株式会社ウィーズ
マネジメント志向
「調剤プラスアルファ」で、薬剤師の枠を越えてチャレンジ
関根 比加利
(せきね ひかり)
(せきね ひかり)
株式会社ウィーズ
調剤事業部門 雑務課
調剤事業部門 雑務課
富山大学卒業
関根 比加利(せきね ひかり)
株式会社ウィーズ
調剤事業部門 雑務課
調剤事業部門 雑務課
富山大学卒業
株式会社ウィーズの関根比加利さんは、10年の学生生活を経て博士号まで取得しました。研究職への就職がメインストリームであるなか、関根さんが選んだのは「ウィーズ」でした。普通の調剤薬剤師は面白くないと語る関根さんがなぜウィーズに就職し、どんなキャリアを歩んできたのかをうかがいました。
Career Step
キャリアステップ
| 2019年 | 富山大学医学薬学教育部大学院博士後期課程修了。博士号(有機化学)を取得。株式会社ウィーズに入社 |
|---|---|
| 2020年 | 全国ローテーション研修により静岡県、埼玉県、群馬県、三重県の4店舗で勤務。その後、今池中央薬局(愛知県)に本配属。研修認定薬剤師を取得 |
| 2021年 | トヨミ薬局鳴海店(愛知県)に異動。管理薬剤師に就任 |
| 2022年 | 社内OJT専門組織「育組(はぐくみ)」の先生を兼務。ウィーズブログ(現「ぴちぴちウィーズ」)の編集長を兼務 |
| 2023年 | いのくち店(愛知県)に異動。固定薬剤師(管理薬剤師代理)として勤務 |
| 2024年 | たんぽぽ薬局(東京都)に異動。管理薬剤師に就任。10月から調剤事業部本部に異動 |
Interview
インタビュー
博士号取得も、研究職ではなく「おもしろそう」なウィーズに入社
新入社員への式典マナー指導も毎年担当しています
Q.
就職活動をするうえで意識していたことを教えてください
もともと私は研究職志望で、有機化学で博士号を取得しました。しかし、研究者とは「独創性」が求められる職種であり、長い研究生活のなかで自分にはそれが足りないのではないかとも感じていました。
就職活動の際に、研究職の面接のついでのような形で受けたのが調剤薬局のウィーズでした。いわゆる“普通”の調剤薬剤師になるのは面白くないなと思っていた私のもやもやした気持ちを、ウィーズは見事に払拭してくれたのです。
ウィーズが大切にしている考え方のひとつに「調剤プラスアルファ」があります。調剤薬剤師であることだけでなく、教育部門、人事部門、営業部門、介護事業など、各部門のエキスパートを目指すことができるのです。薬剤師の枠を飛び越えてチャレンジできる社風を「面白い」と思い入社を決意しました。
就職活動の際に、研究職の面接のついでのような形で受けたのが調剤薬局のウィーズでした。いわゆる“普通”の調剤薬剤師になるのは面白くないなと思っていた私のもやもやした気持ちを、ウィーズは見事に払拭してくれたのです。
ウィーズが大切にしている考え方のひとつに「調剤プラスアルファ」があります。調剤薬剤師であることだけでなく、教育部門、人事部門、営業部門、介護事業など、各部門のエキスパートを目指すことができるのです。薬剤師の枠を飛び越えてチャレンジできる社風を「面白い」と思い入社を決意しました。
Q.
実際に教育部門や広報など、さまざまな領域に挑戦していますね
実は「ただの調剤薬剤師は面白くない」と言って入社しましたが、「この分野に挑戦したい!」というビジョンを明確にもっていたわけではありませんでした。ですが、毎日やるべきことを確実にやって、都度打診されるさまざまな仕事に挑戦していけば、「周りが自分の長所や得意分野を見つけてくれる」のがウィーズの魅力のひとつだと思います。ウィーズの社内OJT「育組(はぐくみ)」の先生や、広報である「ぴちぴちウィーズ」の編集・運営など、頼まれた仕事と真摯に向き合っていくうちに、自然と次のチャンスがめぐってきました。
将来の経営陣として本部に抜擢
薬局、本部どちらの仕事も面白い。だからこそハイブリッドな働き方が気に入っています
Q.
2024年には調剤事業本部へと異動されました
本部への異動についても、自分からキャリアデザインしていたわけではなく、会長から打診をいただきました。「本部の仕事を手伝ってほしい」「本部の業務で得た知見を若手にも伝えていき、経営を任せられる次世代の人材を増やしていきたい」と声をかけていただき、お引き受けしました。まさか自分が雇用する経営側の立場になって物事を考える日が来るとは思っていなかったので、新鮮な気持ちになりました。
Q.
本部ではどのような仕事を担当しているのでしょうか
私は現在、「雑務課」という立場で、文字通り本部のあらゆる業務の雑務を担当しています。経理や総務といった業務に専念するわけではなく、会社の事業を広く把握し、経営企画をできる人材になることを期待されています。ちなみに、平日はオフィス勤務になりましたが今も土曜日は調剤薬剤師として店舗で働いています。まさに「調剤プラスアルファ」のキャリアを歩んでいるわけです。
「自分の言葉が会社の言葉になる」重み
未来の経営者・役員を目指して勉強の毎日です
Q.
将来の経営者になるために、どんな成長が必要だと感じていますか
賃借対照表や損益計算書を読めるなど、経営者ならもっているべき知識をきちんと習得することです。また、上手に「休む」ことも大事なスキルだなと最近感じています。薬剤師の仕事とは異なり、ノートパソコンさえあれば自宅でも仕事ができる環境になったので、ついつい仕事に没頭してしまいがちです。公私のバランスをうまくとれるようになるのも課題のひとつですね。
Q.
今後の展望を教えてください
経営陣・役員という立場になると、会社の意向を代表して発言する機会が出てきます。「自分の言葉が会社の言葉である」という説得力を出すためには、もっと会社のことを知らなければいけません。会社理解を突き詰めて、会社の意向・思想を自分の言葉にできるようになるのが目標ですね。
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