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就職活動の用語説明 ~就活中編~

就活中によく耳にする言葉を詳しく解説します!
就活中編では「エントリーシート」「筆記試験」「小論文」「集団面接」「個人面接」などをご紹介。ワンポイントアドバイスも掲載しています。

プレエントリー、エントリー

プレエントリーは採用試験の応募(エントリー)の前に、企業に対して志望意思を伝え、採用情報の提供を依頼することです。
通常は、企業のウェブサイトや就職情報サイトの採用情報からプレエントリーが可能です。
プレエントリー後は、メールやプレエントリー者専用のページから採用試験のスケジュール確認、会社説明会やエントリーの受付、エントリーシートのダウンロードなど情報確認や申込み、手続きが行えるようになります。
そして、実際に企業の採用試験に応募をすることをエントリーと言います。エントリーをすると、企業から採用試験のスケジュールや試験の案内がメールで送られてきます。

エントリーシート

エントリーシートとは選考に必要な企業独自の提出書類のことを指します。
特に企業系(製薬企業やCRO,SMO)ではエントリーシートの提出がある企業が多くあります。
主な記入項目は「志望動機」「自己PR」「入社後にやってみたいこと」などですが、中には「あなたにとって仕事とは」「学生時代に力を入れて取り組んだこと」という項目も設けられています。
人気のある企業では、応募人数が面接可能人数を大幅に超えることもあり、その場合はエントリーシートで学生を絞り込むこともあります。
また、エントリーシートから学生の志望度合いも判断しますので、事前に自己分析や企業研究をしっかり行い、与えられた文字数の中で自分の熱意や想いを伝えることが大切です。

履歴書

履歴書とは、氏名や生年月日、住所などの基本情報に加えて、学歴や資格などを記載した書類を指します。
大学から発行された履歴書の場合は、自己紹介項目として「研究課題」「学生生活の中で力を注いだこと」「自己PR」「志望動機」などを書く必要があります。
履歴書の内容は、選考時の判断材料として用いられますので、丁寧に読みやすく書いてください。誤字脱字は印象が悪くなりますので気をつけましょう。
履歴書が完成した際は、どこの企業に提出したものかわかるように、コピーを取って保管しておくことも大切です。

志望動機

志望動機では文字にもあるように“志”が重視されます。
「どのような仕事」で「どのような成果をあげるか(貢献できるか)」を自分の強みを織り交ぜてアピールすることが重要です。
また、「なぜその企業なのか」「他の企業ではなぜだめなのか」も重要。これは、その企業の特徴や魅力を理解していなければ伝えられません。
業界・企業研究をしっかり行い、選んだ理由を伝えることが大切です。

自己PR

自己PRとは、「自分の強み・長所」や「発揮できる特性」などをアピールすることです。
学生の場合、即戦力ではないので、基礎的な資質(強みや長所)や行動特性(物事に対して一生懸命頑張る姿勢)を持っているかどうかを面接官は見ています。
自己PRで大切なのは、今までの出来事や経験を通して、「何を考え」、「どのような行動をし」、「どのような成果・結果を得られ」、「何を学び」、「そこからどのように成長したか」、「今後どのように活かせるか」を整理しておくことです。

書類選考

書類選考とは履歴書やエントリーシートによる選考試験です。
書類選考は、主に企業系(製薬企業、CRO、SMOなど)や病院で採用試験の一次選考で行われていることが多くあります。提出方法は、ウェブ経由や郵送などがあります。

筆記試験(SPI、適性検査)

筆記試験は書類選考後の二次選考や、書類選考がない場合は一次選考で行われることが多くあります。
内容は企業によって異なりますが、SPIや一般常識、時事問題などです。
SPIでは「性格適性検査(性格を図る問題)」、「言語能力問題(漢字や国語などの語学問題)」、「非言語能力問題(算数の問題)」が出題されます。
問題のタイプはさまざまですので、事前の対策を行いましょう。

適性検査

適性検査とは職務の適性を判断する検査です。
質問に対して直感的に答えていくことで、協調性・持続性・決断力・外向性などその人の職務上の適性傾向がわかります。
企業はその結果から企業が求める人材と合致するかどうかを判断します。
適性検査は決まった答えがあるものではなく、練習すれば合格するものでもありません。正直にありのまま答えていくことが大切です。

作文、小論文

作文は病院の選考で書類提出時の課題として出されることが多く、小論文は病院での筆記試験時に課題として出される傾向があります。
作文の場合、今までの経験や出来事から自分の感じたことを述べます。
テーマは、「学生時代に打ち込んだこと」「自分の長所」など自分自身に関することを問われることが多くあり、感受性や表現力があるかなどを見られます。
一方、小論文は、テーマに対して自分の意見を述べ、理由(論拠)を筋道立てて説明し、相手を説得していくものです。テーマは医療や時事問題などさまざま。
倫理的思考力や理解力、分析力の確認が目的で実施されます。日頃から新聞やニュースで情報収集することが大切です。

面接対策

企業に合格するための面接練習です。面接対策を行えば、面接の雰囲気に慣れ、自分の考えを自分の言葉で的確に表現できるようになります。
一回だけではなく繰り返し行うことをおすすめします。大学によってはキャリアセンターで面接対策を行っている場合もあるので、積極的に活用しましょう。

集団面接(グループ面接)

3~5名程度の学生が同時に面接受けることをいいます。
質問内容は「自己PR」「志望動機」「学生時代に頑張ったこと」などです。
集団面接では、「他の人の前でしっかり発言ができるか」「質問に対して正しくわかりやすく端的に答えられるか」と自分の発言だけでなく、「周りの人の意見をしっかり聞いているか」など聞く姿勢もポイントとして見られます。
また、他の人の話と自分が話したい内容が重なってしまった場合、自分が内容をどのように切り替えし、面接官に伝えられるかも大切です。

グループディスカッション・グループワーク

学生が5~7人のグループに分かれて与えられたテーマに対して議論を行うことです。
特に、企業系(製薬企業、CRO,SMO)や公務員試験などで行われます。テーマは身近なものや医療に関わることなどさまざまです。
グループディスカッションでは、主に協調性や価値観の共有、話の聞き方や導き方などを判断されます。
リーダーをやれば高い評価が得られる、もしくはたくさん発言をすれば良いということではなく、グループの中で自分らしさを発揮しつつも、自分の意見を発言できるか否かが肝心です。

個人面接

個人面接とは、学生1人に対して面接官1人もしくは複数名で行う面接のことを指します。
面接官が学生のことを深く知ることが目的の面接です。
これまでの経験や自己PR、志望動機やキャリアビジョンなどに対して、「なぜそう考えているのか」「どうしてそう思うようになったか」など、より詳しい説明を求められます。
考え方はもちろんのこと、その考えにいたったロジックがきちんと通っているか、わかりやすい説明となっているかもチェックされています。
また、面接官は学生の態度や姿勢、話し方などもみているので、注意をしてください。

圧迫面接

圧迫面接とは、面接官が威圧的な態度を取りながら、わざと厳しい批判を行ったうえで学生の受け答えを評価する面接のことです。
緊迫した状況下でどういった対応ができるか、ストレス耐性はあるか、打たれ強さがあるかどうかなどを判断するために行われています。
学生によっては圧迫面接と感じる学生とそうでない学生がいるとも言われています。

最終面接

最終面接とは、選考の最後に行われる面接を指します。 最終面接では、社長や役員が面接官として出てくることが多くあります。最後まで気を抜かずに自分をアピールしましょう。
最終面接の内容は企業により異なり、「内定を出したら入社をする気持ちがあるか」など意思確認のみの場合もあれば、今までの選考や面接と同様に改めて志望動機や自己PRを聞かれることもあります。
最終面接の前に改めて自分の考えを整理しておくと良いでしょう。

給与(月給制・年俸制)

給与とは、社員が仕事で果たした役割や成果への対価として企業から支払われるもの(諸手当を含む)です。
給与の支払い方法としては「月給」「賞与(ボーナス)」で支払わることが一般的ですが、企業によっては「年俸制(給与額が1年当たりで決まり1ヶ月単位で分割された額が毎月支払われる)」で支給されこともあります。

諸手当

基本給とは別に支給される給与を指します。
例えば、薬剤師として調剤薬局に勤務した場合には薬剤師手当・地域手当・時間外手当・住宅手当・通勤手当などの支給があり、MRとして製薬企業に勤務した場合には営業手当・裁量労働手当・時間外手当・通勤手当などの支給があります。

昇給

昇給とは年齢・勤続年数、成績効果などを基に基本給を増額することをいいます。
昇給には年齢や勤続年数による「自動昇給」と成績考課を基準とする「査定昇給」があります。
多くの企業の場合、昇給は年1回4月に実施されます。

賞与(ボーナス)

賞与は、毎月の給与とは別に支給されるもので、企業毎に定めた一定期間の勤務時間や業務成績をもとに金額の計算を行い、社員へ支給します。一般的には夏季と冬季に支給する企業が多くあります。

休日、休暇

「休日」「休暇」はどちらも「会社を休むことができる日」を指します。
「休日」は「労働の義務がない日」として労働基準法で定められた休日を指し、「休暇」は「労働の義務がある日について働くことを免除される日」のことを指します。

福利厚生

福利厚生とは、社員やその家族が給与以外に得られる援助・サービスのことです。
福利厚生には2つの種類があり、1つは法律で義務付けられた「法廷福利厚生(社会保険料などを会社が負担すること)」と、法律で義務付けられていない、企業が任意で行う「法廷外福利厚生(住宅手当・家賃補助・社宅・健康診断など)」があります。

研修制度とは

入社時に行われる新入社員研修や入社後に行われる役職や階層別の研修、仕事をする上で必要とされる知識の向上に関する研修など、各企業には人材育成のための教育制度があります。
薬剤師としてのキャリアアップをイメージするためにも、研修制度の内容や薬剤師の仕事の領域の広さなどを確認しておきましょう。

全国エリア採用

全国エリア採用とは、エリアを限定せず、全国各地へ転居を伴う異動が発生する採用形態を指します。
全国エリア採用は全国各地でさまざまな経験を積むことができるため、仕事の幅や知識も広がります。
そのため、将来的にブロック・エリアマネージャーや幹部職に就く人も多くいます。
勤務地については本人の希望を考慮する場合もありますが、基本的には会社が指定するので、給与などの待遇面はエリア限定採用よりも高い傾向です。
企業によっては借り上げ社宅制度を設けている場合もあります。

エリア限定採用

エリア限定社員とは決められた一定のエリアに限定して働く採用形態を指します。
原則として転居を伴う転勤がなく自宅から通える範囲内での勤務ができます。
この採用形態は、全国展開している大手企業を中心に取り入れられており、地元での就職を希望する学生にとってはその地域で長く働くことができるというメリットがあります。
しかし、給与などの待遇面では全国エリア採用よりも期待できません。

Uターン・Iターン

「Uターン」は、出身地以外の地域へ進学し、出身地に戻って就職することを指します。
「Iターン」は、出身地とは関係なく出身地以外の場所で就職することを指します。