忙しい朝の時間、どう乗り切っていますか?
育児書には「夜は子どもと一緒に寝て、早朝の家族が寝ている間に家事をすませましょう」なんて書いてありますが、「実際はそんなのムリ!」というママからの声をよく聞きます。
「早朝に家事をしていたら、気配を察して子どもが起きてしまい予定通りにいかなかった…」「前日の家事や育児でヘトヘト。結局朝早く起きられなかった…」なんてことありませんか?
実際にママたちはどう乗り切っているのでしょうか?忙しい朝を乗り切るコツを聞きました!
持ち物リストをつくって、忘れ物知らず!?
我が家の役割分担は、保育園への送りはパパ、持ち物の準備は私。週明けは忘れ物をしやすいので、持ち物リストを作って前日に用意するようにしています!おかげで忘れ物は減りましたが、先日子どもを迎えに行って家に帰ってきたら、ソファに子どもがはいているはずのズボンが!?(驚)パパに聞いたところ、暑くて子どもがオムツ一丁で過ごしており、ズボンをはかせるのを忘れたまま登園したとのこと。さすがに持ち物リストにズボンは書いていなかった…。
(20代、0歳男の子のママ)洋服は前日に用意して、準備はカンペキ!?
洋服は前日に用意しています。先日もいつも通りスマホで気温を確認して、羽織ものなど調節できる服も用意しておき、カンペキ!…と思って寝たら、翌朝、娘が「ヤダ!ヤダ!」と大騒ぎ。どうやら自分で選んだ服しか着たくないらしく、結局、予定の時間を大幅にオーバーして保育園に向かいました(涙)。今は洋服を何種類か用意しておいて、その中から彼女に選んでもらうように。水玉にチェックを合わせたり、毎回すごい組み合わせだけどもうあきらめています…。
(30代 、2歳女の子のママ)やってきた、イヤイヤ期。ママはどっちでもいいんだけど…。
仕事に復帰して約1年。ようやく仕事にも慣れて朝もスムーズに行けるようになりました。が、ここにきて子どもがイヤイヤ期に突入(涙)! 朝起きると、朝ごはんを「たーべーなーいー!!」とギャン泣き。「そうか、嫌なんだね。じゃあムリに食べなくてもいいよ」と優しく言ってみても、今度は「たーべーたーいー!!」とギャン泣き。「もう、どっちでもいいから早くして!!」とイライラも限界に。何日もこれが続いたので、仕方なく朝30分早く起きて、子どものイヤイヤに付き合うことにしました。
(30代、2歳男の子のママ)朝ごはん、誰でも美味しいものを食べたいよね。
朝ごはんを食べたがらず、ひたすらグズる息子。身長も低いのでなんとか栄養あるものを食べさせようと頑張っていましたが、用意も大変だし、食べさせるのも時間がかかってもうムリ!と、私の我慢も限界に。そこで朝ごはんを果物やシリアルなど、すぐ出せるものだけに変えました。すると、パクパク食べてくれる日も。「身長が…」「虫歯が…」とか心配しすぎなのをやめて、もっと早く変えればよかった…。
(20代、1歳男の子のママ)起床時が勝負!でも、ママの勝負(用意)もお忘れなく…。
娘がイヤイヤ期まっさかり。起きた時に機嫌が悪いと、全てグズグズになるので、どれだけ機嫌よく起きてもらえるかが勝負です。お気に入りの人形を使って起こしたり、起きたらハグしてスキンシップを楽しんだり。これで大分用意がスムーズになりました!最近は、少し余裕を持って出勤できる日もありルンルンでしたが、余裕があったのは、メイクし忘れていたからでした…(苦笑)
(30代、2歳女の子のママ)以上、子どもに合わせて試行錯誤しながら朝を乗り切るママたちの声をご紹介しました。
思いもよらぬ忘れ物をしたママや、子どもの用意に夢中で、自分自身の用意を忘れてしまったママもいましたね(笑)
ママたちの声を聞いていると、朝食や持ち物の用意、身支度など、ただでさえやることが多い朝ですが、子どものこだわりがでてきたり、イヤイヤ期が始まったり、子どもの成長によって、朝の悩みもどんどん変わっていくようです。
その都度ママの対応も変化が求められるので、やはりカンタンにはいかない「朝飯前」の時間帯。少しの工夫で、なるべくストレスなく過ごせると良いですね。どうにも大変なときには、全国のママも同じように頑張っていることを思い出してみてください!
薬キャリmama編集部
※ 参考資料:岩波書店発行 広辞苑第六版