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インターンシップとは

インターンシップとは

インターンシップとは、学生が在学中に行う就業体験のこと。ワークショップやディスカッションなどを通じて、企業、業界、キャリアなどの理解を深められるのが魅力です。

近年は、採用過程にインターンシップを導入し、インターンシップを通して学生の適性や能力を計る企業もあるようです。
インターンシップの実施期間は1日~1週間というケースが多いですが、まれに数ヶ月という場合もあります。

インターンシップに参加するメリット

インターンシップに参加することは、業界・企業研究を進めるうえで非常に重要です。
薬学生は実務実習で現場の業務を知る機会がありますが、それはあくまでも多くの薬局・病院の中の一部でしかありません。事業規模、経営方針など実務実習先とは違うインターンシップ先を選ぶことで、より深く業界について知ることができます。
現場の薬剤師と一緒に、実際の業務を体験できるため、「どんな業務が好きか」「何にやりがいを感じるか」「どんな人と働きたいか」「5年後・10年後にどんなことをやっていたいか」などを考える絶好の機会にもなります。
また、アロマや未病への取り組み、漢方の生薬の調合など、実務実習で取り扱わなかった幅広い業務を体験できるため、興味をもっていた業務を就職前に体験できるのは大きなメリットでしょう。
そして、インターンシップは他大学の薬学生との交流できる場でもあります。学内の同級生と違った就職活動の進め方をしている薬学生と情報交換することは、就職活動のモチベーションを上げるきっかけになるはずです。

インターンシップ先の選び方

インターンシップ先を選ぶときは、「4社以上」を目安にすることをおすすめします。
なぜなら、業界・企業研究を進めるうえで重要なのは、「業界間の違いを知る」「業界内の違いを知る」ことだからです。

薬局 病院
大手チェーン 急性期
地域密着型 慢性期

たとえば、上の表のように「大手チェーン」と「地域密着型」の薬局、「急性期」と「慢性期」の病院のインターンシップに参加すれば、自分にどの業界が合っているかより正確に把握できるでしょう。さらに深堀るならば、「面薬局」「総合病院門前薬局」などに細分化していくこともできます。

インターンシップの参加方法

①就職を希望する企業や病院のホームページから申し込む

②学校から申し込む

③就活専用サイト「薬キャリ1st」から申し込む

インターンシップの参加方法は主に上記の3種類。いずれのやり方でも違いはありません。
「薬キャリ1st」では、下記のボタンから検索することができます。
インターンシップ先を検索する

業界別インターンシップの特徴

病院

病棟業務の体験や各部署の見学会など、病院ごとの特色を活かしたプログラムが魅力。実務実習で経験できなかった業務が含まれる病院を選べば、より深く病院薬剤師の働き方について理解できるでしょう。インターンシップ期間は1~2日と比較的短いのが特徴です。

薬局・ドラッグストア

企業ごとに独自のプログラムを用意。たとえば、調剤薬局では、総合病院門前やクリニック門前、駅前の面薬局といった立地、診療科目など、店舗による客層や業務の違いを体感できるほか、在宅医療に同行できる場合もあります。またドラッグストアでは、OTC医薬品販売やカウンセリングなど、調剤以外の業務に携わることも可能です。インターンシップ期間は1~3日間が一般的です。

製薬企業(MR職)

メインは適正判断と業務体験です。適正判断では、自己分析に対して企業からフィードバックをもらい、自分の適性を見直します。一方、業務体験では、MRの営業に同行し、仕事内容をより深く理解します。さらに、学生の仕事に対するモチベーションアップのため、社員と学生との交流の場を設ける企業も多いです。インターンシップ期間は3日~5日が主流ですが、中には1ヶ月など長期に渡る企業もあるようです。
インターンシップ参加のために選考を行う企業もあります。エントリーシートの書き方はこちらを参考にしてみてください。

薬キャリ1st インターンシップ検索はこちら