最後に残る”薬剤師としての仕事
2013/11/01
みなさん、こんにちは。
エムスリーキャリアの矢本 洋介です。
今日から11月。
調剤薬局やドラッグストアも繁忙期ですね。
みなさんも風邪をひかないよう、お気をつけください。
年の瀬が近づくと、どうしても1年を振り返ってしまうものですが、
薬局業界のことを振り返ってみると、
電子お薬手帳や、薬局でのiPad導入の普及といったようなICT活用のニュースを
今年もよく耳にしたなと感じます。
政府が掲げる健康・医療戦略の中でも、
様々な部分を電子化させることで、患者様の利便性や安全性、
質の高い医療提供の向上を目指すといったことが掲げられます。
現在の薬局でも、大手調剤薬局を筆頭に、
調剤業務のオートメーション化が急激に進んでいますよね。
では、こういった中、薬剤師として今後仕事をしていこうと考えた時、
どういう仕事が、”薬剤師の仕事”として残るのか、みなさんご存じでしょうか?
今後、最後まで薬剤師として残る仕事、それは、
①コミュニケーションをとる仕事
②マネジメント、企画立案に関わる仕事
と言われています。
②については、どんどん色々なことにチャレンジして挑戦していくのか、
それとも現場で専門性を高めていくのか、描くキャリアで違いがあるかと思いますが、
①については、必ず、すべての薬剤師が薬剤師としてしていく仕事ということです。
言いかえると、①のスキルがない場合、
薬剤師過剰時代で生き残ることはできないということも意味します。
もちろんコミュニケーションといっても、
ただ会話がスムーズにできればいいということではありません。
患者様の想いをくみ取れることができる聞く力、理解する力、
患者様に理解し実行まで移してもらえる、伝える力を持っているということ等。
薬剤師は医薬品を扱うプロとして、お薬を『物』として扱うのではなく、『お薬+情報』を提供すること。
プラスαの患者様に対するケアや知識を提供できるところまで求められます。
どんなにオートメーション化が進んでも薬剤師の仕事として残るもの。
それはきっと薬剤師としての仕事というよりも、人としてできる仕事なのかもしれません。
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