転職メッセージ
”自分で考える”薬剤師
2014/01/17
みなさん、こんにちは。
エムスリーキャリアの古川 達也です。
まだまだ寒さが続いてますが、みなさん風邪はひかれていないでしょうか？
2015年度の新卒採用も本格的になってきており、
中には、お手伝いをされている薬剤師さんもいらっしゃるかもしれませんね！
さて会社での採用は、”新卒採用”と”中途採用”と大きくふたつに分かれますが、
『中途採用に求められるもの』は、
実務スキルよりも『社会人としてのヒューマンスキル』と言われています。
社会人としての基本的なマナーはもちろん、特に、
『積極性』 与えられた業務だけでなく、自ら考え行動できる力
『柔軟性』 状況に応じて、柔軟に思考や行動を変化させられる力
といったスキルを求められるようです。
みなさんはいかがでしょうか？
この春に、3回目の6年制卒の薬剤師が誕生します。
過去2回、6年制卒の薬剤師が社会に出て働いていますが、
6年制の薬剤師は、自分で”考える力がついている”印象を受けるそうです。
これは、すでに6年制を卒業している薬剤師だけに限ったことではなく、
6年制の薬剤師が実務実習を受けている際にも感じているようです。
もちろんまだまだ経験値としては少ないため、
その場で”即答する”ことは難しいようですが、
時間をかけて文献を検索したり、治療歴の電子カルテから見て
『この人にとってはこうだと思います。』
と、しっかり言える薬剤師や薬学生が多いようです。
今後、ますます在宅医療が進んでいくに伴ない、
薬剤師がチーム医療に参画していくことも多く、他の職種の人々と連携していく中で、
”医療人として、薬剤師としての意見、判断、支持”
を求められる機会は確実に増えていくはずです。
また在宅医療だけでなく、”臨床判断”や”フィジカルアセスメント”など
自ら判断していく業務が増えていき、
”自分で考える力がついている”薬剤師が今後必要とされていくはずです。
薬剤師業界の変化を敏感に感じ、
まずは自分はなにを勉強すべきなのか？そこをまず自分で考えていくことも必要かもしれません。
そうは言っても忙しい中で、自分と向き合うことは意外と難しいこと。
実際に転職までは考えずとも、他の人がどう考え、
なにをすでに勉強しているのか？
転職を考えてはいなくても、そういったことが気になる方はいるのではないでしょうか？
そういった方、ぜひ一度ご相談ください。
単にお仕事探しのサポートだけでなく、
情報の収集の場としてもご利用いただければと思っています！
参考資料：『調剤と情報』2014．1 vol.20
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山田 宣人
