• 株式会社誠心堂薬局

    漢方薬局と鍼灸院を東京・千葉に運営し35年の実績。子宝相談や皮膚疾患をはじめ幅広いお悩みに対面や電話・オンライン等で対応

    • その他

    従業員数 合計133名(重複有資格者あり) 薬剤師56名 鍼灸師5628名 中医師17名 登録販売者38名 事務員22名

先輩情報

関根 裕司
誠心堂薬局 船橋店
2018年
帝京大学
入社のきっかけ 私は、大手調剤薬局に以前勤務していました。薬剤師になろうと思ったきっかけは、病気を治すのは医師の技術や経験ですが、良くなる為には薬という存在が考えられ、そこに興味を持ったからです。勤務していた頃は多くの患者様と接してきましたが、治療しようと薬を服用する一方、副作用で薬が追加になるというように雪だるま式に薬が増えていく現状も目のあたりにしました。このような光景に、自分の携わっている仕事にいつしかこれでいいのかと疑問をもつようになりました。また、もともと学生の頃から皮膚は弱いほうで手や足の皮膚炎によくなっていました。大学を卒業し、薬剤師として勤務しているときに手がどうしようもなく荒れて勤務に支障をきたすほどでした。そんな時、知り合いからすすめてもらった漢方と鍼灸を通して自分の肌がよくなってきました。このような経験を得て鍼灸のことも知りたいと思い、鍼灸のライセンスをとりました。この時、漢方と鍼灸を両立することができる職場を探しており、人材派遣会社を通して紹介してもらった会社が誠心堂薬局でした。ここなら自分のやろうとすることが実現できるのではないかと思い入社に至りました。
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やりがい 漢方相談では様々な疾患でお悩みの患者様が来店されます。鍼灸学校で学んだ知識を活かして様々な疾患のことを知っていたのは役に立っていたのですが、薬局に来店された患者様をなかなかご相談にまでつなげることに苦労しました。先輩方の対応を観察してどうやったら漢方相談したいという気持ちにもっていけるのかを日々考えていました。薬局には研修や先輩方から対応の仕方を丁寧に教えて頂き、試行錯誤しながらも初めて漢方相談へつなげられたときは嬉しかったことを思い出します。自分が変わったきっかけは、これといってないのですが、日々の努力の積み重ねが、ある時いつの間にか仕事を覚えてできるようになっていたという印象です。

始めての相談は、前任の担当者からの引継ぎの患者様でした。ある程度弁証がされていて、その方にあった漢方がでているので、いちから漢方を構築するということはなかったものの緊張しました。今まで研修で学んだ知識を総動員して、弁証を考えその方に合った漢方を考えるということが最初の頃は慣れていなくて漢方を決めるのに時間もかかり苦労しました。幸い誠心堂薬局には中医学アドバイザーが勤務しているので、何か漢方相談で迷ったときにはすぐに伺うことができアドバイスをしてくださるので、そういう意味では安心して相談できるという環境が整っていると思いました。
これからの目標 漢方薬を扱う仕事をしてから、人をみる力が問われます。その人の日々の食生活や仕事、趣味など多岐にわたって考えていく必要があります。人が今どのように考えているか、どのような感情であるのかを考えた上で適切なアドバイスをしてその方の症状改善にもっていけるような存在に一日でも早くなりたいと思っています。