これからの薬剤師は英語必須!?
2013/10/18
みなさん、こんにちは。エムスリーキャリアの宮本 晋一です。
突然ですがみなさん、『医療通訳』というお仕事をご存じでしょうか。
医療の現場でお仕事をされているみなさんでしたら、ご存じかもしれませんね!
『医療通訳』は、日本語のコミュニケーションが難しい患者様や家族に対し、
通訳をする職業です。
日本の医療現場における『言葉の壁』は、健康や生命と直結するだけに、
極めて重大な課題とされています。
しかし、まだまだ認知度も低く、制度も整っていないため、
人材が育たず、各地域、ボランティアで請け負っているのが現状のようです。
そういった背景もあり、外国の子供が医療通訳をしているという現状があります。
医師の診療を受ける際、日本語がうまく話せない親のために、
在日外国人の子どもたちが、病状等を親の代わりに伝えているのです。
医療通訳をした子どもの中には、『親の役に立っている』
という経験からプロの通訳を目指す子どもも出ていますが、
子どもにとっては、精神的な負担が大きく、
専門用語が多いので誤訳の恐れも指摘されているようです。
阿倍政権の政策で、『健康・医療・介護』という言葉がよく出てきますが、
国際医療交流(外国人患者の受け入れ)も新成長戦略の中で掲げられています。
◆外国人に提供される検診・医療機関の質の確保
◆外国人医師・看護師による国内診療等の規制緩和の検討・実施 等
自分の症状を自分の言葉で伝えられない不安や、ストレスは計り知れないものです。
場合によっては、病院や薬局に行くのが嫌になってしまったり、
恐怖になってしまうかもしれません。
薬局も含め、まだまだ医療の現場にはたくさんの課題がたくさんあります。
将来、薬剤師は英語が話せるのが必須!なんて日も来るかもしれませんね。
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