menu
powered by m3.com

保存版!面接でよく聞かれる質問一覧 ~自己PR(学校生活編)~

「何を聞かれるかわからない」状態で面接に臨むのは、不安が募るもの。すべての質問を把握することは不可能ですが、「よく聞かれる質問」はいくつか決まっています。
ここでは面接でよく聞かれる質問を3つに分類し、その攻略のポイントをご紹介します。
それぞれ面接官が「質問の意図は何か」「何を聞きたがっているのか」を意識して、回答を準備しておきましょう。

ここでは、自己PR(学校生活)に関する質問についてご紹介します。

Q.学生時代に最も頑張ったことはなんですか


■面接官の視点

「何に取り組み、どのような努力をしたのか」

「困難・苦労にどのように向き合い、乗り越えたのか」


学生時代に頑張ったことに関する質問は、自己紹介と同様によく聞かれる質問です。
何に一生懸命になる人なのか、あなたの価値観が問われています。最も頑張ったエピソードには、
必ず困難や苦労があったはずです。
そこから何を学び、いまの自分にどう生かされているのかも伝えましょう。

【回答例】

大学時代に3年間続けていた、大学受験予備校のチューターのアルバイトです。
講座を次年度に継続受講した人数がひとつの指標なのですが、私の所属していた校舎は全体目標を達成したことがありませんでした。

素人だった私に親身にノウハウを教えてくださった校舎・スタッフに恩返ししたく、目標を達成に貢献しようと考えました。
しかし、当初はうまくいかないことばかりでした。なぜなら、私の校舎に貢献したいという思いが空回りし、他のチューターと温度差ができてしまったからです。
そこで、チューター全員にミーティングの場を設け、目標を達成する意義や、私の熱意を伝え、達成した暁には「達成パーティーをしよう」と提案しました。
その結果、チューターのモチベーションが上がり、目標をクリアできました。

私はこの経験から、「自分の思いは言葉にしなければ伝わらないこと」「思いのベクトルが一致すれば、困難な目標も達成できること」を学びました。


Q.卒業研究の内容を教えてください


■面接官の視点

「なぜそのテーマを選んだのか」

「専門的な内容をわかりやすく説明できるか」

「研究の取り組み方、計画の立て方は適切か」


卒業研究の内容もよく聞かれる質問です。
そのテーマを選んだ意義、その研究の価値について、わかりやすく説明できるようまとめておきましょう。
また、面接官は卒業研究への取り組み方から「仕事への取り組み方」をイメージします。
計画性がなかったり、取り組み方がいい加減だったりすると悪印象になるので注意してください。

【回答例】

研究活動では立ち上げた実験系の適切性を確認するため、測定条件の最適化に半年間取り組みました。
その際に、周りの人と議論を重ね、時には測定キットの購入元である海外企業に自ら連絡を取りながら、問題に対する原因を明らかにするべく検討を重ねました。
その結果、最適な条件を確立し、自身の実験条件の適切性を実証する事が出来ました。
この経験から、同世代だけでなく、さまざまな年代の方と信頼関係を築く「対人力」を身につけることができました。


Q.アルバイト経験があれば、詳しく教えてください


■面接官の視点

「なぜそのアルバイトを選んだのか」

「アルバイトから何を身につけた(何を学んだ)のか」


どのようなアルバイトを経験したかだけではなく、そのアルバイトから何を身につけたのか(何を学んだのか)を回答するように心がけましょう。
アルバイトで学んだことを仕事にどう生かせるのか、採用担当者がイメージできるように話すことがポイントです。

【回答例】

大学1年生から塾講師のアルバイトを続けています。
受け持った生徒の中には志望校合格には学力が大幅に足りない生徒もいましたが、私はその学生に苦手分野を分析し、克服できるように年間プランを作成しました。
二人三脚で勉強をサポートした結果、生徒は無事に志望校に合格できました。この経験から計画力と実行力が身につきました。


Q.サークルや部活について教えてください



■面接官の視点

「チームのなかでどんな役割を担う人なのか」


サークルやクラブ活動に関する質問では、あなたが集団のなかでどんな役割を担う人なのかを判断しています。
リーダーなどの役職をもっていることが重要なのではなく、どんな形でチームに貢献できるのかがポイントです。

【回答例】

女子ラクロス部に所属しており、部長を担っています。
練習メニューの考案や、強化合宿、他大学との交流試合の設定が主な役割です。
他団体の部長や体育局の教授、学生課職員と交渉する機会が多かったため、どうすれば良好な関係になれるのかを学ぶ機会となりました。
たとえば、交流試合については、各種調整が手間なため、自大学での開催を嫌がる団体が多いのですが、我が部は「学内での認知度拡大」や「部員増加」が課題だったため、率先して主催しました。
応援団など他サークルにも周知し、地道なアピールを続けたところ、次年度は2年生以上の入部希望者が昨年対比300%になりました。