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”今年11月”が生む1年の差

転職メッセージ

”今年11月”が生む1年の差

2013/11/06

みなさん、こんにちは。

エムスリーキャリアの安東 里恵です。

11月になり、今年も残すところあと2カ月。
11月という時期は、特にイベントもないなんてことない時期な気もしますが(笑)、
転職を考える上では、意外に重要な時期だったりします。

そのポイントは、企業側の状況にあります。
2014年度の新卒の内定式が9月または10月に行われ、新卒入社の人数もほぼ決定し、
11月は、現段階での人員不足を補充するために、
中途採用への活動に力が注がれやすい時期です。

【2013年12月】
では、それなら12月でもいいんじゃない?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
この時期はやはり年末年始の準備に向けて、忙しくなるため、
12月にご登録いただき、面接を実施したい企業が出てきたとしても、
年内でのご面接が難しくなってしまう可能性があります。
退職交渉等考えられていても、ご自身の思うように転職活動が進められない可能性があります。

【2014年1~3月】
さらに年明けになると、募集自体は引き続き続いているものの、
『新卒の店舗配属を決める時期に入ってくるので、新卒の状況で配属店舗が決定する』
というように、やはり新卒が優先されてしまう状況が出てきてしまう可能性があります。
また、新卒獲得の最後の追い込みで、新卒と中途採用の担当者を分けていない会社は、
新卒の面接に忙しくなる可能性があります。

【2014年4月~】
年末年始に転職活動がうまくいかなかったので、来春に・・・!と思われる方。
2014年というのは、6年制薬剤師が新卒で入社をし3年目。
実は、薬剤師を問わず、入社3年目の4割が転職願望があると言われています。
新年度に入り、入社3年目を迎える6年制薬剤師が、転職活動を始める可能性があります。
その動きの予測は、現状できません。
同じ時期に、転職活動を始めるようになる可能性も出てくるかもしれません。

このように、入社3年目の6年制の薬剤師の状況も踏まえ、
2013年11月に転職活動を始めるか始めないかは、
意外と、今後に大きな影響が出てくるかもしれません。

タイミングを図っているうちに、気がついたら来年の今頃を迎えているかもしれません。

だからと言って、すぐに転職活動をしなければいけないということではありません。
大切なのは、『今、自分をとりまく環境がどういう状況なのか』をしっかりと理解し、
『環境を踏まえた上でのご自身のベストタイミング』
でご転職をしていただけたらと思っています。

ただ、転職先で、しっかりと勉強していきたい、OJTを受けたいということであれば、
これから薬局やドラッグストアは繁忙期を迎える状況を加味すると、
今年11月の早い段階でご転職をするというのもひとつの手かもしれません。

もしご状況だけでも聞かれたい方いらっしゃれば、ぜひご連絡ください。
まずは情報収集をして、どういう状況なのか、その上でベストなタイミングがいつなのかを
考えていただければと思います。

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