世界で唯一の専門薬剤師制度
2013/10/30
みなさん、こんにちは。
エムスリーキャリア株式会社の宮本 晋一です。
2020年東京オリンピックの決定からもうすぐで2ヶ月。
あっという間ですね。
タイトル通り、世界で唯一の認定薬剤師制度。
それは、スポーツファーマシストです。
正確に言うと、『ドーピングに関わる専門薬剤師認定制度』が、
世界で唯一の取り組みであり、注目をされています。
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東京は日本におけるドーピング陽性率の低さを強く主張していました。
日本においては日本アンチ・ドーピング機構(Japan Anti-Doping Agency:以下JADA)による
2007年から2012年までの陽性事例報告から割り出した陽性率は約0.13%であり、
世界アンチ・ドーピング機構による平均値(2003."2011年)の1.39%と比較しても
10分の1以下の陽性率となっています。
この非常に低い陽性率は日本人がフェアプレー精神を国民性として持つという美点もありますが、
JADAなどによる地道な教育啓蒙活動も大きな役割を果たしています。
また、オリンピックにおいてドーピング防止活動が重要視されるもうひとつの理由はその開催理念です。
「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍などさまざまな差異を超え、友情、連帯感、
フェアプレーの精神を持って理解しあうことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」
オリンピックはスポーツの国際競技会にとどまらず、教育の意味合いを強く含んでいます。
そのため、薬物乱用防止や倫理教育からの視点としても重要な意味をもつ
ドーピング対策を高く評価します。
実際、今回の招致に関わる立候補ファイルのなかでも、
日本のアンチ・ドーピング教育体制の充実がアピールされていました。
ファーマシストマガジンより抜粋
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スポーツファーマシストの役割は、
ドーピング対策だけでなく、その根底にある『教育』にまで役割が及びます。
ひとつの専門薬剤師の資格を取得することで、
その取得した薬剤師の方の職能可能性が何倍にも広がるような気がするのは私だけでしょうか?
現在、資格取得者数は、5813名。
今年度は、もしかしたら東京オリンピック開催決定の影響もあり、
取得者数は増えるかもしれないですね。
さて興味を持たれ方、詳しくは下記の記事をご確認ください。
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