美しい自然と温泉の恵み、
そして温かい人々に囲まれた
大分県で薬剤師として
新たな一歩を踏み出しませんか
大分県には、病院、薬局、行政、
検査センターといった
幅広い職域での薬剤師としての
活躍の場があります
多様なキャリアパスの中から、
あなたの理想の働き方を見つけられます
UIJターンを対象とした移住支援制度や
奨学金返還支援事業・修学資金貸与制度などの
サポートも充実
あなたのスタートを全力で応援します


大分県の薬剤師
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薬局薬剤師
医師の処方せんに基づき薬を調剤し、患者さまへ薬の効果や飲み方を分かりやすく説明します。
飲み合わせや副作用の確認など、安全な薬物治療を支える専門家です。
患者さまの身近な健康相談役として、地域社会に深く貢献できるやりがいのある仕事です。
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病院薬剤師
入院・外来患者さまへの調剤や服薬指導に加え、医師や看護師と連携して治療方針を検討する医療チームの一員です。
抗がん剤の無菌調製やTDM(薬物血中濃度モニタリング)など専門的な業務も行い、高度な医療に貢献できることが大きな魅力です。
チーム医療の中心的な存在として、患者さまの命と健康を守る重要な役割を担います。
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行政
保健所などで薬局の監視指導や麻薬の管理、食品衛生など、薬事・公衆衛生行政を担います。
個々の患者さまではなく、地域全体の安全と健康を守るのが役割です。
法律に基づき、ルール作りや指導を通じて社会貢献できること、ワークライフバランスが取りやすい点が魅力です。
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検査センター
医薬品や食品、環境水などの成分分析や、毒物・劇物の検査を通じて、県民の生活の安全を守る仕事です。
個々の患者さまではなく、県全体、ひいては国民全体の健康と安全を、科学的な知見から支える使命を担っています。
最新の分析機器を駆使して専門性を高めながら、その知識と技術が社会全体の安全に直結するやりがいのある仕事です。
大分県で暮らす魅力
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日本一の温泉県!
大分県の温泉は、源泉数・湧出量ともに全国第1位(※)で、別府温泉郷・由布院温泉・湯平温泉・長湯温泉をはじめ、各地に多数の温泉が存在します。
その泉質もさまざまで、療養泉分類10種類のうち、単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、酸性泉、硫黄泉の8種類が確認されています。
※令和4年3月末現在 -
豊かな「食」
大分県は海、山、そして温暖な気候という地理的な要素が複合的に作用することで、多様で質の高い食材が豊富に生産されています。
豊後水道の潮流により身が引き締まった関アジ・関サバや、起伏に富んだ山間部で育てられるおおいた和牛、火山付近のミネラルが豊富な土壌で栽培された「カボス」などは特に有名です。 -
全国3位を誇る治安のよさ
令和7年警察白書の統計資料によると、日本の犯罪発生率の全国平均が人口10万人あたり566件であるのに対し、大分県は273件と全国平均を大きく下回っています。
これは、全国で3番目に少ない犯罪発生率です。
大分県で働く
先輩薬剤師の声!
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「向いてない」から始まった、大分での薬剤師ライフ
- 金子 啓一郎(かねこ けいいちろう)
- 現在の所属・役職:太陽調剤薬局 鶴見店 薬剤師
- 卒業大学:横浜薬科大学
- いまの職場を選んだ理由
- 一度は薬剤師の道を諦めかけ、薬学部とは違う大学に進学しました。しかし、どうしても薬剤師になりたいという思いが捨てきれず、大学を中退。予備校を経て薬科大学に入り直しました。大学は神奈川県でしたが、住み慣れた大分県の暮らしが肌に合っていたので卒業後は帰郷。地元に貢献したいという思いもあり、自宅近くの薬局に就職しました。
- 仕事のやりがい
- 働き始めた当初は、コミュニケーション能力に課題を感じて「自分は薬剤師に向いていないのではないか」という悩みがありました。しかし、職場の先輩方が根気強くサポートしてくださったおかげで、少しずつ成長でき、仕事が楽しいと感じるようになりました。食事についてアドバイスをした患者さまの症状が改善し、「おかげで良くなったよ」と報告に来てくださった時は、本当に嬉しく、この仕事を選んでよかったと心から感じました。
- 大分県の魅力
- 私は自然が大好きで、仕事で疲れた時や気分転換したい時は、よく山に登ります。鶴見岳や由布岳など、気軽に登れる山が身近にあるのは大きな魅力です。また、海も近いので、新鮮な魚介類が本当においしいです。特に関アジ・関サバの刺身は絶品ですね。都会の喧騒から離れ、ゆったりとした時間の中で暮らせるのが大分の良いところです。
- 薬学生へのメッセージ
- 実際のところ、私は待遇やキャリアプランを深く考慮したわけではなく、通勤距離をはじめとしたワークライフバランス重視で就職先を選びました。その根底には、「自分は薬剤師に向いていないかもしれない」という不安があったのだと思います。 学生の皆さんの中にも、私と同じような不安を抱えている方がいるかもしれません。しかし、まずは一歩を踏み出して現場に出てみましょう。実際に働いてみると、自分でも知らなかった"自分の強み"がきっと見つかると思います。
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チーム医療の最前線、救急薬剤師という道
- 森本 麻友香(もりもと まゆか)
- 現在の所属・役職:大分市医師会立 アルメイダ病院 薬剤部
- 卒業大学:福岡大学
- いまの職場を選んだ理由
- 幼い頃から医療ドラマが好きで、漠然と医療の世界に憧れていました。大学時代、救急領域で活躍されていた恩師から、薬剤師はチーム医療の一員として治療方針の決定に深く関わるという話をうかがい、感銘を受けました。そこから、病院薬剤師、特に救急の分野で働きたいと強く思うようになりました。就職活動では、地元である大分県が好きで将来的に戻りたいという気持ちと 、当院が救急領域に力を入れていることを知り 、ここでなら自分のやりたい医療が実現できると考え、入職を決めました。
- 仕事のやりがい
- 現在は、入職当初から希望していた救急病棟を専任で担当しています。日々の業務は調剤や無菌調製に加え 、病棟では緊急入院された患者さまの持参薬の鑑別や、状態に合わせた薬の量の調整などを行います。特に中毒で搬送された患者さまには、初期治療の段階から医師と連携し、治療方針について提案することもあります。以前、意識障害の原因が服用中の薬剤にある可能性を医師に情報提供し、治療方針の変更と患者さまの症状改善に繋がった経験は、薬剤師として存在意義を発揮できた瞬間であり、大きなやりがいを感じました。
- 大分県の魅力
- 大学時代は福岡で過ごしましたが、私には大分が合っている気がして、卒業後は戻りたいという気持ちが強かったです。家族や知り合いが多いのはもちろん、慣れ親しんだ土地に身を置く安心感は大きいですね。また、患者さまと大分弁でコミュニケーションが取れると、心の距離が縮まる気がします。食べ物も美味しく、特に名物の「とりてん」や「りゅうきゅう」、関アジ・関サバといった新鮮な海産物は自慢です。
- 薬学生へのメッセージ
- 病院薬剤師の魅力は、医師のカルテや検査値を見て治療方針を深く理解した上で、業務に携われる点です。多様な症例に触れる機会も多く、日々勉強になります。特に救急領域では、迅速な判断力と、命に関わる現場だからこそ求められる慎重さの両方が求められます。私自身、大学の恩師に出会うまで、薬剤師がここまで救急の現場で活躍できるとは知りませんでした。医療ドラマを見ていた頃のように、チーム医療の最前線で貢献したいという思いがあるなら、ぜひ病院薬剤師、そして救急の現場という選択肢も考えてみてほしいです。
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行政と臨床、ふたつの経験でキャリアを拓く
- 利光 真明(としみつ まさあき)
- 現在の所属・役職:大分県立病院薬剤部 主任
- 卒業大学:昭和薬科大学
- いまの職場を選んだ理由
- 私はもともと、MR職を目指して就職活動をしていました。しかし、インターンシップなどを通じて、ノルマ達成を追い求める営業職の働き方と、「本当に患者さまのためになる仕事がしたい」という自分の想いとの間で葛藤を抱くようになりました。そんなとき、両親から「地元に戻ってきたらどうか」と勧められたことをきっかけに、大分県での就職を考え始めました。その中で、公務員薬剤師という道に出会いました。大分県の公務員であれば行政職としての業務と、県立病院での臨床業務の両方に携われるチャンスがあると知り、幅広い経験を積めることに大きな魅力を感じました。こうした理由から、私は大分県の公務員薬剤師になることを決意しました。
- 仕事のやりがい
- 最初の2年間は保健所に勤務し、飲食店の営業許可や食中毒対応などの食品衛生業務、および薬局での麻薬廃棄の立ち会いなどの薬事業務を担当しました。その後、臨床現場で働きたいという思いが強くなり、自ら希望を出して県立病院へ異動。現在は病院勤務4年目となり、病棟業務や抗がん剤の調製、緩和ケアチームの一員としての活動などに携わっています。抗がん剤の副作用やがん性疼痛に対し、薬剤師として処方提案を行い、それが患者さまの症状緩和につながったときに、大きなやりがいを感じます。薬剤師としての専門知識や判断が、患者さまの生活の質(QOL)向上に直接貢献できる瞬間に、強い達成感を得られます。
- 大分県の魅力
- 大学時代は東京で過ごしていたため、都会の生活も経験しましたが、大分県の魅力は、やはり「のどかさ」にあると感じています。人々が穏やかで、患者さまも落ち着いた方が多く、一人ひとりにしっかりと寄り添いやすい環境です。また県内には至る所に温泉があり、保健所勤務時代には、仕事帰りに温泉に立ち寄ってから帰宅することもありました。これは、大分県だからこそできる、特別なリフレッシュ方法だと思います。
- 薬学生へのメッセージ
- 公務員薬剤師は、「仕事もプライベートもどちらも大切にしたい」という方に、自信を持っておすすめできる働き方です。福利厚生が充実しており、休暇も取得しやすいため、プライベートの時間をしっかり確保しながら働くことができます。仕事の面では、私のように病院で臨床経験を積むことも、行政分野で専門性を発揮することも可能です。特に保健所では、獣医師や検査技師、保健師などの他職種の方々と連携する機会が多く、医療職のみの職場では得られない幅広い視点や人とのつながりを経験できます。多様なキャリアパスが描ける「公務員薬剤師」という道を、ぜひ皆さんの将来の選択肢の一つとして考えてみてください。
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「公衆衛生」の視点で安全を支える
- 久寿米木 洋子(くすめぎ ようこ)
- 現在の所属・役職:公益社団法人大分県薬剤師会 検査センター 副所長兼総務部部長
- 卒業大学:長崎大学
- いまの職場を選んだ理由
- 学生時代から化学実験が好きで、実験ができる仕事を探していました。製薬会社の研究職なども考えましたが、当時は大学院卒の方が中心で、4年制大学卒の私には少し難しい面もありました。そんなある日、大学の学生課にあった地元の大分県薬剤師会検査センターのパンフレットが目に留まりました。ここなら好きな実験を仕事にできるかもしれないと思い、見学を経て就職を決めました。もともと都会で働くことはあまり考えておらず、慣れ親しんだ九州で仕事を探していた私にとって、ぴったりのマッチングでした。入職後は特に大きなギャップを感じることもなく、現在まで30年以上この職場でキャリアを重ねています。
- 仕事のやりがい
- 入職当初は水道水や河川の水質検査から始まり、その後、食品の検査部門の立ち上げにも関わりました。なかでもやりがいを感じたのは、食品分析の仕事です。以前、「使った覚えのない農薬が検出されて困っている」というお客様からの依頼で再検査を行い、問題がないことを証明できたことがありました。その際にお客様からいただいた「困っていた時に助かりました」という感謝の言葉は、管理業務を担当している今でも私の仕事のモチベーションになっています。
- 大分県の魅力
- 大分県の魅力は、なんといっても豊かな自然環境です。海と山のどちらにも恵まれているため、新鮮な魚介類や美味しい山の幸など、食べ物がとても豊富です。また、県内各地に素晴らしい温泉があり、ゆっくりと心と体を癒やすことができます。私が生まれ育った県南部の海は今でもきれいで、自然の美しさを身近に感じられます。最近では高速道路をはじめとする交通網の整備が進み、県内各地への移動がとても便利になりました。都会の喧騒から離れ、落ち着いた環境で暮らしたい方にとっては、非常に住みやすい場所だと思います。
- 薬学生へのメッセージ
- 皆さんが大学で受けている教育は、病院や薬局といった医療現場での活躍を強く意識したものだと思います。そのため、検査センターの仕事は少しイメージが違うかもしれません。しかし、薬学のカリキュラムには、公衆衛生について学ぶ機会も多くあります。人々の健康を、医薬品だけでなく、水や食品、生活環境といった側面から支えるのが私たちの仕事です。化学実験が好きだったり、少し違った角度から人の健康に貢献したいと考えたりする方にとって、検査センターは学んだ知識を幅広く活かせる職場です。薬学で得た知見は、皆さんが思う以上に多様な分野で役立てることができます。
就活アドバイザー
からひと言
地域医療への貢献と、薬剤師としての自己成長―
同時に追求できるチャンスが大分県にはあります
奨学金返還支援事業・修学資金貸与制度や移住支援制度といった充実したサポートを活用し、薬局・病院・行政など希望の分野でキャリアを築けます。
治安が良い環境で仕事に専念し地域医療に貢献するやりがいと、温泉や美食、レジャーでプライベートを満喫する喜びを両立できるのも魅力です。
大分県の薬剤師に
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