ママ薬剤師が知っておきたい高校受験 親のサポートと後悔しない高校選び

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高校受験は中学受験とは違って子ども自身が主体となって進める受験です。とはいえ、思春期の子どもを見守りながら仕事を続けるママ薬剤師にとっては、「どこまで関わればいいの?」「受験期はどうサポートすればいい?」と悩むこともあるのではないでしょうか。

この記事では、高校受験の基本や、無理なく親子で受験を乗り越えるためのポイントを解説します。

記事のポイント

・高校受験は都道府県によってしくみが違うので確認しておく。

・子どもの意思を尊重して、親は後方支援にまわる。

・社会人の先輩として、子どもと一緒に将来を考える。

【ママ薬剤師が知っておきたい】高校受験の基本

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ママ薬剤師は自分も受験の厳しさを経験してきていますが、現在の高校受験は当時とは制度や仕組みが大きく変わっています。まず、高校受験の特徴を確認してみましょう。

高校受験のしくみ

中学受験は「親の受験」ともいわれるように、塾選びや学習管理、そして受験校の選択など、保護者の関わりが非常に大きい受験です。

一方、大学受験は全国の受験生がライバルとなり、受験方式も多様で、本人が主体的に道を切り開いていく受験といえます。

それに対して高校受験は、受験の主体は子ども自身ですが、保護者は受験校の選択への関わりも大きく、生活面や精神面を支える重要な存在です。

また、実際には高校受験は中学受験や大学受験ほど選択肢が多くありません。学力はもちろん、通学可能な範囲や地域の制度によって、実際に受験する学校はある程度限られます。

倍率も大学受験ほど高くないケースが多いものの、公立高校では「第一志望に必ず合格したい」という思いが強く、親子ともに緊張感の高い受験になりやすいのが特徴です。

高校受験は多くの子どもにとって人生で初めて経験する本格的な受験です。緊張や不安も大きくなるでしょう。

そして、高校受験の最大の特徴は、当日の学力試験だけでなく、「内申点(中学校での成績)」が合否に大きく影響することです。

そのため、高校受験では、日ごろから授業を大切にし、提出物を期限までに出し、定期テストで安定した成績を取ることが、志望校合格への近道になります。

内申点の評価方法や対象となる学年は都道府県によって異なるため、地域の入試制度を早めに確認しておくことが大切です。親は定期テストの点数だけに目を向けるのではなく、子どもが毎日の学校生活を前向きに送れるよう支えていくことが重要なサポートになります。

公立高校と私立高校の違い

公立高校と私立高校の位置付けは地域によって大きく異なります。公立高校が圧倒的に主流で、地域のトップ校とされる地域もあれば、都市部を中心に大学附属などの私立にも人気がある地域もあります。

公立高校は学力試験と内申点をもとに合否が決まることが多く、成績に応じて受験する高校がある程度決まるのが実情です。

一方、私立高校は独自の入試制度を設けている学校もあり、成績優秀者への特待制度、推薦制度などを設けている学校もあります。

また、公立高校の合格発表まで入学手続きの一部を待てるといったように、公立高校を第一志望とする受験生に配慮した制度を用意している高校もあります。

最近では授業料支援制度の充実により、私立高校も以前より選びやすくなっています。ただし、施設費や教材費などは無償化の対象にならないため、事前に確認しておきましょう。

一般入試・推薦入試などの受験方法

高校入試の方法には、大きく分けると「一般入試」と「推薦入試」があります。

一般入試当日の学力検査の点数と、中学校から提出される「調査書(内申書)」の成績を総合して合否を判定します。公立高校の一般入試は2月下旬から3月上旬にかけて行われることが多く、基本的に1校しか受験できません。

推薦入試学力検査を免除、または一部のみ実施し、面接や小論文、内申書の内容で合否を判定します。私立高校の推薦は1月~2月前半に行われ、公立高校の推薦は2月前半に行われるのが一般的です。

入試の制度は都道府県によって異なるため、早めに地域の入試制度を確認しておきましょう。

ママ薬剤師が高校受験を考えるときに大切なこと

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思春期真っただなかである中学生は、子どもとの関係も難しい時期です。高校受験を迎えるにあたり、親として持っておきたい4つの心構えをお伝えします。

子どもの希望や適性を尊重する

高校受験は、子どもが「自分の将来」を自発的に選択する最初の機会です。親の希望があったとしても、子どもの希望を尊重しましょう。

子どもの性格や興味のある分野、得意なこと・苦手なことを客観的に見つめ、本人が「ここに行きたい」と思える学校選びをサポートすることが大切です。

偏差値だけで判断するのではなく、校風や通学時間、部活動、進学実績なども含めて、一緒に考えていきましょう。

親は並走者から後方支援にシフトする

自分が受験を経験してきたママ薬剤師さんのなかには、高校受験に向けての勉強はこうすればいい、塾や教材はこう使わせたい、という思いを持っている方もいるかもしれません。

しかし、思春期である中学生の受験においては、親は一歩引いた「後方支援」に回るのが適切です。

勉強の計画や実行は本人と学校・塾に任せ、親は体調管理や環境づくり、受験費用の準備など、裏方に徹しましょう。

そして、必要なときに相談に乗って一緒に考えていくほうが、お互いにストレスが少なく過ごすことができます。

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地域の入試制度を正しく把握する

前述したように、高校入試のしくみは都道府県によってさまざまです。

・内申点の対象学年はいつからか(中3のみか、中1からか)
・公立高校の一般入試で、学力検査と内申点の比率はどのくらいか
・私立高校の併願優遇制度(滑り止め)はどうなっているか

このような情報は、学校の面談や塾の説明会などを通じて、地域の最新の情報を早めに把握しておきましょう。

将来の進路や大学受験も見据えて考える

高校選びでは、「合格すること」だけでなく、その先の進路まで見据えることが大切です。

現在は大学入試において、推薦による入学者が全体の半数を超えています。将来的に大学進学を希望している場合は、志望する高校にどのような指定校推薦枠があるのか、進学実績はどうかといった点も確認しておきたいポイントです。

高大連携を行っている高校では、早い段階から大学へのイメージを持つことができます。商業科・工業科・総合学科などでは、専門的な知識や資格の取得を目指すことができます。

子どもと「将来どんなことをしたいのか」という話をしながら、高校卒業後の進路も見据えて、より多くの可能性につながる学校選びをしていきましょう。

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【学年別】高校受験のスケジュールとママ薬剤師のタスク

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中学3年間のスケジュールと、親として押さえておきたいことを確認していきます。

中学1年生

まだ高校受験は先のことと感じられるかもしれませんが、中学1年生から内申点の対象となる地域もあります。

子ども自身は部活動などに意識がいきがちですが、定期テストのしくみに慣れ、提出物、授業態度を大切にする習慣を身につけることが大切です。

親は、生活リズムを整え、家庭学習が習慣化できる環境づくりを意識していきましょう。

中学2年生

子どもは部活動で中心的な存在になり、忙しくなります。部活と勉強の両立が課題となる子どもも多いでしょう。

親は、定期テストの結果を見ながら苦手科目のフォローを行い、必要に応じて塾の検討を始めます。また、高校のウェブサイトを見たり文化祭に足を運んだりして、少しずつ情報収集をスタートできるとよいでしょう。

中学3年生

いよいよ受験本番の年です。時期ごとのポイントを押さえて動きましょう。

春から秋にかけては、学校説明会やオープンキャンパス、文化祭なども多く開催されます。参加予約の有無などを事前に確認し、親子でできるだけ足を運んでおきましょう。 

夏休みになると、部活動も引退となり、夏期講習などで受験勉強が本格化します。

ここから学力がぐんと伸びる子どもも多いので、前向きに声をかけていきましょう。

秋になると、模試の結果を見ながら、志望校を決めていくことになります。親は結果に一喜一憂するよりも、長い目で見ていくことが大切です。

年が明けると、いよいよ受験本番となります。志望校を最終決定し、出願手続きを行います。インフルエンザなどの感染症対策をして、家族全体で体調管理を徹底していきましょう。

ママ薬剤師の強みを活かす!高校受験を支えるポイント

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ママ薬剤師としての経験は子どもの受験をサポートするうえで大きな強みになります。

健康やメンタルを裏方として管理する

冬が本番の受験勉強では、体調管理が非常に重要です。

薬剤師としての知識を活かし、睡眠や栄養、感染症対策などをサポートできることはママ薬剤師の大きな強みです。

また、思春期である中学生は、精神的にも不安定になりやすい時期です。

「頑張りなさい」と励ますだけではなく、「今日は疲れているね」「話したくなったら聞くよ」と安心できる居場所をつくることも、受験期には大切です。

「キャリアの先輩」として、働く楽しさや社会のしくみを伝える

ママ薬剤師が、「薬剤師」という専門職に就き、社会で自立して働いている姿そのものが、子どもにとっては生きた教育となっています。

子どもが「なぜ勉強しなければいけないのか」「どんな高校に行けばいいのか」に迷ったとき、国家資格を持って働くことの意義や、社会にはさまざまな仕事があり、それぞれがどうつながっているかを、キャリアの先輩として話すことができます。

「良い高校へ行くこと」が目的ではなく、「自分らしい人生につながる選択をすること」が大切だと伝えられるのは、自分らしく働いている親だからこそできることです。

教育費を準備しやすい

高校受験、そしてその後に続く大学進学には、決して小さくない費用がかかります。

専門職であるママ薬剤師は高年収なので、子どもがどんな進路を希望してもそれを経済面で支えることができます。

経済面で子どもの進路を制限することがないのは、大きなメリットだといえるでしょう。

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高校受験は親子で将来を考える機会

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高校受験は、子どもが自分の将来を選ぶ最初のステップで、大人への入り口でもあります。子どもが将来どのような人生を送りたいのか、親はどのように支えていくのかを考える大切な機会です。

ママ薬剤師は仕事と家庭を両立しながら受験を支えることになりますが、自分が勉強を教えたり、常にそばにいたりする必要はありません。生活を整え、安心して挑戦できる環境をつくることこそが、親として最も重要な役割です。

ただ、「仕事が忙しすぎて子どもと話す時間もない」「説明会や学校行事に参加できない」「受験期なのに毎日帰宅が遅くなるのが不安」と感じるのであれば、一度働き方を見直してみるのも選択肢の一つです。

薬剤師という資格の強みは、ライフステージに合わせて、柔軟に働き方や職場を選べることにあります。子どもの大切な時期にしっかり寄り添える環境を作るために、資格という武器を上手に使ってみてはいかがでしょうか。

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薬剤師コラム編集部
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