新鮮な海の幸や地元の農産物を
使った美味しい料理が楽しめる
豊かな自然と
歴史的な文化が共存する三重県
三重県には、病院薬剤師としての
キャリアを築くためのサポートが充実
奨学金返還支援事業では助成金が受けられ
経済的な負担を軽減しながら
スキルアップが可能です
また、人材育成プログラムや
各病院独自の支援制度もあり、
あなたの成長を全力でサポートします
病院薬剤師とは
病院薬剤師は、薬物治療に携わりつつ、チーム医療の一員として専門性の高さを生かせる仕事です。チーム医療の一員として、医師や看護師をはじめとする多職種との連携が求められます。病院の薬剤師数は限られているため、当直を1人で担当しなければならないケースもあります。急変した際にも焦らず状況を判断する力が必要です。日常的な医薬品に関する知識のアップデートはもちろん、学会への参加や認定・専門資格の取得など、自ら専門性を高める姿勢が大切です。
病院薬剤師として
働く魅力
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チーム医療の中で専門性を
発揮できる患者にとって最も効果的な治療法や方針を検討するため、医療スタッフがそれぞれの専門性を発揮し合う「チーム医療」が進んでいます。チーム医療の中で薬剤師に期待されるのは、薬物療法に関する専門性です。医薬品の適正な使用や副作用・相互作用のチェック、処方提案などを通じて、医師をはじめとしたチームから信頼されることは魅力のひとつです。
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注射調剤やハイリスク薬の
経験が積める薬局薬剤師との大きな違いは、日常的に注射調剤業務があることでしょう。さらに病院によっては混注(注射薬混合調整)業務もあります。効果の強い注射薬は、副作用などのリスクも高いものばかりです。こうしたハイリスク薬を安全に患者さんに使用できるように責任を持って調製することも、病院薬剤師のやりがいのひとつです。
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認定・専門薬剤師の
資格取得を
目指せる薬剤師には、さらに高度な知識と技術を身につけていることを証明する認定・専門資格があります。認定・専門資格の中には、特定の疾患への介入実績50症例などの条件が設定されているケースがあります。病院は比較的症例が集まりやすい環境であるため、資格取得を目指したい人にとっては追い風となるでしょう。
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CRCとして治験に携わる
機会がある病院によっては、薬剤師がCRC(治験コーディネーター)として活動するケースがあります。治験責任医師・治験分担医師の業務支援、治験薬の保管管理、服薬状況の確認などの業務を担います。また、承認前の新薬に触れる機会があることは、病院薬剤師ならではのポイントと言えます。
暮らしやすい!
三重県の魅力
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豊かな自然と家族で
楽しめるレジャー
伊勢神宮や夫婦岩、熊野古道をはじめ、三重には歴史と自然あふれる観光スポットが多数あります。ナガシマスパーランド、鈴鹿サーキット、鳥羽水族館といった家族や友達と楽しめるレジャー施設も豊富です。
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生活の利便性
北部では中京圏には1時間、関西圏には1時間半でアクセスが可能と交通利便性に優れています。また、南部では2つの国立公園を有し、山から海まで多彩な自然に囲まれた豊かな暮らしができる点が魅力です。
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子育て
三重県では、「すべての子どもが豊かに育つ三重」を目指して、「子育て家庭応援クーポン」という協賛店での割引制度の導入や男性の育児参画推進など、子育て家庭を県全体で応援しています。
三重県の病院一覧
北勢医療圏
- ①三重北医療センターいなべ総合病院
- ②医療法人大和会日下病院
- ③特定医療法人北勢会(北勢病院)
- ④地方独立行政法人桑名市総合医療センター
- ⑤青木記念病院
- ⑥ヨナハ丘の上病院
- ⑦医療法人誠会山崎病院
- ⑧三重県立総合医療センター
- ⑨市立四日市病院
- ⑩独立行政法人地域医療機能推進機構四日市羽津医療センター
- ⑪医療法人富田浜病院
- ⑫医療法人社団山中胃腸科病院
- ⑬医療法人社団主体会主体会病院
- ⑭小山田記念温泉病院
- ⑮社会医療法人居仁会総合心療センターひなが
- ⑯医療法人安仁会水沢病院
- ⑰三重北医療センター菰野厚生病院
- ⑱鈴鹿中央総合病院
- ⑲社会医療法人峰和会鈴鹿回生病院
- ⑳医療法人博仁会村瀬病院
- ㉑高木病院
- ㉒白子ウィメンズホスピタル
- ㉓鈴鹿厚生病院
- ㉔医療法人鈴桜会鈴鹿さくら病院
中勢伊賀医療圏
- ㉕社会医療法人畿内会岡波総合病院
- ㉖一般財団法人信貴山病院分院上野病院
- ㉗名張市立病院
- ㉘国立大学法人三重大学医学部附属病院
- ㉙みえ医療福祉生活協同組合・津生協病院
- ㉚医療法人思源会(岩崎病院)
- ㉛大門病院
- ㉜学校法人藤田学園藤田医科大学七栗記念病院
南勢志摩医療圏
- ㉝松阪市民病院
- ㉞済生会松阪総合病院
- ㉟松阪中央総合病院
- ㊱松阪厚生病院
- ㊲南勢病院
- ㊳済生会明和病院
- ㊴医療法人三重ハートセンター
- ㊵大台厚生病院
- ㊶伊勢赤十字病院
- ㊷市立伊勢総合病院
- ㊸医療法人田中病院伊勢田中病院
- ㊹医療法人全心会伊勢ひかり病院介護医療院
- ㊺公益社団法人地域医療振興協会三重県立志摩病院
- ㊻医療法人豊和会豊和病院
- ㊼国民健康保険志摩市民病院
東紀州医療圏
- ㊽尾鷲総合病院
- ㊾紀南病院組合紀南病院
- ㊿医療法人紀南会熊野病院
三重県で働く
先輩薬剤師の声!
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地元で就職した先輩
- 松阪中央総合病院 山本さん
- 出身地:三重県
- 出身大学:鈴鹿医療科学大学
- 三重県の病院薬剤師へ
就職したきっかけ - どの業界に就職したいかをしっかり考え始めたのは、大学5年生の実務実習の時でした。実務実習を経て、病院薬剤師という働き方に魅力を感じました。 三重県内には母校である鈴鹿医療科学大学のOB・OGが多く就職されており、様々な情報を円滑に得られるのではないかと考えたため地元就職を選択しました。
- 今の仕事のやりがい
- 調剤業務や注射剤混注業務に加え、各科担当制で病棟業務を行っています。私は現在、超急性期患者や重症患者に関わる機会が多い、救急科および救急病棟の担当です。 超急性期の薬剤管理は病院で勤務する薬剤師しか経験できないことです。 また、当院は医師を含む他職種との距離感が近く、一人の患者さまに対してチームとして治療方針を決定していきます。治療方針の決定に関わることができる点も病院薬剤師の魅力であり、やりがいでもあると感じています。
- 三重県の病院薬剤師サポート
制度の魅力 - 三重県病院薬剤師会では、多数の研修会が企画されており、興味のある研修会に参加しやすい体制が整っています。研修会には5つの専門部会があり、それぞれの分野に特化した先生方が講師を務めています。また、三重県では奨学金返還支援事業が開始されており、今後さらに病院での勤務という選択肢が広がるのではと感じています。
- 全国の薬学生へのメッセージ
- 四年間の一般課程を経て、共用試験や実務実習、就職活動、国家試験と非常に多忙な毎日を過ごされていることと思います。その慌ただしい日々の中で、就職先を探しながら、国家試験の勉強も両立しなくてはいけません。しかし、それだけではせっかくの学生生活を楽しむことができなくなってしまうと思います。しっかり遊ぶときは遊び、勉強するときは勉強するというメリハリのついた生活を送っていただければと思います。そして、国家試験に合格し、三重県の病院薬剤師として一緒に働ける日を楽しみにしています。
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Iターン就職をした先輩
- 伊勢赤十字病院 米澤さん
- 出身地:和歌山県
- 出身大学:摂南大学
- 三重県の病院薬剤師へ
就職したきっかけ - 病院薬剤師は、病棟業務をはじめとする多岐にわたる業務を担い、チーム医療において重要な役割を果たしています。しかしながら、三重県では薬剤師数が全国平均を下回っており、特に病院薬剤師の不足は深刻な状況です。このような状況下では、薬剤師一人ひとりに幅広いスキルと、より高度な専門性が求められています。病院薬剤師として、専門性を高め、スキルアップができる環境で働きたいと思い三重県の病院薬剤師を選びました。
- 今の仕事のやりがい
- 消化器内科病棟を担当しています。本病棟では、化学療法や生物学的製剤の導入目的で入院される患者さまが多くいます。患者さまが薬剤や治療に対して不安を抱える中、薬剤師として副作用やその対処法について丁寧に説明し、安心して治療を受けられるようフォローすることができます。こうした患者さまの不安に寄り添うことができるのが私のやりがいです。また、薬剤の提案を通じて患者さまの副作用を軽減することにも喜びを感じています。患者さま一人ひとりの心の支えになれることが日々の励みとなっています。
- 三重県の病院薬剤師サポート
制度の魅力 - 三重県病院薬剤師会は、全国と比較して研修会が豊富です。新任薬剤師研修会では、病院や薬局の薬剤師と交流しながら知識を深める貴重な場となっています。多様な研修会や異なる職場の薬剤師との交流を通じて、幅広い知識を学び、スキルアップできる環境が整っています。また、三重県では令和6年度の卒業生に向けて「三重県薬剤師奨学金返還支援事業」があります。この制度を活用することで、奨学金返済の心配を減らし、安心してキャリアアップを図ることができます。
- 全国の薬学生へのメッセージ
- 今が一番多く悩む時期だと思います。私自身も将来のビジョンについて苦悩した時期がありました。患者さまとのコミュニケーションの大切さや、同職種や他職種との連携の重要性を日々実感し、病院薬剤師として働いて良かったと感じています。薬剤師としての旅路は、どこへ行っても決して楽な道ではありません。しかし、その先には多くのやりがいと感動が待っています。患者さまからの感謝の言葉が、日々の業務の原動力になります。同じ道を辿るかどうかわかりませんが、ぜひ学び、成長していってください。
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Uターン就職をした先輩
- 桑名市総合医療センター 矢田さん
- 出身地:三重県
- 出身大学:愛知学院大学
- 三重県の病院薬剤師へ
就職したきっかけ - 私が病院薬剤師を目指したきっかけは、病院での実務実習です。実務実習を経験する中で、病院薬剤師の業務は多岐にわたり、医師や看護師など他職種と関わることができる環境に魅力を感じました。私は愛知県の大学に通い、下宿生活をしていましたが、三重県で育った経験や思い入れが、最終的に地元に戻って貢献したいという気持ちにつながりました。その思いを実現するために、三重県の病院薬剤師を目指しました。
- 今の仕事のやりがい
- 現在の業務は主に、内服薬・注射薬の調剤や持参薬の鑑別などの中央業務、さらにケモのミキシングを行っています。最近では当直や日直業務が始まり、その責任の重さを実感するとともに、冷静に優先順位をつけて効率的に業務を進めることを意識しながら取り組んでいます。他職種からの問い合わせや疑義照会への対応では、先輩の薬剤師に相談しながらも、自分で対処できる場面が増えてきたことにやりがいを感じています。
- 三重県の病院薬剤師サポート
制度の魅力 - 三重県の病院薬剤師サポート制度の一つに「奨学金返還助成制度」があります。当院もこの制度を採用しており、卒業後の奨学金返還の負担を軽減できます。一定期間当院で勤務することが条件となり、その期間に応じて返還支援が行われます。この制度によって、新卒薬剤師が病院薬剤師として働き続けやすくなると考えています。
- 全国の薬学生へのメッセージ
- 5年生の実務実習では、実際に働いている薬剤師の姿を見ることができ、自分の将来の形をより具体的に想像できると思います。当院は桑名市に位置する急性期病院であり、病院薬剤師としてのスキルを磨くための基盤が整っています。地域の医療を支える一員として、ぜひ当院での成長を考えていただければ嬉しいです。
就活アドバイザー
からひと言
三重県で病院薬剤師として働くことは、
地域医療に貢献しながら、自身を成長させる絶好の機会です。
充実した奨学金返還支援事業や人材育成プログラムなど、多様なサポート体制が整っており、安心してキャリアを築くことができます。さらに、新鮮な食材に恵まれたこの地で、美味しい食事を楽しみながら仕事に励むことができる点も魅力的です。
三重県の病院薬剤師に
興味をもったら
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