完了させておけば、すっきりした状態で復職に集中できます。

最近は、オンライン研修やeラーニングが充実しています。

子どもが昼寝をしている時間や夜の空き時間を利用すれば、育休中でも少しずつ単位を取得できるでしょう。家族に協力してもらえば、まとまった時間を取ることができるかもしれません。

最新の薬物療法や制度改正を学び続けることで、復帰後も安心して業務に取り組めます。

「育休中だから更新は無理」と決めつけず、育休中の生活リズムに合わせて学習できるかを考えてみましょう。

育休中に更新する際の注意点

産後の身体は、全治数カ月の怪我を負っているのと同じ状態と言われるくらいの状態です。さらに数時間おきの授乳による睡眠不足も重なります。

現在は研修もeラーニングで受講できるとはいえ、無理をして体調を崩しては元も子もありません。

特に子どもが0歳の時期は生活リズムが安定しないため、思うように勉強時間が確保できないケースも珍しくありません。

無理をせず、自分の体調と子どもの様子を考えながら、自分に合ったペースですすめていくことが大切です。

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現在は子育てに関する配慮が進んでおり、認定薬剤師の更新に関しても延長という選択肢が用意されています。きちんと準備すれば、無理なく資格を維持できます。

大切なのは、育休に入ってから考えるのではなく、妊娠中や産休前から制度を確認して用意しておくことです。

また、オンライン研修などを活用すれば、育休中に更新を済ませることも可能です。

今後のキャリアや復職時期を踏まえ、自分にとって最適な方法を選択しましょう。特例措置を上手に活用し、資格を維持しながら安心して育休期間を過ごしてくださいね。

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