• 日本調剤株式会社

    「生きる」に向き合う薬剤師。

    • 調剤薬局

    従業員数 6,579名 ※うち薬剤師数4,342名 (2024年4月時点)

先輩情報

吉森 仁美
在宅医療部
2012年
星薬科大学
入社のきっかけ 薬というものの効果の大きさに興味を持ち、また人と接する仕事がしたかったので、薬剤師を目指しました。前職は病院で働いていたのですが、思っていたよりも患者さまとの距離が遠いということを感じていました。 もっと患者さまと近い距離で仕事がしたいと思っていた時、日本調剤に在宅医療専任の仕事があると知りました。以前から興味のあった、緩和医療の分野も勉強できると思い、転職を決意。実際入社してみて、「ビンゴ!」と感じました。今では天職を見つけたと思っています。

現在、日本調剤の在宅医療専任チームに所属し、約50名の患者さまを受け持っています。ご自宅で最期を迎えたいというがんの末期の方、認知症のためにお薬の管理が難しい方、難病をお持ちの小児の方など、さまざまな患者さまにお薬をお届けしています。お薬の説明はもちろん、症状の聞き取り、残薬の確認、必要な方にはお薬カレンダーへのセットや、バイタルの測定などを行っています。
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やりがい 薬に関わるサポートだけでなく、精神的な面でも支えになりたいと思っています。あるターミナルの患者さまから、「あなたの声を聞くと安心するから」とよくお電話を頂いていました。身体的な痛みだけでなく、残される奥様を思う不安や死への恐怖など、たくさんの苦しみを上手に取り除いてあげられない自分をもどかしく感じていました。そのため、亡くなったと聞いたときには、ショックのあまり床に座り込んでしまいました。後日、亡くなる前に「先生と吉森さんによろしく」とかすれ声でおっしゃっていたと伺い、無力感や様々な自分への問いと共に、患者さまへの感謝の気持ちが湧いてきました。 患者さまから教えていただくことはとても多く、一人ひとりの患者さまのとの出会いが宝物です。

それぞれの患者さまが抱えている、体や心の苦しみを、私たちがすべて理解することは、どんなに寄り添ってもなかなか難しいことです。それでも、少しでも力になりたいと思っている人がいることを、患者さまに感じてもらえたら、と思っています。お薬と一緒に、あたたかい気持ちになっていただけるような何かをお渡しできる薬剤師でありたいです。
髙橋 健市
店舗薬剤師
2015年
慶應義塾大学
入社のきっかけ 総合病院の門前への出店が多いので、幅広く疾患や薬の勉強をしたいという希望が叶いやすいと考えました。また、新人研修、マンツーマンによるOJT研修(オーベン・ネーベン制)、段階別に学ぶe-Learning研修(15ステップアップ研修)等の研修が充実していたため、安心して成長できると思い入社を決めました。

新卒で入社した後、4年目の4月に外来がん治療認定薬剤師を取得しました。勤務経験3年以上の認定要件があるため、実質最短での取得という形になります。
この認定を目指したきっかけは、入社2年目に認定・専門薬剤師取得強化チームに入ったことです。
チームメンバーのすでに認定を持っている先輩方からは、試験のアドバイスや作成した症例の添削をしていただきました。また病院実務研修で3か月間の病院での業務経験もさせていただき、がんの症例がより多く集まる大学病院前への異動も実現してもらいました。
その他、勉強会の参加費用補助なども含め、会社が全面的にバックアップしてくれたことが合格への近道になったと思います。薬剤師としての基礎を学ぶ研修のみでなく、より高度なスペシャリストとしての力をつけられるサポート環境があることを実感しています。
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やりがい 私も薬剤師として目標があります。がんだけではなく、幅広い疾患や薬剤に精通したジェネラリストになりたいと思っています。病気や薬をすべて網羅してフォローすることがかかりつけ薬剤師なら可能ですし、何よりの醍醐味だと感じています。

薬剤師の仕事をする上で大切なのは、薬物治療の責任者として患者さまと向き合うこと。認定を取得したことで、自分の患者さまとの関わり方は大きく変わったように感じます。エビデンスや参照すべき論文等の知識がついたことで、医師への提案もより自信をもって積極的に行えるようになり、患者さまの治療に貢献できていると感じられる機会が増えました。

現在は、認定取得済みの薬剤師として、オーベン(先輩役)の立場から認定取得強化チームに所属している方々のサポートをしています。
日本調剤には継続的に成長・変化できる機会がたくさんあります。後輩たちにも目の前の患者さまに対してどう向き合うかを日々考え抜いてほしいですし、自分自身もこれからもそうありたいと思っています。
馬場 渚
店舗薬剤師
2020年
昭和薬科大学
入社のきっかけ 病院と薬局どちらにするか迷っていたところ、日本調剤の社員のまま病院で働ける「社外ジョブチャレンジ制度」に惹かれ、日本調剤へ入社することを決めました。患者さまの治療に継続的に関わることと高度な医療現場での成長、どちらにも関心があるので、自分には合っているかなと思います。

教育制度がしっかりしていることも聞いていたので、楽しみにしていた1か月間の新人集合研修が感染症拡大防止のためなくなってしまったのは残念でした。ですが、代わりにオンラインで新入社員研修を行ってくれて、ビジネスマナーや保険制度、薬歴の書き方など、基本的な知識を身につけてから店舗配属の日を迎えられたことを、とてもありがたく思っています。
店舗でも先輩方が丁寧にフォローしながら成長を見守ってくれていて、わからないことや不安なこともいつでも相談できるので、安心して仕事に取り組むことができています。リクルーター活動や配属エリアでの小規模の研修などを通して同期の繋がりもでき、和気あいあいとした店舗で毎日楽しく働いています。
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やりがい 薬局薬剤師の魅力は、体調変化やコンプライアンスの確認など、患者さまの治療に継続的に関わっていけることだと感じています。
服薬指導をやり始めて少し経った頃、同じ患者さまに複数回服薬指導をする機会がありました。前回と比べて薬物治療がどうだったか、副作用や効果はどうか、と患者さまの治療の経過を追えたことにとてもやりがいを感じました。患者さまも、私の顔を覚えていてくださっていて、前回も担当してくれたね、ありがとう、と言われたときはとても嬉しかったです。
薬局での経験を通して、かかりつけ薬剤師として患者さまに継続的に関わっていきたいと強く感じるようになったので、話しかけやすい雰囲気づくりや、患者さまの質問に的確にお答えできる知識を身につけるため、会社の教育制度も活用しながら日々精進したいと思っています。

私は自分が学生時代にお世話になったこともあって、リクルーター活動も行っています。就職という人生の大きな分岐点に関われることに、やりがいと同時に責任も感じているので、お会いする学生のみなさんには私が感じたありのままの日本調剤のことを伝えていきたいです。