• 国立大学法人岡山大学 岡山大学病院

    あなたの求める薬剤師像がここにある!

    • 病院

    従業員数 2400人 うち薬剤師数80人

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企業情報

現代医療において、薬剤師は医師と協働する薬剤の専門家として薬物治療の責任を分担する一方で、チーム医療への貢献を介した医療従事者の負担軽減、医療安全の向上が求められています。
こうした社会背景から、当院では薬剤部における人材育成が最重要事項であると考え、薬学的見地からエビデンス発信を行うPharmacist-Scientistや近年の社会ニーズに沿ったデジタルに長けた薬剤師の育成を第一に掲げています。また、日々変わりゆく医療変革の中、薬剤部員それぞれがやりがいを感じながら大学病院薬剤部における先進的な薬剤師業務と教育、そして研究の三本柱を展開し、全国に向けた発信を介して特定機能病院における高度医療と社会の発展に寄与できるよう取り組んでいます。
臨床業務では、当院薬剤部がより積極的に展開してきた周術期医療や、幅広い領域の薬剤師外来などをさらに発展させていきたいと考えています。新たな取り組みとしては、臨床研究中核拠点病院およびゲノム中核拠点病院に指定されている当院の強みと、データサイエンスの優位性を活かした先進的な薬剤業務を展開していくことを目標としています。また、特定機能病院への経営参画を図る一環として、薬剤師が関与する診療報酬を効果的に算定できる人員配置の最適化や後発品・バイオシミラーへの切り替え、フォーミュラリーも推進していきます。そのほか、災害・新興感染症などの緊急事態に迅速に対応できる体制の強化も図らなければなりません。一方、病院薬剤師の社会的な役割が拡大していることから、業務量が増加する傾向にありますので、デジタルの導入などによって薬剤業務を効率化し、働き方改革にも取り組みたいと考えています。
当院薬剤部は先導的な薬剤師を育成する組織として、研究だけではなく臨床業務に関する教育も充実しており、理想の薬剤師像を追い求められる環境が整っています。その中で、臨床業務、研究、教育の三本柱を展開し、岡山大学の強みを最大限発揮させた成果によって地域社会への貢献を目指しています。当院薬剤部で切磋琢磨していきたいと門戸を叩く皆さんと一緒に、医療の発展に従事できる日を心待ちにしております。

手術室にも薬剤師が常駐する薬剤室があり、手術で使用される医療用麻薬をはじめとする薬剤を管理運用しています。
がんの治療中の患者様へ薬剤師外来を展開し、薬剤師の職能を活かしてチーム医療に大きく貢献しています。
オン/オフを切り替え、みんなで楽しくワイワイやれる職場です!
企業名 国立大学法人岡山大学 岡山大学病院
業種 病院
企業紹介 岡山大学病院の理念は、「高度な医療をやさしく提供し、優れた医療人材を育て、社会・地域の持続的な健康増進に貢献する」です。当院は、1870(明治3)年の岡山藩医学館大病院が開設して以来、150年を超える長い歴史と伝統を受け継いできた病院ですが、私達は、これまでも、そしてこれからも患者さんに最良な医療を届けていきたいと考えています。
2015(平成27)年8月に当院は、中国地域の「造血幹細胞移植推進拠点病院」に選定され、白血病などの難病に対し多くの造血幹細胞移植を実施するとともに中国地域の移植医療の推進に取り組んできました。また、免疫細胞療法(CAR-T細胞療法)の提供施設として認定されており、多くの患者さんに治療を届けています。
また当院は、「がんゲノム医療中核拠点病院」に選定され、個々のがん患者さんに最適な医療を提供するだけでなく、治験・先進医療を主導し研究開発を進めることにより、がんゲノム医療を牽引する役割を担っています。ゲノム医療総合推進センターを中心に、腫瘍センター、バイオバンク、臨床遺伝子診療科などが一体となって、がんゲノム医療の発展に取り組んでいます。
さらに、「臨床研究中核病院」として日本発の革新的医薬品・医療機器の開発などに必要となる質の高い臨床研究を推進するため、国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的役割を担う病院と位置づけられています。
そして教育機関としての役割も担っています。「患者さんのために、保健・医療の発展のために、自己ではなく社会のために」という、変えずにしっかり守っていく「不易」な姿勢と、社会変化に柔軟に対応できる「流行」の能力を携えた医療人材を育成し、地域・世界に輩出しています。
事業内容 急性期病院内薬剤部業務
調剤全般(時間外含む)、薬剤管理指導業務、医薬品情報、抗がん剤調製、治験業務、学生(薬学部、医学部)指導、実習生(他施設薬剤師)指導など
住所(本社) 700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
設立 1870年
沿革 1922年 岡山医科大学附属医院と改称.第1回洗心会を開催.
1927年 薬局内に薬剤研究会を設置,本草会が発足.
1931年 洗心会が親睦会と改称,本草会が薬局会へ改称.
1932年 岡山医大薬局会誌第1号を発行.
1935年 親睦会から笑話会へ改称.
1939年 三朝温泉療養所が開設.
1945年 B29大空襲により木造薬局棟は完全焼失,調理棟の一部に入居.
1948年 本島分院(香川県)が開設し,薬剤師1名の派遣が開始.
1949年 岡山大学医学部附属病院薬局と改称.笑話会が親睦会へ改称.
1950年 病院正門付近に木造二階建築薬剤棟が竣工.
1956年 総合外来診療棟竣工による調剤室の一部が外来患者専用調剤室となる.
1959年 注射薬補給室を設置,第15回全国国立大学薬局長会議(岡山)を開催.
1962年 「薬局」から「薬剤部」へ変更.
1966年 「院内処方せん取り扱い心得」および「院内麻薬取扱要綱」を発行.
1970年 薬剤棟の西棟半分が改装,「院方集第9版1970」を発行.
1972年 入院患者の一包化開始,薬剤学教室への病院薬学の講義を開始.
1975年 中央診療棟・北病棟の竣工,薬剤部病棟分室を新設(入院調剤室,注射薬補給室,薬品情報室,宿直室)
1976年 中国四国薬学大会が岡山で開催.
1981年 試験室で体液中薬物濃度測定を開始.
1982年 歯学部附属病院薬剤部を設置.
1986年 新外来棟が竣工,薬剤部が全面移転.
1989年 処方オーダリングが開始.
1990年 外来電算機による処方オーダ開始.
1992年 注射薬の個人セット化開始,中国四国支部学術大会が岡山で開催.
1993年 薬剤管理指導業務を小児神経科から開始,院外処方せんの発行が開始.
1997年 治験薬管理室を設置.
1998年 注射薬オーダリングシステム開始.
1999年 治験センターを設置,注射薬自動払出し装置を導入,お薬相談室を開設.
2000年 製剤室と無菌製剤室を統合,歯学部附属病院薬剤部の処方オーダリングが開始.
2001年 手術部麻酔薬のセット化開始.
2002年 外来化学療法の混合調製業務を開始.
2003年 医学部附属病院と歯学部附属病院が統合,電子カルテの導入,注射薬補給室から注射薬室へ改称,
歯科診療薬剤室へ改称,2次元バーコードを活用した混注監査システムの導入.
2004年 小児病棟での注射薬の混合調製業務を開始.
2007年 薬剤部門システムの大幅な更新,薬剤部の一部が入院棟東へ移転.
2008年 周術期管理センターへの薬剤師の派遣を開始.
2013年 病棟薬剤業務実施加算の算定開始.
2014年 院外処方せんへの検査値表示を開始,血液製剤管理システムの運用開始.
2015年 外来薬剤業務管理室を設置.
2016年 三朝医療センター閉院.
2017年 医療安全管理部へ薬剤師GRM(専従)を配置.
2018年 院外処方せん問合せ簡素化プロトコル,トレーシングレポートの運用開始.
2019年 手術部薬剤室が設置,人工知能応用メディカルイノベーション創造部門が開設.
2020年 感染制御部へ薬剤師を専従配置,敷地内薬局が開局,電子カルテ,薬剤部門システムの更新.
2021年 保険薬局薬剤師研修が開始.
従業員数 2400人 うち薬剤師数80人
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