遠距離恋愛
2013/07/04
月曜日から切ないテーマだなと胸を締めつけてしまった方、ごめんなさい。
こんにちは。エムスリーキャリアの荒木田 由来子です。
最近読んだ本に慢性疾患の患者様への服薬指導について、
下記のように述べられていました。
『いかに素晴らしい服薬指導を受けたとしても、
慢性疾患患者の処方箋に対する処方箋日数は2ヶ月がいまや常識。
言い換えると、薬剤師が次にその患者と会うのは2ヶ月後。
そもそも患者がどれだけ服薬指導の中身を覚えられるかが問題であり、
その後の2ヶ月間、治そうというモチベーションを維持できるかはさらに大きな問題である』
ん?なんだっけ?この感じ・・・
私はもう一度読み直しました。
そして思い出しました。
数年前まで遠距離恋愛でお付き合いしていた恋人のことを・・・。
2ヶ月に1回、直接会ってどんなに楽しい時間が過ごせたとしても、
その束の間の楽しい時間が終わる時、いつもいつも不安になりました。
忘れないでいてくれるかな?
冷めないでいてくれるかな?
2ヶ月後ちゃんと会えるのかな?
薬剤師さんと慢性疾患の患者様の関係って、
まるで遠距恋愛の関係のようじゃないですか?
病院完結型から地域包括ケアシステムに移行している中で、
慢性疾患の患者様にとって、薬局という場は今後さらに重要な場になってきます。
慢性疾患の患者様に対し、正しく丁寧に服薬指導をすることはもちろんのこと、
服薬指導の際に、数ヶ月分のケアをしていくことが必要とされます。
それってどういうことなのでしょう?
恋愛をする時に、よく『相手のことをもっと知りたい』とか
『相手のことを想って』なんて言葉がよく出てきます。
患者様に対しても同じように、『患者様を知る』そして『患者様の立場に立って』、
服薬指導やケアをしていくことが大事になっていくのではないでしょうか。
患者様の病気になってしまった背景、生き方や考え方や性格。
そういう部分を加味していったら、よく知っている病名や症状でも、
服薬指導の方法、もしくは伝えることは必然と変わってくるはずです。
ましてや、本当の恋人のように、気軽にこちらから連絡をすることはなかなかできません。
だからこそ、逆に、患者様がなんでもない時に、もしくはちょっと不安を感じた時に、
気軽に足を運んでいただけるような、足を運びたくなるような関係を築いていくことが重要です。
すると、2ヶ月に一度しかお会いできなかったのが、1ヶ月に一度お会いできるようになり、
よりきめ細やかなケアをしていけるようになるはずです。
患者様を恋人のように想うこと。
大げさかもしれませんが、今後、地域包括ケアシステムの中で、
かかりつけ薬局として選ばれるには、もしかしたらポイントになってくるのかもしれませんね。
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