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静岡市立清水病院
地域に愛され、信頼される病院を目指します。
- 病院
従業員数 薬剤師25名、会計年度任用職員5名、委託5名
先輩情報
原田 晴司
薬剤部1988年
静岡薬科大学薬学研究科修士課程
入社のきっかけ | 父親の病気の関係で、薬については普段から身近なものでしたが、清水の地元の皆様の健康に寄り添うことができる清水病院を選びました。 |
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やりがい | 自分自身は静岡薬科大学(現在の静岡県立大学)の出身で、ここ清水区の患者さんのために30年以上働いてまいりました。責任の重さ、他の業態に比べての待遇面の悪さ、夜勤があることなど、病院薬剤師を敬遠する人もいるでしょう。ただ、現在、当院で働いている薬剤師は純粋に患者さんのために自分の力を注ごうと思っています。決して、派手なことはできなくてもひとつひとつの調剤、注射薬払出し、服薬指導、医薬品情報の提供等が、全て患者さんのためになっているという誇りを持って働いています。 |
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薬学生にひとこと | 薬学部に在籍中の皆さんは、薬学部を選んだ時点で、既に国民の健康の保持増進に寄与しようとする志がある方々だと思います。是非、あなたの力を患者さんのために活かしてください! |
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杉山 弘樹
静岡市立清水病院 薬剤部2009
昭和薬科大学
入社のきっかけ | 私は4年制最後の薬学部生で、昭和薬科大学を卒業し2009年に当院に就職しました。 大学時代は東京都町田市に住んでいました。町田は駅周辺は栄えているのですが、少し離れると自然もあり、大学周辺は閑静な住宅街で大変住み心地の良い場所でした。東京での生活にも慣れ、卒後は都内の薬局に勤務することを考えていた時期もありました。 病院への就職を希望するようになったのは、3年時に当院で実習をさせていただいてからでした。「ただ実家に近いから」という理由で情報も殆ど調べずに立地だけで選択した病院でしたが、薬剤部長をはじめ薬剤師の皆様に暖かく迎えていただき、多くのご指導をいただき感激しました。当時は病棟薬剤師もおらず、外来化学療法施行患者さんへの対応なども行われていませんでしたが、臨床での活動は大変刺激的で勉強になり、病院志望(というか、当院志望)となりました。 |
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現在の仕事内容 | 外来化学療法患者への指導(薬剤師外来、ベッドサイド指導)が中心です。 |
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やりがい | 就職後は1年目より、がん患者さんの薬剤管理指導に従事させていただいたことでがん領域に関心をもち、2016年にはがん薬物療法認定薬剤師の資格を取得しました。その後、緩和薬物療法認定薬剤師、がん薬物療法専門薬剤師等の資格も取得し、現在は主に外来でがん化学療法 ( 抗がん剤治療 ) を受けられる患者さんのために活動しています。また医師や病棟看護師、病棟薬剤師から依頼があれば、入院患者さんに対してもがん化学療法に関する説明等を行っています。 当院に就職したことで多くの事を学ばせていただき、資格取得だけでなく、貴重な経験を多数させていただきました。病院、薬剤部に感謝しています。 |
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これからの目標 | 抗がん剤投与時の不安や副作用を軽減させることは、治療を滞りなく継続させるためだけでなく、患者さんのQOLを向上させるためにも大変重要です。がんを告知され治療を受けられる患者さんが、少しでも安心して過ごせるよう努めるのが現在の、そしてこれからの私の役目であると考えています。 近年は、学会での発表や論文執筆、講演にも注力しており、自施設のみならず薬剤師の業界に対して貢献できるような活動をしたいと考え、日々奮闘しております。 |
薬学生にひとこと | 当院薬剤部には、がん薬物療法認定薬剤師以外にも感染制御認定薬剤師、栄養サポートチーム ( NST ) 専門療法士、糖尿病療養指導士、日本薬理学会認定治験コーディネーター ( CRC ) などといった専門資格をもつ薬剤師が在籍しており、それぞれが専門的な知識を活かし日々患者さんのために活動しています。 薬剤師は医師や看護師と異なる立場、目線で患者さんに寄り添い、薬物療法を通じて患者さんのQOL向上に寄与できる特異な職種です。皆さんの力を必要とする患者さんがいます。是非、当院に見学にいらしてください。 |
志田 優璃
薬剤部2018
愛知学院大学
入社のきっかけ | 私は愛知県の大学に通っていましたが、出身が静岡市でしたので、実家から近い病院をいくつか見学しました。その中でも清水病院に就職を決めた理由は、①活気があり職場の雰囲気が良いこと、②資格取得のための支援が手厚いこと、③お子さんがいる女性の薬剤師も多く出産や子育てに理解があることでした。以下に詳しく記載していきます。 ①活気があり職場の雰囲気が良いこと 病院見学をした際に複数名の方から明るく声をかけていただき、とても雰囲気が良い職場だと感じました。20代の薬剤師も多く在籍し、入職当時から現在も相談しやすい環境で楽しく仕事ができています。薬局内の会議でも年齢に関係なく業務改善への意見が発言できたり、要望を伝えることができるので、各々の意思が尊重されている職場だと感じています。 ②資格取得のための支援が手厚いこと 大学生のころから、薬剤師になったら自分の興味のある分野で認定薬剤師になりたいと思っていました。実際に働き始めてから、各分野で認定薬剤師を取得している先輩方の活躍をみて、その思いは強まりました。当院では認定資格取得のための学会参加費や勉強会参加費、試験の受験料などの費用は病院が負担してくれます。そのため、認定資格取得への意欲も高まりました。先輩からの丁寧なご指導もあり、今年度から外来がん治療認定薬剤師として業務に取り組んでいます。今後もこの認定資格を活かして活躍していきたいです。 ③お子さんがいる女性の薬剤師も多く、出産や子育てに理解があること 将来子供が欲しいと考えた時に、出産・育児に理解がある職場というのは重要なポイントだと考えています。当院はお子さんがいる薬剤師の方も多く、女性は出産後も安心して職場復帰ができる環境だと思います。産休・育休制度もしっかり利用でき、出産後の勤務形態も時短勤務など状況に応じて選択することができます。男性薬剤師も育休制度利用の実績もあります。 以上の3点が清水病院に就職を決めた理由となります。働き始めて他にもたくさんの良いところが発見できましたので、ご興味ある方はぜひ質問してください。 |
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現在の仕事内容 | 一年目は、先輩がついてくれて薬剤師としての一般的な業務から教わります。最初は、飲み薬の調剤、注射薬や点滴の監査などを任されました。処方内容に疑義がないかの確認や、持参薬と病院で出した薬に相互作用がないかの確認など、安全に患者さんが服薬ができているかを確認しています。最近は薬剤部内での業務のみならず、病棟業務や外来化学療法室での患者さんの指導等にも従事しています。 |
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やりがい | 薬剤師は、医薬品を適正に安全に使用していただく仕事です。血液検査の確認や薬剤の用法用量の確認など、みなさんの手に薬がわたるまでに色々な過程を経ています。また、入院患者さんの服薬指導の際にお話を傾聴し、不安なことなどを聞き出し、医師・看護師と話し合い処方提案も行っていきます。目立つ仕事ではないですが、縁の下の力持ちとして仕事に取り組んでいます。 |
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これからの目標 | 2024年には、日本臨床腫瘍薬学会認定 外来がん治療認定薬剤師の資格を取得しました。 |
薬学生にひとこと | 私たちはよく見る疾患や処方内容でも、患者さんからすると大きな出来事。服薬指導をする際に、不安な点や困っている点がないかを聞き、少しでも不安を軽減できるように寄り添った対応を心がけています。 |
高田 真子
薬剤部2022年
静岡県立大学
入社のきっかけ | 飽きっぽい私はとにかくいろいろなことがやりたい!と思い、病院薬剤師を選びました。 |
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現在の仕事内容 | 当院では1年目から調剤業務、抗癌剤の調製、病棟業務など様々な業務に携わることができます。特に病棟業務は多様な患者さん、そして医師や看護師といった他職種の方々と関わることで、多くの経験や知識を得ることができます。その分難題にぶつかることや、自分の知識不足を痛感させられることもありますが、優しく愉快な先輩方や同期に助けられ、日々楽しく働けています。 |
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やりがい | もともとがん領域に興味があったため、今年度から外来化学療法室の業務にも携わっています。早い段階から希望の分野に関わることができ、とても嬉しく思います。 |
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薬学生にひとこと | 当院は、比較的休みがとりやすいことも魅力の1つかと思います。自分を含め皆さんいろんな趣味や推し活を楽しんでいます。プライベートを思い切り満喫できることが、仕事のモチベーションにも繋がっていると思います。 興味をもっていただけた方はぜひ一度見学に来てみてください。優しく愉快な先輩方がお迎えします! |
鈴木 躍士
薬剤部2022年
日本大学
入社のきっかけ | 私は日本大学薬学部を2018年度に卒業し、食品衛生監視員として国家公務員を4年間務めました。そんな中、2カ所目で清水に転勤となり、この街に引っ越してきました。 千葉、横浜と住んできましたが、清水の街並みや自然との距離感、人の和やかさに驚きました。都心部は利便性が良いですが、満員電車や乗り換え時の時間との闘いなど毎日となると、娯楽があってもこの先ずっとと思うと考え物でした。それとは反対に清水の町は都会と比べると人と電車やバスは減り、寂しい気もしますが、そうだからこそ見える・感じる自然や快適さがありました。 ある時、当院の薬剤師募集を知り合いに紹介され、「現場経験のない自分なんかが今更できないな」と思っていましたが、見学時にお話をさせていただいたときに、「ここならできるのではないか」と思わせてくれる様な気持ちになり、当院に転職を決めました。 |
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現在の仕事内容 | 主に呼吸器内科病棟担当薬剤師として業務を行っています。 |
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やりがい | 働いてみて、年齢や経験に関係なく、研修マニュアルとOJTが整っており、何より、聞きやすい職場の雰囲気・風通しが素敵でした。お互いの見解を話して結論を出したり、専門薬剤師にアドバイスを聞くこともし易く、経験年数だけでなく、リアルタイムに詳しい人に確認し合う関係性がとても良いと感じました。自分も強みをつくって、組織としてより良い医療提供に努めるために勉強したいと思えました。 就職して2年目の新米ではありますが、男性の育休を2ヵ月取らせていただきました。今まで取った人がおらず、後ろめたさがありましたが、多くの方の後押しや支えがあり、取ることができました。おかげで身寄りが近くにいなくても里帰りすること無く、育児に専念することができました。 |
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これからの目標 | 公務員というのもあり、あらゆる場面で使える有給があります。働く中で休みの心配をしなくて良い環境は何より働きやすい環境であると思います。働きながらやりたいことや人生設計をすることのできる環境が揃っています。この環境に感謝をして、毎日前向きに今後も働いていきたいと思っています。 |
更谷 和真
薬剤部2010年
東北医科薬科大学
入社のきっかけ | 元々はスーツを着て電車通勤をする仕事がしたいと考えていましたが、大学で病院薬剤師の活躍の話を聞き、自分も医師と共に患者様に貢献できる仕事がしたいと考えていましたが、大学で病院薬剤師の活躍の話を聞き、自分も医師と共に患者様に貢献できる仕事がしたいと考えるようになりました。そのため大学卒業後2年間は別の病院に勤務し、その後2010年から当院で病院薬剤師として働いています。 |
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現在の仕事内容 | 私の得意とする分野は感染症領域です。集中治療室に常駐しながら、院内すべての広域スペクトル抗菌薬を使用している患者様を把握し、用法用量、対象としている微生物が真の原因菌かを主治医とディスカッションをしながら一緒に治療方針を決めていきます。また年に3回開催される院内感染対策委員会の講師や、静岡市内公的病院の感染領域が専門薬剤師と相互に情報交換を行なうカンファレンスにも参加しています。取得している認定資格は、日本病院薬剤師会認定の感染制御認定薬剤師、化学療法学会認定の抗菌化学療法認定薬剤師です。当院では、認定取得に積極なサポートがあり、可能な限り研修会や学会への参加を認めていただいています。 |
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やりがい | 病院薬剤師歴は15年になりますが、前職では調剤業務が主で病棟に配置されることが少なくあまりやりがいを感じませんでした。しかし当院に転職してからは、院内の抗菌薬をマネジメントする上記のAST業務、配置されている病棟は集中治療室と急性期患者様の治療に関わる仕事や、透析室にて透析患者の治療方針を決定しているカンファレンスにも参加しています。最近では新たな取り組みとして、術後疼痛管理チームの一員として毎日手術後の患者様の痛みの程度を確認し、医療用麻薬を含めた疼痛管理薬のコントロールを医師と共同して行っています。この様に業務の移り変わりがあり、充実した毎日を過ごしています。そのため私が就職して感じているのは、当院は新らしい取り組みを取り入れるのことが得意な施設だということです。これからも診療報酬改定がある度に、随時取り組みたいと考えていますので、一緒に当院で働きませんか。 |
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薬学生にひとこと | 就職当時は転勤したくない、実家から通える病院ならどこでもよいと思っていました。しかし14年現職が続いていることを振り返ると、居心地が良いのかなと感じています。そのような環境を作っていただいた上司に感謝しつつ、今度は私たち世代が次世代にとって働きやすい環境を作れる様に努力したいと思います。 |