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株式会社南山堂
<患者さまだけでなく社員への「やさしさ」も重視する調剤薬局>全国118店舗/転居を伴う異動無し/奨学金制度2種◎
- 調剤薬局
従業員数 773名(薬剤師478名)
先輩情報

イニシャル:T.M
南山堂薬局 綾瀬店2013年
昭和薬科大学
入社のきっかけ | 私は病院、調剤薬局、公務員を経験した後、南山堂に入社しました。 南山堂は店舗ごとに特徴があるところが良いところです。様々なことが各店舗に任されているので、店舗ごとの特長がでるように思います。 大手だと異動が頻繁にあったり、マニュアルによる全店舗共通のやり方があると思いますが、南山堂は特に地域性を大事にしていて「うちの店舗ではこうやってみよう」というような、各店舗で考えてできることがたくさんあり、魅力を感じました。 |
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現在の仕事内容 | 私が現在所属している綾瀬店では、2015年5月から施設在宅が始まり、そこから徐々に件数が増えていきました。2021年5月には一気に40件程増え、今では施設在宅だけで約80件担当しています。 もともと、ある施設で一部の患者様のお薬を担当していましたが、施設側から担当する薬局を一つにしたいという要望があり、今までの対応を評価していただいた結果、南山堂薬局がその施設全体のお薬を担当することになりました。 施設在宅の患者様が大幅に増える時はとても大変でしたが、本部の方がオペレーション変更の提案や助言をしてくれました。また、何度も薬局に来て相談に乗ってくれたので、とても心強く、助かりました。 施設在宅の仕事は、大きく分けて3つあります。 1.処方箋に基づき、薬局内で調剤・監査を行い薬剤管理ボックスへお薬をセットします。他の医療機関からの処方箋、施設入居時や退院時の持参薬についても、往診時処方と併せて一元管理しています。 2.薬剤管理ボックス、頓服薬、外用薬、経腸栄養剤を施設へ届けます。 3.施設での往診同行をしています。その他、臨時薬や夜間祝祭日などの対応も行っています。綾瀬店では薬剤師が5人と医療事務員が5人います。医療事務員のうち3人が施設在宅の調剤や薬の配達を担当しています。粉砕などの薬剤師しかできない調剤以外は医療事務員にお願いしています。 綾瀬店は施設との距離が近いため、臨時薬などにも素早く対応できます。 しかし、施設の往診同行の時間帯は薬局での外来業務が忙しい時間帯です。薬剤師が一人抜けている間は、他の薬剤師や医療事務員が精一杯頑張っています。 忙しい毎日ですが、正確に素早く誠意をもって対応することを、薬局みんなで心がけて努力をしてきました。その結果、施設職員の方や医師、患者様から信頼されて、南山堂薬局を選んでいただけたのだと思います。 |
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やりがい | 医師や看護師、ケアマネージャーなど、いろいろな立場の方々とたくさんの情報を共有することで、患者様の状態がよく理解できます。そして、そのことが往診同行時のより良い処方提案につながっていくことにやりがいを感じています。 また、往診同行をしている時に、その場で医師の処方意図がはっきりとわかることが、とても勉強になります。 時々、緊急性のある臨時薬が処方されることがあります。昨年は4回ありました。帰る時間が遅くなったり、休みの日に電話がかかってきて、調剤・監査後に施設へ届けたりすることもあります。 大変なこともありますが、医師や看護師、患者様から「ありがとうございました」と言っていただけると、お役に立てて良かったと心から思えますし、やりがいを感じます。 |
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イニシャル:H.K
箔山堂 作見薬局2004年
京都薬科大学
入社のきっかけ | メーカーの学術企画課、大学の研究室、調剤薬局を経験した後、2004年に南山堂薬局に入社しました。薬局開局から勤務するというところにこだわりがあり、南山堂作見店が新店立ち上げのタイミングで転職を決めて南山堂に入社しました。 長く同じ薬局にいるので、患者さまの顔を見ればだいたいのことはわかります。薬歴を見ずに投薬することもよくありますが、たまに後から「そういえば前はこうだった」と思い出して失敗したなと思うこともあります。 患者さまとのコミュニケーションをしっかりとって、困っていることや、この人の為に何をしてあげられるかなと考えることがやりがいになるし、患者さまも頼りがいを持ってくれるので、お互いに気持ちいい、調剤薬局はそういうところだと思っています。 |
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やりがい | かかりつけ薬剤師の同意書は現在500件以上いただいています。ひと月に約300件のかかりつけの患者様に対応しています。 多くの同意書をいただいている理由は、この制度が始まる前から患者さまをしっかり見て対応していた結果だと思っています。 私は来局くださる患者さまに興味をもって、その方のことを覚えるようにしています。体調をお伺いし、薬の説明をする、その会話をしながら、「この人はどんな人だろう」、と考えています。 会話の中で患者さまから家族構成や生活環境にまつわる話が出てくることもあります。興味を持つ姿勢でいれば繰り返し来局される患者さまのことを自然と良く知るようになります。そういう関係性ができていた中で「かかりつけ制度」が後からできたので、”かかりつけ“になるべくしてなったのだと感じています。 ただ薬の説明をして渡すだけであればそこまでの関係にはなれませんが、患者さまのご家族や住んでいる町のことなど、その方の背景も全部含めた対応をしていると、自分のことをわかってくれている”いつものあの人”になれる、その積み重ねの結果が、今のかかりつけの同意書の枚数、そしてやりがいに繋がっていると思います。 |
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これからの目標 | 北陸ブロック全体の仕事をしてほしいということでスーパーバイザーを拝命しましたが、私は作見店の管理薬剤師をやめるつもりはなかったので、それは会社に言いました。 私はやっぱりこの薬局で、ここに来てくださる患者さまのことを、自分の仕事にしていきたいというのが一番にあるので、ここでやるべきことはちゃんとやって、それが会社を良くしていくことにもつながると考えています。 地域密着のかかりつけ薬剤師というのを国のベースにしていこうとしている中で、南山堂としても自分の薬はいつも行っている薬局で、薬剤師の人に全部わかってやってもらって、「こんな時はどうしたらいいの?」という相談も全部そこでアドバイスしてもらえる、それで気軽に行ける薬局を作りたい。 そうなるためには、薬剤師としての経験も必要です。ただ調剤して薬の飲み方だけ説明して渡しているような薬剤師ではなく、いろんなことを知って、いろんなアドバイスができる薬剤師が「かかりつけ薬剤師」であって、みなさんにもそういう薬剤師になってほしいと思っています。 スーパーバイザーとして、私のような想いの薬剤師を増やして、地域に根差した薬局作りというのを他の店舗のスタッフにも伝えていきたいです。 |

イニシャル:R.T
南山堂薬局 府中店2016年
北里大学
入社のきっかけ | 私は子供が2歳の時に南山堂に入社し働き始めたのですが、面接の際、どのような働き方ができるかについて、とても親身になって相談に乗ってくれたので、安心して働けると感じ、南山堂を選びました。 実は南山堂の茨城県の店舗で7年勤務後、埼玉県への転居を機に一度退職をしているのですが、さいたま新都心店のオープン時に南山堂に再入社しました。 新卒は入社時の条件は一定ですが、結婚や出産、引っ越しなど、働いていく中で色々なライフイベントがあり、そのタイミングで働き方を相談しながら変えていけるのはとても助かっています。 |
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やりがい | 薬剤師として長く働いていますが、子供が生まれてから変わったことがたくさんあります。府中店は小児の患者さまや子育て世代の患者さまも多く、さまざまな相談を受けます。子育ての経験を通して、患者さまが悩んでいることに寄り添って、実体験を交えて話をすることができるようになりました。 特に、どうやって赤ちゃんに薬を飲ませたらいいかという質問は多いですね。自分自身がいろいろ試してみて良かった方法をお伝えしています。例えば、赤ちゃんが嫌がって薬を飲まないときは、水で練って口の中に塗り付けてと指導しますが、哺乳瓶の口のところを取って咥えさせることやこれに混ぜると飲みやすくなりますよなど、自分の経験からのお話もしています。 そういう自身の経験が仕事に活かせるのも、薬局薬剤師の仕事の良いところだと思います。 |
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これからの目標 | 私の考えとして、仕事はもちろん大事ですがプライベートや家庭のことを第一に考えてほしいというのがあります。プライベートなどが充実していると、仕事に集中できパフォーマンスが良くなるため、無理のないように働いてもらいたいと思います。 また府中店はスタッフの人数が多く色々な意見があるため、みんなの話を良く聞き意見を尊重するように心がけています。 働くママさんが多いので、病気や学校行事など、家庭の事情で急なお休みが必要になることもありますが、お互いの状況を分かり合えるため、みんなでフォローし協力してくれるので助かっています。 これからもみんなが楽しく気持ち良く働けるような、そして患者様にとっても雰囲気のいい薬局でいられるように尽力していきたいと思っています。 |

イニシャル:Y.K
南山堂薬局 北千住店2018年
日本薬科大学
入社のきっかけ | もともとは他の調剤薬局で働いていましたが、友人が南山堂で働いていたのをきっかけに南山堂に入社をしました。色々なことにチャレンジさせてもらえるところに魅力を感じ、ここを選びました。「これをやりたい」というと「じゃあ、やってみよう」という感じで、色々なことに挑戦できる環境があります。南山堂は”やりたい”が叶う会社だと思います。 困った時には相談に乗ってくれる先輩や上司がたくさんいます。そして、会社と一緒に自分自身も成長できるのが南山堂です。多趣味な人が多いのでプライベートでも色々と勉強させてもらっています(笑) |
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現在の仕事内容 | 現在はスーパーバイザーという立場でブロック全体の仕事と、管理薬剤師として店舗の運営を任せてもらっています。 新店の立ち上げに興味があり、新規出店の際に声をかけていただいたので、新しいことにもチャレンジさせてもらっています。新規出店の場合は、すべてをゼロから作っていかなければならないので、大変なこともたくさんありますが、患者さまが何度も来てくれるようになったり、スタッフ同士の連携がうまく行くようになると、とてもやりがいを感じます。 |
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やりがい | 南山堂の企業理念である「地域医療にやさしさでこたえる」ことのために、患者さまのために何ができるだろうと日々考えています。 地域密着医療を提供するため近隣医療機関との連携は積極的に行うようにしています。例えば、医師の先生方に時間をつくっていただき、患者さまの治療方針や医薬品の在庫など様々なご相談をさせていただいています。 患者さまからのありがとうはもちろんのこと、多職種のスタッフさんからのありがとうの言葉もとても励みになります。 |
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薬学生にひとこと | 何かこれをやってみたいと考えている方、一緒にやってみませんか?これからやりたいことを見つけたいという方も大歓迎です。 愉快な先輩たちがたくさんいます。一度店舗へ遊びに来てださい。 |

イニシャル:E.M
南山堂薬局 豊洲店2014年
明治薬科大学
入社のきっかけ | 以前は違う業界で働いており、薬剤師として働くのは初めてだったので、いろんな科の処方を学びたいなと思い、ある程度店舗数が多い薬局で探していました。いくつか薬局を見学したなかで、南山堂がいちばん店舗の雰囲気がよく、働いてみたいと思ったため入社を決めました。 |
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現在の仕事内容 | 現在は、医療モールの店舗で管理薬剤師をしています。医療モール内のクリニックと連携し、患者さまがスムーズに受診からお薬の受け取りができるように、また、スタッフも気持ちよく働けるようにということを考えながら店舗運営をしています。 |
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やりがい | 南山堂薬局の魅力は、全店舗のルールはもちろんありますが、各店舗に運営を任せてもらえることも多いので、店舗のメンバーで協力して店舗づくりができることです。また、店舗のメンバーだけでなく、上司にも相談しやすいので働きやすい環境があると思います。 |
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薬学生にひとこと | 会社説明会だけではわからないこともあると思うので、実際に店舗を見学してみることが大切だと思います。 そのときに同世代の薬剤師がいたら、入社してどうだったか話を聞いてみてください。国家試験の勉強や実習、研究などで大変だと思いますが、納得のいく就職先が見つかるようにがんばってください! |

イニシャル:K.T
人事本部 教育採用課2020年
北陸大学
入社のきっかけ | 私が南山堂に入社を決めた理由は、大きく二つあります。 一つは南山堂の店舗の雰囲気、もう一つは奨学金制度があることです。 私は就職活動時にさまざまな企業を見た中で、たくさんの店舗を見学しました。 南山堂は店舗ごとに個性が豊かであること、繁忙期にも対応が丁寧であること、経験豊富な先輩方がたくさんいることに魅力を感じました。 南山堂は地域密着型の店舗を全国に展開しています。地域の特性や患者様に合わせた店作りをすることも「やさしさ」のひとつだと考えています。 |
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現在の仕事内容 | 新卒で南山堂に入社後、1年半ほど薬剤師として店舗で勤務をし、その後人事本部に異動となりました。 最初に配属された店舗では、店舗のみなさんに調剤から服薬指導、店舗全体の業務等もひとりで対応できるように教えていただき、薬剤師としての基礎を学びました。 次に配属になった店舗は、大きな総合病院の門前薬局でした。高血圧や糖尿病など生活習慣に密接に関わるものから抗がん剤、麻薬の取り扱いまで、幅広い科の処方を学ぶことができました。 また、薬局薬剤師は患者さまの健康を支えるため、時には生活により踏み込んだ服薬指導が必要なことや薬の一元管理の重要性も学びました。 そして現在はこれまでの経験を活かし、人事本部で新卒採用を担当しています。可能な限り、学生のみなさんに寄り添い、主に会社説明会やインターンシップ、研修等の企画・運営をしています。 |
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やりがい | 私の仕事のやりがいは、入社されたみなさんが生き生きと働いている姿を見られることです。 南山堂で働いて感じることは、とてもオープンな雰囲気の会社だということです。本社でも店舗からの問い合わせや相談を受けたり、こちらから店舗に仕事を依頼したりと、店舗スタッフのみなさんと関わることが多くあります。部署や役職に関わらず、自分の意見を伝えたり、何か困ったことがあれば気軽に相談ができる環境があります。 本社スタッフのみなさんは店舗スタッフのことを「〇〇店の〇〇さん」と個人名で呼び、さらにはその人がどんな人なのかもよく知っているのです。100店舗を超える規模の会社でも、そんなことがあるんだ!ととても驚きました。 私は教育採用課の一員として、みなさんがどのように働きたいか、何を目指していきたいかを実現できる環境づくりのお手伝いができればと思っています。 |
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これからの目標 | 私の目標は、患者さまを第一に考え、患者さまから厚い信頼を得られる薬剤師を育てていくことです。 人事本部の仕事では、店舗を訪問し、店舗スタッフや患者さまとお話する機会があります。その中で、どこの店舗に行っても”患者さまのために薬局として何ができるか”ということを一番に考えて、スタッフのみなさんが働かれていることをとても感じます。 いつも南山堂薬局を利用してくださっている患者さまが来局されると、すぐに「○○さん、こんにちは」とお声掛けをしていたり、患者さまから「今日は○○さんいないんですか?」と、スタッフをご指名いただくシーンをよく見かけます。 これは、患者さまひとりひとりを大切にし、お薬のことだけではなく、その方の生活環境や家族構成などの背景にも興味を持って”みて”いるからこそだと思います。 そういう“やさしさ”に溢れた薬剤師が増えていけばいいなと思っています。 |
薬学生にひとこと | 学生のみなさんには、人事として就職活動のアドバイスはもちろん、薬剤師として、店舗での経験をお伝えしています。 加えて、南山堂にはさまざまなキャリアの先輩がいますので、私自身の経験だけでなく、先輩方から見聞きしたこともお伝えし、薬剤師としての可能性の知見を広げてもらえればと思っています。 入社されたみなさんが日々の業務を通じて成長していく姿が、私の大きなやりがいとなっています。 |

イニシャル:K.Y
南山堂薬局 新高店2017年
帝京平成大学
入社のきっかけ | 大学卒業後は東京の調剤薬局でしばらく働いていましたが、地元関西に戻るタイミングで南山堂薬局に入社しました。 |
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現在の仕事内容 | 新高店では、地域の方に向けた介護相談会を店舗で実施しています。 きっかけは地域包括支援センターで、「高齢者が困っていることは、なんでも相談してほしい」というところから、定期的な介護相談会を開催しており、南山堂新高店ではそのお手伝いをさせて頂いています。 地域包括支援センターとのつながりは、薬剤師会の地域会議がきっかけで始まりました。 地域包括支援センターの方で介護事業を拡大していきたいというのがあって、その中で患者さまの相談スペースとして薬局を貸してほしいという依頼がありました。そこから地域包括支援センターの方とも近くなって、南山堂で介護相談会を定期的に行うようになりました。 基本は地域包括支援センターの方が患者さまの相談に乗りますが、薬の相談があれば私が返答をしています。 例えば、薬の管理ができないとか、ご家族の方が薬を飲んでくれなくて困っているとか、そういう相談に対して、一包化して日付を印字するとか、お薬カレンダーでの管理などを提案します。薬局が関われるところで、こういうこともできますよということをお伝えしています。 |
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やりがい | 南山堂はいい意味でマニュアルがガチガチじゃないので、それこそ、地域活動も店舗が回るのであれば自由にさせてくれます。むしろ算定要件に繋がる場合もあるので積極的に行かせてもらっています。 以前勤めていた薬局では、それは本当に必要かを明確にして上長の許可を取ってと、何か新しいことをするときのハードルが高かったのですが、南山堂は現場単位の判断が認められることが多いと感じています。 地域包括センターの会議が急に決まって店舗を抜けないといけない状況になることもありますが、そういうときもブロックマネージャーに相談すると、応援を呼んでフォローしてくれたりと柔軟に対応してもらえています。 周りのみなさんに助けてもらいながらではありますが、ある程度の自由さを持って働けているのは、自分にとってモチベーションにもなるし、それが誰かのためになったとき、とてもやりがいを感じます。 |
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イニシャル:K.Y
南山堂薬局 乙戸南店1992年
京都薬科大学
入社のきっかけ | 南山堂に入社する前は企業の研究職で働いていましたが、ライフスタイルの変化をきっかけに調剤薬局で働きたいと思い、南山堂で働き始めました。 南山堂で働き始めてから、ずっと乙戸南店の所属ですが、店舗の雰囲気がすごく良いです。だから、ここの店舗のスタッフは20年以上勤続している人ばかりです。 長く働いているからこそ、患者さまとの関係も深くなるし、ドクターとの関係もうまくやれていると思います。仲良くやれていて居心地が良い職場ですね。 |
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やりがい | 私がいる乙戸南店は、薬剤師とかかりつけの患者さまの関係がとても濃いです。 かかりつけ薬剤師に関して、失礼な言い方をすると、同意書を書いてもらえばOKというところもあると思いますが、乙戸南店は自信を持って中身の濃いかかりつけの関係性ができていると言えます。 患者さまの顔を見ればすぐにかかりつけとわかりますし、ひとりで5件以上の病院からの処方箋を持ってきてくださる方もいます。 複数科の処方を持ってこられることもザラにあるので、日数の違いや飲み合わせ等を考慮しながら全科で一包化してお渡ししたりと、上辺だけのかかりつけではない方ばかりです。 私は乙戸南店で働いてもう30年になりますが、当時おばあちゃんと一緒に薬局に来ていた小学生が、今では30代、40代になり、自分の薬を貰いにくるようになって、「こんなに大きくなっちゃって」と思うこともあります。 また、かかりつけの患者さまには、私がいないと一旦帰られて、私の出勤日に合わせて来局してくださる方や、家族4人でかかりつけの方もいて、そうやって頼ってもらえるのはとても嬉しいし、患者さまに会えることが楽しみでもあります。 |
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薬学生にひとこと | 乙戸南店では、小学校からの協力依頼がきっかけで、小学生の社会見学を毎年受け入れています。社会見学では、小学生の質問に答えたり、薬剤師の仕事を紹介したり、調剤室の中を見学してもらっています。 その中でも、分包機の体験が一番人気で、引率の先生や保護者の方にも喜んで頂いています。チョコレートやラムネを使って、実際に分包機で一包化の体験をしてもらってお土産に持って帰ってもらっています。 後日、見学に来てくださった小学生のみなさんから、「ありがとうございました」とお手紙を頂くので、それを薬局の待合室に掲示しています。来局した患者さまやご家族の方が見てくれるといいなと思っています。 このように地域のみなさんとの関わりを持てる薬局で働きたいという方は、ぜひ南山堂を見に来てください。 |

イニシャル:S.I
南山堂薬局 小笠店2007年
徳島文理大学
入社のきっかけ | 私は大学の時に植物、薬草の研究をしており、大学卒業後は研究職に就きました。 当時、ブラジルの薬用植物をテーマにしていたのでブラジルに渡り、20年近くブラジルで暮らしました。そこで薬用植物を使ったフィトテラピーの薬局を開いて経営していましたが、両親の高齢化と自分にも家族、子供ができたことをきっかけに、より治安の良い日本に戻ってきました。 ずっとブラジルで暮らしていたので、ブラジル人の多い地域で、患者様に寄り添える場所で働きたいと思い、縁があって南山堂に就職しました。そこから調剤のことを勉強して現在に至ります。 |
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やりがい | 小笠店の患者様は外国人が非常に多く、患者様と同じ言葉で説明することができる私が、かかりつけ薬剤師になるのは必然でした。 はじめはブラジル人の患者様が多かったのですが、薬局に長く勤めているうちに日本人の患者様との関係も深くなってきて、制度が始まったことをきっかけに、かかりつけをとるようになりました。 静岡県の中でも小笠地域は特にブラジル人が多く、若い人が多いのでお子さんもたくさんいます。お子さんが病気になることはしょっちゅうなので薬局にもよく来られるのですが、同行の通訳者を介すると、薬学的な指導が正しく伝わっていないと感じることが多々ありました。 通訳者を介することでタイムラグがあったり、簡単に訳そうとするのでちゃんと伝わらない、患者様自身もなかなか言いたいことも言えない。しかし、私の場合は同じ言葉で説明することができるので、患者様から質問をしてくれたり、言いたいことを言ってくれるので、患者様にとっても安心できる薬剤師になれていると思います。 ブラジル人も日本人も関係なく、かかりつけ制度を利用される方は皆すごく喜んでくれています。患者様との関係が近くなって、その方のために何ができるかを深く考えられるようになります。 その人の家庭環境までわからないと、なかなか服薬指導もできません。薬を飲めているかどうかは、その人が一人暮らしなのか誰か協力してくれる人がいるのかが非常に重要であるし、誰かが一緒にいたとしても仕事で帰るのが夜遅いためにお世話できないとなると、次は一包化の仕方を工夫してみようとか粉薬にした方がいいんじゃないかとか、生活背景を知ることでできることの幅が広がります。 それともう一つ、かかりつけ薬剤師として患者様と接していく中で、患者様からいろいろなことを教わります。 一生懸命やっていると、当然いろいろなことを勉強しなければならないので、薬の副作用や飲み方についての知識が増えるのはもちろん、それを医師に伝えることで服薬情報加算にも繋がります。かかりつけ薬剤師をとることですべてつながる。営業成績もよくなるし、患者様のためにもなるし、とても良い制度だと思っています。 |
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これからの目標 | 南山堂には、委員会制度というものがあります。社内で新たに取り組みたいことや改善したいことに対して、従業員が主体となり施策の提案・活動を行っています。 私は「OTC委員会」として、OTCの新しい商品の発掘、地元の商品の開拓を目標として活動しています。 最近では、かかりつけの患者様が生産しているブルーベリーのジャム・プレザーブ商品の販売を始めました。 この活動が健康サポート薬局の在り方のひとつであり、南山堂の「地域医療にやさしさで応える」という企業理念に基づいた活動であるとも考えています。地域住民の生活の支援と商工業の振興を図るため、健康のサポートにつながる特産品の全国販売を目指しています。 |
薬学生にひとこと | 南山堂はここ最近、若い人を登用して全体的に若返っている印象です。社長も若いし、若い人たちが活躍しやすいような土壌を作ってくれていると思います。 私の考えでは、石の上にも三年、仕事覚えるのに六年。それくらいのスパンで考えて仕事を覚えて行ってほしいです。早く辞めて他に行っても、結局良いところには目を向けず嫌なところばかり見てしまいます。 人間は良いところよりも悪いところばかり見てしまうものなので、良いところを見てできるだけそれを褒めて、若い人たちに活躍してもらえる環境を整えたいです。 東海ブロックはみんなとても仲が良いです。薬剤師と事務さんの壁もないし、薬剤師だからと言って「先生」呼びはしません。しかし、かかりつけの患者様からは、「先生」と呼ばれています。それは患者様からの信頼を勝ち得ているために、先生にはなれているのだと思っています。 |

イニシャル:I.K
南山堂薬局 港北店2014年
昭和薬科大学
入社のきっかけ | 大学卒業後は製薬会社でMRとして働き、その後、病院薬剤師を経験しました。生活環境の変化をきっかけに、2014年に南山堂へ転職しました。 子供が1歳の頃から保育園に預けて働いていましたが、通勤や家族の都合で、住んでいるところの近くで、できるだけ働けるところを探していました。 港北店は子育て中のお母さんも多いので急なお休みももちろんあって、でもお互いなにかあれば助け合おうという雰囲気があるので、とても働きやすいです。 |
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やりがい | 港北店は病院の門前なので、病院の経験を活かして院内での点滴についてから院外処方の薬までトータルでの管理ができています。特に終末期の対応は、病院と薬局では大きな違いがあります。 お見取りが在宅希望の患者様は、治療をやめて緩和の領域に入ります。病院は基本的に治療をするためのところで、利益の関係で何日以内に退院させなければならないというレジュメがあるので、最期のケアが難しいところがあります。 しかし、薬局薬剤師であれば最期まできちんとケアしていくことができるので、それは薬局薬剤師だからこそのやりがいです。 在宅以外にも、薬薬連携で病院の化学療法の副作用のチェックを病院と連携して行っています。 病院で外来ケモをやっている患者様に対して、副作用がでやすい1週間後を目安に薬局から電話でフォローをします。副作用を確認し、項目ごとにグレードで報告書にまとめて病院に報告し、次の点滴の用量決めの参考にしてもらいます。 患者様は医師の前だと言えないことも多いようで、薬局での副作用のケアは重要です。全然ご飯が食べられないとか、手足症候群がひどいとか一番ひどい時をみることができるので、それを報告書にまとめて患者様をケアしていきます。 薬局薬剤師は、混注業務は行いませんが、副作用ケアの観点から抗がん剤についても学んでいかなければなりません。患者様の生活に寄り添い、気軽に相談できる相手であることが、薬局薬剤師の在り方だと感じています。 薬局だけだとできない業務もあるし、カルテや採血の結果も確認できないので、薬局薬剤師としての限界と無力さを感じることもあります。しかし、在宅の対応については薬局薬剤師だからこそできることがたくさんあると感じています。 患者様自身が「薬を飲んでいる」と言っていても、実際は飲んでいない薬がごっそりとでてくることもあり、薬の管理だけではなく生活環境も含めた指導が必要になります。 薬を見てくれる人がいるかいないか、独居なのか老々介護なのか、お子さんの同居があるかどうか、そのあたりも踏まえて薬の管理をみていくというのは、薬局薬剤師でなければできません。 |
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薬学生にひとこと | 南山堂は実際異動があまりないので、店舗に長く在籍している方がたくさんいます。かかりつけ薬剤師には、勤続年数に関する要件があるので、同じ店舗に長くいられるというのは南山堂の良いところです。 港北店では、薬局にいつも来てくださる患者様は顔を見ただけで誰々さんだとすぐにわかるし、その患者さんがどんな薬を飲んでいるか、いつもどうやって薬局に来ているか等も把握しています。患者様にとってもわかってもらえているというのは嬉しいことだと思うので、そうやって信頼関係を築いています。 南山堂の良いところはもうひとつ、自分の希望を言えることです。 例えば、子育てしているから時短で働きたいとか、場所、時間でこの勤務は難しいので他の店舗での勤務を希望したいとか、そういうことを言える環境があります。今は男性も女性も働いてっていうのが普通のことなので、その辺りの理解はある方だと思います。 南山堂なら大きすぎず小さすぎず、適度な大きさの会社だからこそできることがあります。みなさんも自分に合った会社を見つけられるよう、ぜひたくさんの先輩の話を聞いてみてください。 |