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エントリーシート(ES)と履歴書の違い

採用試験を受ける際、履歴書とエントリーシート(ES)の提出が求められますが、会社によって、履歴書のみ提出する場合と、履歴書とES、両方の提出が必要な場合に分かれます。
それは、それぞれの書類の利用方法に違いがあるからです。履歴書とESの利用方法の違いについて解説します。

履歴書とは

履歴書は、氏名、住所、経歴、保有資格などの個人情報を記載する公的文書です。
個人情報の他に、自己PRや志望動機、趣味や特技を記載する欄もあります。

市販のものはコンビニエンスストアなどで入手することが可能です。
大学によっては大学指定の履歴書を設けており、構内などで購入できます。
大学指定の履歴書がある場合は、研究項目の記入ができるうえ、自己PR欄や志望動機などがたくさん書ける仕様となっているので、そちらを使用しましょう。

エントリーシート(ES)とは

ESは書類選考や面接など、選考のために使用する書類で、会社が学生に聞きたい質問項目が書かれています。
例えば、「自己PR」「入社後にやってみたいこと」「学生時代に頑張ったこと」などです。
ESは会社が用意する書類のため、会社によって質問項目が異なります。

各書類の利用方法

履歴書は「選考時の参考資料であり、入社後も保管しておく公的文書」。ESは「選考のための書類」です。
履歴書は身元を証明する書類のため、学歴詐称や経歴詐称といった問題にならないように、記入漏れや記入ミスのないように気を付けましょう。

ESは選考に利用されるので、その一枚に、自分の魅力がきちんと書かれているかどうか、きちんと確認してください。
履歴書とESの書き方やポイントなどは順次更新していきます。ぜひ、そちらもご覧ください。

【参考文献】
坂本 直文(2015)『内定者はこう書いた! エントリーシート・履歴書・志望動機・自己PR 完全版 2017年度』高橋書店