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就職活動Q&A

就職活動はどうやってすすめたらいい?
活動中に気を付けることは?よくある就職活動の疑問をQ&Aにまとめました!

就職活動と実務実習はどうすれば両立できますか?

両立するコツは、5年次の最初に就活スケジュールをきちんと立てることです。実務実習や大学の試験などの日程を考慮して、いつまでに何をするのか計画を立てましょう。
目安として、実務実習が始まる前に自己分析や業界研究などを行い、将来どんな薬剤師として活躍したいのか、どんな業界で働きたいか、イメージしておくことがおすすめです。そして、早いうちに「薬キャリ1st」などの就職支援サイトに登録して業界や企業に関する情報を集めましょう。
また、「薬キャリ1st」が主催する就職イベントは直接採用担当者に会える貴重な場です。スケジュールを調整してぜひ参加してみてください。

3月の「情報解禁」は、具体的に何の情報ですか?

採用情報のことです。
採用情報には、応募資格、給与・手当、勤務時間、休日・休暇、福利厚生などが含まれています。

一般的に就職活動のスケジュールは

  • 3月からエントリー、説明会開始
  • 6月から選考開始

となっています。
多くの企業は3月から詳細な採用情報が公開されることになります。

就職活動はいつから始めたら良いのですか?

「就職活動」を「就職先との接点を持つこと」と考えると、5年次の4月からスタートするのがおすすめです。
その理由は、多くの薬局や病院の見学受け付けが、開始される時期だからです。
また、5年次の夏になると、製薬企業や医薬品卸企業のインターンシップ受け付けも始まります。
薬学生の皆さんは実務実習もあるため、就職活動のスタートが遅れがちですが、できるだけ早めに就職活動を始めて、他の薬学生の一歩先を行きましょう。

倫理憲章に賛同していない企業はあるのですか?賛同していない場合、良くない企業なのですか?

倫理憲章に賛同していない企業もあります。そもそも倫理憲章は、学生の勉強の妨げとならないよう採用スケジュールを設定するために作られたもので、法的な拘束力はありません。さらに、優秀な学生には早めに内定を出したいという考えから、賛同していない企業もあります。経団連に属している企業は約1,300社あり、倫理憲章への賛同を示している企業は約800社。「賛同していない企業=良くない企業」ということではありません。

キャリアプランってどのくらい先まで考えなければいけないのですか?

まずは「なりたい将来像」を設定しましょう。「なりたい将来像」は、「役職」「資格」「年収」など具体的なものでも、「業務の知識をある程度習得している」「地域の人達から信頼されている」など抽象的なものでもOKです。
次に、「なりたい将来像」に到達するまでのステップを考えます。そして、各ステップに何歳までに到達したいかを考えましょう。
また、キャリアプランを考える際は、自分のライフプラン(結婚、出産など)と併せて考えることも大切です。

募集要項に書いてある内容が企業によってまちまち。チェックすべきポイントを教えてください。

ポイントは以下6項目です。これらについて企業ごとに比較検討してみましょう。

  1. 給与・諸手当
    残業時間が給与に含まれる場合は「みなし残業」と記載されています。その他手当の内容などを確認しましょう。
    ⇒Q「みなし残業制」とは?
  2. 昇給・給与
    年間の昇給回数、ボーナスの支払い回数・時期が記載されています。
  3. 休日・休暇
    所定休日・所定休暇(企業側で定める休日・休暇)の日数を確認しましょう。また、「週休二日制」と「完全週休二日制」は混同しやすいので注意を。
    ⇒Q「週休二日制」と「完全週休二日制」の違いとは?
  4. 勤務時間
    「変形労働時間制」を採用している企業では、インフルエンザや花粉症のシーズンといった繁忙期などは、通常と勤務時間が異なることもあります。
    ⇒Q「変形労働時間制」とは?
  5. 研修制度
    認定薬剤師の資格取得について、研修費用の負担や研修参加時の勤務サポートなどの制度、学会への参加支援制度など、将来めざす薬剤師になるための研修(勉強)制度があるかどうかをチェックしましょう。
  6. 福利厚生
    病気や労災等のリスクに備える社会保険制度を指す法定福利厚生制度(法律で定められた福利厚生制度)の他に、企業ごとに独自で設けた法定外福利厚生制度が記載されています。

インターネットで「○○はブラック企業…」という情報を見たので、応募を止めようと思いますが、どう思いますか?

本人を特定できない形で記載されているインターネット上の情報は、あくまでも参考情報して捉えるようにしましょう。それらの情報を鵜呑みにせず、その企業の採用担当者に、勤務形態や店舗の人員配置、風通しのよさについて質問するなど、正確な情報を収集するように心がけることが大切です。
また、インターネットだけでなく、新聞や就職関連図書などから情報を幅広く収集するようにしましょう。

雇用契約書とは何ですか?またどの項目を注意して確認しておくべきですか?

雇用契約書とは、雇用主(企業)と使用者(ここでは学生)の間で、労働条件について交わす契約書のことです。給与や勤務時間などが記載されており、特に、次の5項目については必ずチェックしておきましょう。

  1. 労働契約の期間に関する項目
  2. 就業の場所・従事する業務の内容に関する項目
  3. 始業・終業時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間、休日、休暇、交替制勤務(シフト制勤務)の場合は就業時転換(交替のタイミングなど)に関する項目
  4. 賃金の決定・計算・支払方法、賃金の締切り・支払の時期に関する項目
  5. 退職に関する項目(解雇の事由を含む)

雇用契約書に記載されている内容と、口頭で説明を受ける内容を、雇用(企業)側・非雇用(学生)側の双方が確認した上で、契約を結びます。
後から「聞いていなかった」などトラブルにならないよう、書面と口頭できちんと確認することが大切です。

変形労働時間制とは何ですか?

法律上、労働時間は1日8時間以内、1週40時間以内と定められています。しかし、一定期間(1週間/1ヶ月/1年)内で、平均労働時間が週当たり40時間を超えない範囲であれば、特定の週に40時間以上、特定の日に8時間以上の労働を可能とする制度のことを「変形労働時間制」と言います。インフルエンザや花粉症など、時季によって患者数の増減があり、それが労働時間に影響する薬局などは、変形労働時間制を採用することが認められています。

週休二日制って毎週2日間の休みがあるわけではないのですか?

「週休二日制」とは1週間のうち休日が2日間ある週が、1ヶ月に最低1回ある場合を指します。例えば、毎週日曜は休日であり、かつ隔週で土曜も休日となる場合も「週休二日制」となります。なお、週1回の休日は法律上保証されています(=「法定休日」)。
一方で、必ず毎週2日間の休みとなる場合は「完全週休二日制」といいます。
この2つの制度は、間違えやすいので正しく理解しましょう。

法定休暇、法定外休暇ってなんですか?

法定休暇とは、法律で定められた休暇のことを言います。年次有給休暇や産前産後休暇、育児休暇や介護休暇、生理休暇も法定休暇に当たります。入社後6ヶ月間継続勤務し、8割以上出勤した場合には、10日間の有給休暇が付与されます。その後は、1年ごとに1日を加算した有給休暇を総日数が20日に達するまで付与されます。
一方で、法定外休暇とは各企業が定める休暇です。企業によって個別に設定されるもので、バースディ休暇やリフレッシュ休暇などを設定している企業もあります。

基本給に残業代があらかじめ含まれているケースがあると聞いたのですが、違法ではないのですか?

違法ではありません。基本給や年俸の中に、一定の残業代が含まれている場合を「みなし残業」といいます。「みなし残業」がある場合、募集要項や求人票に「基本給20万円(20時間の残業代を含む)」や「基本給20万円(うち5万円はみなし残業代とする)」のように記載されています。もちろん規定された残業時間(残業代)を超える場合は、別途残業代が支給されます。

インターンシップってどんなことをするのですか?

インターンシップでは製薬・治験企業、病院、薬局やドラッグストアで実際の業務を体験します。具体的には、在宅体験、検体測定室体験、調剤機器操作体験、OTC医薬品の販売見学などを実施します。インターンシップに参加することで、希望する薬局や病院の雰囲気、社風を知れるので、就職後のミスマッチ回避にも役立ちます。なかには、選考の第一段階としてインターンシップを設けている企業もあります。
5年次の6月から2月くらいの期間で行われますので、自己分析を踏まえ希望の業種、企業のインターンシップには積極的に参加するのが良いでしょう。

「自己PR」には何を書けば良いのでしょうか?

「自己PR」とは、具体的なエピソード(経験談)を通して「あなたの強み」を応募先の企業に伝えることです。あなたの強みを裏付けるエピソードを添えることで、説得力が増します。 皆さんの中には「自己PRに書くエピソードがない」という方もいるかと思いますが、何も特別なエピソードを用いる必要はありません。大学生活やクラブ活動、実務実習でのエピソードをもとに、嘘や見栄のない自己PRを作りましょう。
詳しい書き方は「自己PRの書き方」を参考にしてください。