薬剤師のヒューマンスキルとは?
2013/10/01
みなさん、こんにちは。
エムスリーキャリアの安東です。
先日、弊社の社内セミナーにて、『残る薬剤師 消える薬剤師』の著者、
藤田 道男氏の講演がありました。
病院完結型医療から地域包括ケアシステムに移行していく中、
今後、薬剤師に求められる役割は本当に多岐に渡るものだと改めて感じました。
さて、そんな中で、これから薬剤師過剰時代に突入すると言われていますが、
薬剤師として活躍をしていくために必要なもの、求められるものは、
『ヒューマンスキル』と、お話がありました。
【ヒューマンスキルとは?】
対人関係能力。
業種・職種に関係なく、薬剤師でなくともあらゆる職種に求められる普遍的なスキル。
※ヒアリングスキル(傾聴力)・ネゴシエーションスキル(交渉力)・ビジネスマナー等
コミュニケーションスキルは、ヒューマンスキルの中でも最も重要な要素と言われています。
そして、薬剤師のヒューマンスキルというのが下記の4つだそうです。
① 医療人しての意識(生命・健康への関わり)
② 使命感(なぜ薬剤師を選んだのか?)
③ 相手に対する思いやり(個別性)
④ 成長思考=自分を磨くこと(上昇志向とは違う)
薬剤師のヒューマンスキルというのは、『やり方』ではなく『在り方』。
今後、生き残る薬剤師というのは、
薬剤師としての必要なスキルや知識だけではだめだということです。
例えば、ある薬剤師さんの話によると
在宅業務に携わり、その患者様の生活や背景にまで踏み込んで関わった時、
初めてご自身が医療人であり、医療の現場で仕事をしているのだと実感されたそうです。
この瞬間に、この薬剤師さんに医療人としての意識が生まれたのです。
『薬剤師として在り方』―、みなさん考えられたことはありますか?
きっとこのページをご覧になっている方は、転職を考えられている方が多いはず。
転職は、自分の仕事に対する想いや考え方を振り返るのにいい機会です。
最初にもお話したとおり、今後、薬剤師過剰時代を迎える中で、
薬剤師として活躍していくには、必ず薬剤師としてのヒューマンスキルが必要です。
これからも薬剤師として働いていきたい!という理由は明確でしょうか?
もし、ご転職をお考えなのに、その点がはっきりしていない方がいらっしゃいましたら、
エムスリーキャリアにご相談ください。
ご一緒に、みなさんの薬剤師としての将来を一緒に考えながら、全力でサポートをしていきます。
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