ママ薬剤師インタビュー 正社員① ママ薬剤師インタビュー 正社員①
育休取得後に職場復帰したけれど、想像以上に両立が大変だったと悩んでいませんか。今回は、正社員として育休復帰後、時短勤務の適用外となるタイミングで転職したママ薬剤師さんにインタビューしました。
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時短勤務の適用期間が過ぎ、正社員でも残業ナシの職場に転職!

先輩プロフィール

年齢 32歳
子ども 2人(3歳、4歳)
住まい 埼玉県
業種 企業(DI業務)
雇用形態 正社員
通勤時間 電車で30分

正社員、時短勤務なしでは21時までの勤務となるため転職を決意

──育休を取得した職場から転職を思い立ったきっかけを教えてください。

前職の調剤薬局では、法定通りの短時間勤務制度(時短勤務)でしたので、子どもが3歳になると時短適用外となります。常に人手が足りない店舗でしたし、ママ薬剤師は私一人だけだったので、子育てと仕事の両立の大変さは理解されづらい職場環境でした。第1子の時は1年間取得できた育休も、第2子を出産した時は、店舗の人手不足のため、育休4ヶ月後に復帰せざるを得ない状況でした。子ども都合での欠勤や早退がしづらく、保育園から呼び出された時などは、夫に頼ったり、保育園にワガママを言って数時間預かってもらう日々でした。
正社員として時短勤務を使わずに働くと、残業のために毎日20~21時までの業務となり、保育園のお迎えに間に合わなくなります。そのため、子どもが3歳になるタイミングで転職を決意しました。

転職後は自分の理想の働き方に合った新しい領域にチャレンジ

──復帰後の今はどのような働き方をされていますか。

転職した今は、正社員として、企業のコールセンターでDI業務をしています。調剤薬局で長年働いていたので、DI業務は新しいチャレンジでしたが、薬に関する質問への回答を通して人の役に立つことができ、薬についての知識が日々増えて、薬剤師としてとても勉強になります。
本当は18:00までの勤務なのですが、コンサルタントの方に交渉してもらい、始業時間を30分早めることで退社を17:30にしてもらえたたため、18:30の保育園のお迎えに間に合うことができます。職場には子育て中の女性が多いので、保育園から呼び出しの電話がきても「いってらっしゃい!」と快く送り出してもらえるなど、子育てと両立しやすい環境で働いています。
企業へ転職したことによって、土曜日も完全に休みになり、家族と過ごす時間が増えた点も、とても満足しています。

子どもの就寝時間の活用とストレスを溜めないことが両立のカギ

──正社員としてフルタイムで勤務されていますが、子育てと仕事を両立するポイントを教えてください。

子育てと仕事を両立するポイントは、子どもたちが寝ている間に、いかに時間を有効活用するかです。子どもたちが起きている間は、遊んだり勉強を手伝って、常に一緒にいるので、子どもたちが寝てから自分の就寝時間までが最も忙しい時間です。
今では上の子も4歳になったので、掃除などを手伝ってくれるようになりました。子どもたちを褒めて、積極的に手伝ってもらうようにするのも、両立のポイントの一つです。
また、子育てで溜まるストレスは、仕事を頑張ったり、職場の同僚と話すことで発散する一方で、職場のストレスは、子どもたちと思いっきり触れ合うことで発散すること。これも両立する上でのカギだと思っています。

育休復帰後、両立がつらいと思っている方へひと言

気持ちよく働くためにも、自分の働き方に納得して働くことが、とても重要だと思っています。仕方がないと思って無理な両立を我慢するのではなく、子どものためにも、思い切って行動に移すべきです。自分だけの力では、希望の条件に合った仕事を見つけることは難しいけれど、コンサルタントに交渉をしてもらうことで、子育てと両立できる自分に合った働き方が見つかるはずです。私も当初は、コールセンターでDI業務を行うとは全く想像していませんでしたが、さまざまな仕事を知っているコンサルタントの協力があったからこそ、出会えた理想の働き方でした。無理な両立を続けるよりも、自分が納得できる働き方で転職して、長く働き続ける方法をオススメします。

ポイントのおさらい ポイントのおさらい
  • フルタイムで働くママの子育てとの両立には、子どもが寝ている時間の有効活用、子どもの積極的なお手伝い、適度なストレス発散が大切。
  • コンサルタントに相談することで、自分だけでは知ることができなかった職場の候補も見つかるから、自分にピッタリの職場に出会える。
ママ薬剤師向けに両立しやすい職場をお探しします。 ママ薬剤師向けに両立しやすい職場をお探しします。
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