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★2014年お薬手帳事情★

転職メッセージ

★2014年お薬手帳事情★

2014/01/17

みなさん、こんにちは!

エムスリーキャリアの安東 里恵です。

2014年もはじまり、1月もあっという間に半分を過ぎましたね。

最近、薬局新聞でよくみかける”お薬手帳”の文字。
気になって調べていたんですが、なにより驚いたのは、
紙のお薬手帳が動物のイラストやキャラクターが描かれたものなど、
かわいいお薬手帳がたくさんあることでした!

さて、政府のIT戦略医療本部の掲げる『どこでもMY病院構想』の中で、
医療のIT化が進み、お薬手帳の電子化している薬局も増えてきています。

『harmo(ハルモ)』のように、薬剤師会と地域が協力して、
電子お薬手帳をスタートさせているところ、
特に大手企業では、独自のICカードがあったり、携帯アプリを開発しています。

現在、電子お薬手帳の実施をしているところ、これから導入を検討しているところも含めると、
1500薬局以上での稼働が視野に入れられており、
またさらに増えていくことが予想されます。

紙のお薬手帳については、薬局に持って行ったとしても、
日常の外出時に持参しているのは少ないのが現状です。
現代の携帯電話の所持率の高さを考えると、お薬手帳のアプリなどがもっと普及されれば、
お薬手帳の持ち歩き忘れを防止するだけでなく、
災害時など万が一の時の利便性は非常に高いはずです。

ただし、現状は、単なる普及になっているところもあり、課題もあります。
その課題のひとつに、企業ごと独自のアプリ・ICカードの普及が挙げられます。

いくら電子化されたとしても、それが企業ごとでしか使用しかできないものなのであれば、
結局、患者側は一括で情報を管理することができなくなったり混乱を招いてしまう可能性が
あります。

現在、電子お薬手帳への情報提供は、薬剤服用歴管理指導の算定ができないため、
あくまでもサービスの一環です。
そのため、お薬手帳のIT化が患者様への安心や利便性を高めるものではなく、
患者様を自分の薬局に促す、利益を生み出すための道具になってしまう可能性もあります。

お薬手帳のIT化は、薬局の利益ではなく、
患者の医療参画がベースにあると言われています。

今後のお薬手帳のIT化普及が、患者を混乱させるものではなく、
患者様への安心や利便性を高めるものになるよう、
企業ごとに進めていくのではなく、薬局業界全体で、認識、歩幅を合わせていくことが
必要になのかもしれません。

※参考資料 薬局新聞 2014年1月1日号

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