ドラッグストア主催イベント
2013/07/29
みなさま、こんにちは。エムスリーキャリアの矢本 洋介です。
夏は、お祭りをはじめ、様々なイベントが開催される季節ですね。
ご存じの方も多いかと思いますが、
ドラッグストアでは、季節に限らず、健康、生活にまつわるイベントが開催されています。
健康フェアや、歯磨き教室。
または、行政と協力して、栄養相談会や健康測定等を
実施されているドラッグストアもあります。
これらのイベントは、自分の健康状態が、今どういう状態かを知ること、
そして健康維持、予防のために何をするべきかを学べる場となるはずです。
たとえば、現代病と言われる生活習慣病。
がん、心疾患、脳血管疾患などは、若いころから食生活や睡眠、喫煙、飲酒、ストレスなどの
生活習慣を長年に不適切に積み重ねた結果、発症することが多いと言われています。
日々の生活習慣を見直し、改善できれば、予防できるということ。
セルフメディケーションが推奨されていく中で、
そういった自分の生活習慣を自覚し、健康管理ができるようになることも必要とされていきます。
まずは、自分の体に、健康に、興味を持ってもらうこと。
ドラッグストアは、今後、単に医薬品を提供するだけでなく、
その前段階である『地域の人々の健康に貢献していくこと』が必要とされています。
また、自分ひとりで学ぶのではなく、地域の人が一緒に集まり学ぶことによって、
コミュニティを作る場にもなっていくはずです。
子育て相談室や高齢者向けのロコモティブシンドロームの予防への取り組みとして
歩行訓練を実施しているドラッグストアもあります。
例えば子育てをしている中で、
『こどもが薬をなかなか呑んでくれない』
『歯磨きをしっかりしてくれない』
など、同じ悩みを持つ人達が集まることで、一緒に困っていることを共有しあいながら、
子育て相談室で解決することができる。
一人暮らしの高齢者の方であれば、外に出るのが億劫という方もいるかと思います。
そういった方達にとって、日曜品もそろえることができる場所であるドラッグストアには、
必然と行くようになると思います。
そこで、こういったイベントに気軽に参加することによって、
外との関わりを持つことができる。
今後、ドラッグストアは『地域のコミュニティを作る場』として、
身体的な健康面のサポートだけでなく、
心の健康もサポートする役割も担っていくのかもしれませんね。
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高原 伸介
