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薬剤師過剰時代に生き残るには?

転職メッセージ

薬剤師過剰時代に生き残るには?

2013/10/04

みなさん、こんにちは。

エムスリーキャリアの荒木田 由来子です。

先日、化粧品の美容部員をしている友人に久しぶりに会った際、
企画・営業に異動になり、高齢者向けの化粧品の企画をしているとの話を聞きました。

『今まで、お客様はほとんど若い女性ばかりだったけれど、
 今度は、高齢者の方がお客様になるので、伝え方も話し方も全く違って難しい』とのこと。

薬剤師さんも、処方箋をお持ちになる患者様への対応ばかりだったかもしれませんが、
地域包括ケアシステムへの移行、セルフメディケーション推進の中で、
その役割はどんどん変わってきています。

それに加えて、薬剤師過剰時代の突入。
取り巻く環境が変わっていく中で、
どうすれば薬剤師として生き残っていくことができるのでしょうか?

これが全てではないですが、
『地域社会でどのように薬剤師として力を発揮していくか?』
という考えをしっかり自分自身で持ち、行動に移していくことが鍵になってくるはずです。

さて、地域社会と言っても様々。
どういった活躍の場が待ち受けているのかまとめてみました!
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【学校で活躍する!】
 薬物乱用防止活動や、学校での薬教育を充実させ、
 『薬は対面で薬剤師に相談をして購入するもの』という考え方を浸透させる。
 学校薬剤師が講師もしくは養護教諭のサポーターとして
 主体的な役割を担うことが求められる。

【地域イベントで活躍する!】
 地域で開催される健康や保健に関する催しに参加し、お薬手帳の携行と利用方法、
 医薬品の正しい管理方法、医薬品や健康食品の適正使用について啓発を行い、
 食事・運動相談や禁煙相談等の健康相談を行う。

【緊急の際に活躍する!】
 震災等の救護活動に薬剤師は必要不可欠となっており、
 派遣される医療チームには、必ず薬剤師が含まれている。
 災害派遣医療チームに薬剤師が参加することで、診療効率が格段に挙がる。

【スポーツの世界で活躍する!】
 スポーツ界でドーピング防止の考え方が徹底され、スポーツファーマシストが競技者および、
  指導者のよきアドバイザーとなっている。また、一般のスポーツ競技者も、薬の使用について、
  薬剤師に相談することが一般的となっていく。

(日本薬剤師会 薬剤師の将来ビジョンより抜粋、参考)
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地域社会で活躍というと在宅医療のイメージが強い方もいるかもしれませんが、
それと同じくらいに、処方箋を持って来ない人々の生活をサポート
していくことが求められます。

『地域社会でどうやって活躍していきたいか?』
ぜひ一度、みなさん考えられて見てはいかがでしょうか。

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