アイングループ
調剤スペシャリスト志向
2度の病院研修・薬局長・育休と、駆け抜けた6年間
横山 瑞樹
(よこやま みずき)
(よこやま みずき)
アイングループ
アイン薬局 古川店
外来がん治療専門薬剤師
アイン薬局 古川店
外来がん治療専門薬剤師
東北大学卒業
横山 瑞樹
(よこやま みずき)
(よこやま みずき)
アイングループ
アイン薬局 古川店
外来がん治療専門薬剤師
アイン薬局 古川店
外来がん治療専門薬剤師
東北大学卒業
横山瑞樹さんは、外来がん治療専門薬剤師として日々がん患者さまと向き合っています。入社からわずか6年の間に、2度の病院研修と専門資格の取得、薬局長の経験、育休の取得と目まぐるしい毎日を過ごした、横山さんのこれまでの歩みをうかがいました。
Career Step
キャリアステップ
2017年 | アイングループ入社。アイン薬局 古川店(宮城県)に配属 |
---|---|
2019年 | 日本大学病院(東京都)にて半年間の病院研修 |
2020年 | アイン薬局 一関店(岩手県)に異動。薬局長に昇進 |
2021年 | 日本臨床腫瘍薬学会のがん診療病院連携研修に参加後、アイン薬局 古川店へ異動。 同年12月より、3ヶ月間の育児休暇を取得 |
2022年 | 外来がん治療専門薬剤師(BPACC)取得 |
Interview
インタビュー
薬剤師としての「得意分野」をつくりたい
Q.
アイングループに入社した理由を教えてください
もともとは研究職志望であり、セカンドプランとして薬剤師になることを考えていました。しかし、実務実習を通じて、病院・薬局薬剤師は、どちらも専門性が高く、地域に貢献できる仕事だと感じました。そのころから少しずつ薬剤師になることを意識するようになっていた気がします。最終的に病院ではなく、薬局薬剤師を選んだ理由は、地域に密着し、生活に寄り添って患者さまを支えられる仕事に魅力を感じたからです。
アイングループに入社した理由は大きくふたつです。ひとつは、店舗見学したときに現場の薬剤師一人ひとりが、患者さまとの信頼関係を築き「対人業務」を体現していたこと。もうひとつは、採用担当者の熱意です。わざわざ私のためだけに大学まで足を運んでくださり、その心遣いに感激したことも決め手のひとつでした。
アイングループに入社した理由は大きくふたつです。ひとつは、店舗見学したときに現場の薬剤師一人ひとりが、患者さまとの信頼関係を築き「対人業務」を体現していたこと。もうひとつは、採用担当者の熱意です。わざわざ私のためだけに大学まで足を運んでくださり、その心遣いに感激したことも決め手のひとつでした。
Q.
入社当初から、がんに精通したいという気持ちがあったのですか?
調剤薬局業界に身を置くときの目標として、「何か得意分野をもった薬剤師になりたい」と考えていました。しかし、当初からがんに関心があったわけではありませんし、認定・専門資格があることも知りませんでした。
初めて配属された古川店は、近隣のアイン薬局の中でもがん患者さまが多く来局される店舗だったので、患者さまと接しているうちにがん薬物治療に興味をもち、得意分野にしようと思いました。そんな折、上司から外来がん専門薬剤師(BPACC)のことを教えてもらい、せっかくならば自己研鑽を形に残そうと資格取得へ動き出しました。
入社3年目という若手にもかかわらず、チャンスをくれた上司と会社には本当に感謝しています。
初めて配属された古川店は、近隣のアイン薬局の中でもがん患者さまが多く来局される店舗だったので、患者さまと接しているうちにがん薬物治療に興味をもち、得意分野にしようと思いました。そんな折、上司から外来がん専門薬剤師(BPACC)のことを教えてもらい、せっかくならば自己研鑽を形に残そうと資格取得へ動き出しました。
入社3年目という若手にもかかわらず、チャンスをくれた上司と会社には本当に感謝しています。
薬剤師の理解でがんの薬物療法の質は変わる
Q.
最初の病院研修は横山さんにとって、初めての上京生活でもありましたね?
そうですね。特段、東京へのあこがれはもっていなかったのですが、環境ががらりと変わることへの不安はありました。人混みは苦手ですし、複雑な電車の乗り換えにも抵抗はあったのですが、会社が病院にアクセスしやすい住居を手配してくれたので助かりました。会社都合の転居費用は全額保証ですし、家賃も自己負担は2割だけなので、何も心配せず研修に集中できました。
最初の病院研修は半年間にわたる長期の研修でした。そのため、調剤室での調剤業務や薬品の管理、輸液・抗がん剤のミキシング、病棟業務、外来化学療法室での薬学的指導など、病院薬剤師の業務を網羅的に体験できました。
最初の病院研修は半年間にわたる長期の研修でした。そのため、調剤室での調剤業務や薬品の管理、輸液・抗がん剤のミキシング、病棟業務、外来化学療法室での薬学的指導など、病院薬剤師の業務を網羅的に体験できました。
Q.
その後、2021年にも宮城県立がんセンターで研修を行っていますね
二度目は外来がん治療専門薬剤師(BPACC)の取得要件を満たすために参加したという位置づけですね。ですので、薬局薬剤師として働くうえで、病院研修に2回参加することが重要だとは言うつもりはありません。薬局でより質の高いがん薬物治療を提供するために、病院ではどんな医療が提供されているのかを把握することが重要なのだと思います。
病院研修で学んだ最も大切なことは、薬物療法の質は、薬剤師が患者背景や治療方針をどれだけ理解しているかに左右されるということです。
たとえば、がん治療と一口に言っても、病気の進行度合いによって薬の副作用をどう捉えるかが変わります。薬剤を見るだけでなく、患者さまがどのような治療を望んでいるのか、その希望や背景を理解したうえで患者さまと関わることで、その方にとってのベストな薬物治療をサポートできると考えています。この考え方は病院の中だけでなく、現在の薬局での仕事においても根幹となっています。
病院研修で学んだ最も大切なことは、薬物療法の質は、薬剤師が患者背景や治療方針をどれだけ理解しているかに左右されるということです。
たとえば、がん治療と一口に言っても、病気の進行度合いによって薬の副作用をどう捉えるかが変わります。薬剤を見るだけでなく、患者さまがどのような治療を望んでいるのか、その希望や背景を理解したうえで患者さまと関わることで、その方にとってのベストな薬物治療をサポートできると考えています。この考え方は病院の中だけでなく、現在の薬局での仕事においても根幹となっています。
得意分野を伸ばしつつ、将来は後進の育成も
Q.
入社から今までの6年間を振り返って印象的だったことはありますか?
ひとつのトピックを挙げるのは難しいですが、とにかくアイングループは若手でもチャンスがもらえる会社だということが印象的でしたね。実は、早めに一度マネジメント業務を経験しておきたいという希望があり、最初の病院研修が終わったあとには薬局長にも挑戦させてもらいました。とはいえ、キャリア街道まっしぐらというわけでもなく、子どもができたときには3ヶ月間の育休を取得させていただきました。キャリアもプライベートも社員一人ひとりの希望に合わせて柔軟に対応してもらえたおかげで、公私ともに充実した生活を送れていると思います。
Q.
今後のキャリアの展望を教えてください
入社当時に思い描いていた得意分野をもった薬剤師に近づいている実感はありますが、がん領域はまだまだ奥深い世界であり経験が足りていないと思っています。引き続き精進していきたいですね。
また、志をもった後進の育成にも関心があります。現在も店舗の後輩薬剤師にモニタリングのポイントや副作用の判断基準などを教えていますが、ゆくゆくはより多くの仲間に自分の知見を伝えていくことも考えていきたいです。
また、志をもった後進の育成にも関心があります。現在も店舗の後輩薬剤師にモニタリングのポイントや副作用の判断基準などを教えていますが、ゆくゆくはより多くの仲間に自分の知見を伝えていくことも考えていきたいです。
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