
総合メディカル(そうごう薬局グループ)
調剤スペシャリスト志向
入社3年目でがんの病院研修へ
荒井 元志
(あらい もとし)
(あらい もとし)
総合メディカル株式会社
そうごう薬局塩原店
そうごう薬局塩原店
明治薬科大学卒業


荒井 元志(あらい もとし)
総合メディカル株式会社
そうごう薬局塩原店
そうごう薬局塩原店
明治薬科大学卒業
総合メディカルの荒井元志さんは、入社3年目から外来がん治療認定薬剤師育成プログラムに参加し、今もがんに精通した薬剤師を目指して研鑽を積んでいます。会社と二人三脚で達成した資格取得の苦労や今後の展望をうかがいました。
Career Step
キャリアステップ
2017年 | 総合メディカル入社。そうごう薬局子母口店(神奈川県)に配属 |
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2019年 | そうごう薬局天神中央店(福岡県)に異動。外来がん治療認定薬剤師育成プログラムに参加 |
2022年 | 外来がん治療認定薬剤師取得。そうごう薬局塩原店(福岡県)に異動 |
Interview
インタビュー
キャリアパスの豊富さに惹かれ総合メディカルへ

総合メディカルには、若手にもチャンスを与えてくれる懐の深さがあります
Q.
総合メディカルに入社した理由を教えてください
実務実習のときにがん患者さんと接して、がん治療の難しさと奥深さを知りました。今後、がん治療では在宅医療の果たす役割が大きくなることが予想できたので、薬局でがんに精通した薬剤師になりたいと思いました。外来がん治療専門薬剤師(BPACC)はできておらず、外来がん治療認定薬剤師(APACC)もそこまで注目されていない頃でしたが、当時から総合メディカルではAPACCを取得している先輩薬剤師が多かったことで興味をもちました。話を聞くと、積極的に資格取得支援をしてくれる会社ということがわかり、入社の決め手になりました。
Q.
実際に働いてみて入社前の印象とギャップを感じましたか?
まったくありません。むしろ、まさか入社3年目でAPACC育成プログラムに参加させてもらえるとは当時思っていなかったので嬉しい誤算でした。育成プログラムへの参加は公募で在籍年数などの縛りがなかったため、「何事もチャレンジだ!」と思い積極的に動いて良かったです。
ちょうど連携薬局の認定制度と関連してがんに関する認定・専門資格の注目が高まり始めた時期であり、タイミングに恵まれた部分はあると思います。しかし、それを差し引いても、総合メディカルは社員の「やりたい気持ち」を応援してくれる会社だと実感しています。
ちょうど連携薬局の認定制度と関連してがんに関する認定・専門資格の注目が高まり始めた時期であり、タイミングに恵まれた部分はあると思います。しかし、それを差し引いても、総合メディカルは社員の「やりたい気持ち」を応援してくれる会社だと実感しています。
コロナで試験が延期になるも無事資格を取得

会社のサポートを受けながら認定試験の準備を進めました
Q.
病院研修のために福岡県に転居したそうですね?
はい、これまでずっと首都圏で生活してきたので、土地勘がまったくない点は少し不安でした。ですが、せっかくのチャンスを逃したくないと思ったので、迷いはなかったです。転居費用はすべて会社負担で、家賃も8割補助してもらえる点もありがたかったですね。実際に引っ越してみると、福岡県のなかでも中心地ということもあり生活に大きなギャップはなく、研修に集中できました。
Q.
APACCの取得にはどんな苦労がありましたか?
症例報告を集めることは大変でしたし、筆記試験対策や面接対策なども決して簡単ではありませんでした。しかし、なにより衝撃的だったのは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、認定資格試験が1年延期したことです。こういう事態も起こり得ると覚悟はしていましたが、複雑な気持ちでした。ですが、試験延期に合わせて育成プログラムも延長していただき、無事翌年に合格できました。
毎週、勤務時間中に学習時間を1時間設けてもらえたり、有資格者の先輩薬剤師に質問できたりと手厚いサポートがあり、会社側の負担は決して少なくなかったはずです。しかし、延期にも柔軟に対応してもらえたことは本当に感謝しています。
毎週、勤務時間中に学習時間を1時間設けてもらえたり、有資格者の先輩薬剤師に質問できたりと手厚いサポートがあり、会社側の負担は決して少なくなかったはずです。しかし、延期にも柔軟に対応してもらえたことは本当に感謝しています。
目指すは専門医療機関連携薬局の認定

育成プログラムや資格取得で得た知見を、後輩達にも積極的に伝えています
Q.
APACC取得後はそうごう薬局塩原店で活躍されていますね?
はい、塩原店は年間約500人のがん患者さんに対応する店舗です。育成プログラムや資格取得で培った経験を生かしながら、日々患者さんと向き合っています。がん領域は日々進歩しているため、まだまだ勉強の日々ですが、自信をもってがん患者さんとコミュニケーションがとれるようになったことを実感しています。
Q.
今後のキャリアの展望を教えてください
直近の目標は今働いている塩原店で専門医療機関連携薬局の認定を取得することですね。BPACCの認定は見込みが立っているのですが、ほかの要件も満たせるように体制づくりから頑張っています。そして、ゆくゆくは総合メディカルの専門医療機関連携薬局を増やしていきたいですね。会社に貢献したいという気持ちももちろんありますが、連携薬局が増えることで助かるがん患者さんを一人でも増やしたいです。