オムニバスグループ
調剤スペシャリスト志向
総合病院門前で専門性の高いジェネラリストを目指す
村上 惇
(むらかみ じゅん)
オムニバスグループ
株式会社ライラック

ひだまり薬局
管理薬剤師・薬局長
城西大学卒業
村上 惇(むらかみ じゅん)
株式会社ライラック
ひだまり薬局
管理薬剤師・薬局長
城西大学卒業
オムニバスグループひだまり薬局の村上惇さんは、新卒からこれまでオムニバスグループに所属し続けている、生え抜きの薬剤師です。総合病院門前の店舗が多いオムニバスグループの特徴や、そこから得られる経験についてうかがいました。
Career Step
キャリアステップ
2013年 オムニバスグループに入社。株式会社ダイチ第一薬局(埼玉県)に配属
2016年 第一薬局戸田公園駅前店(埼玉県)に異動
2019年 第一薬局戸田公園駅前店、管理薬剤師に就任
2020年 認定実務実習指導薬剤師を取得
2020年 株式会社ライラックアカネ薬局1号店(埼玉県)に異動、管理薬剤師として勤務
2021年 アカネ薬局2号店(埼玉県)に異動、管理薬剤師として勤務
2023年 アカネサポート薬局(埼玉県)に異動、薬局長に就任
2023年 ひだまり薬局(神奈川県)に異動、薬局長として勤務
2024年 ひだまり薬局の管理薬剤師を兼任
Interview
インタビュー
実習したときの職場の雰囲気が気に入り即決
休日にボードゲームで遊ぶなど、仕事以外でも仲が良いです
Q. 
就職活動の際に意識していたことを教えてください
就職活動をするうえで重視していたのは、「患者さまと密な対応ができる職場を選ぶこと」でした。私は大学時代、コミュニケーションサークルに所属し、高齢者施設のレクリエーションに参加したり地域の夏祭りにボランティアとして参加したりと、地域の方々と近い距離で触れ合うことが好きだったからです。また、薬剤師になったからには幅広い臨床知識を身に付けたいという思いもありました。

病院と薬局それぞれ実習に行ったなかで、病院よりも薬局のほうが自分の思い描く働き方に近いと感じたので、調剤薬局業界を中心に就職活動を進めました。
Q. 
オムニバスグループに入社した理由を教えてください
オムニバスグループを選んだ理由は、大きくふたつです。「総合病院門前の店舗が多く、幅広い科目の処方箋が受けられること」もうひとつは「店舗内の雰囲気の良さ」です。実務実習で第一薬局にお世話になったとき、先輩薬剤師たちが本当に温かい方々で驚きました。積極的に声をかけてもらえて働きやすい職場でしたし、患者さまとの対応を近くで勉強させていただいたときに「ここで働きたい」と思えました。実際に就職してから色んな店舗を異動しましたが、どの店舗でも本当に職員同士の仲が良くて、良い雰囲気で働けています。
総合病院ごとの“強み”を学べる環境がある
幅広い処方科目に対応できるのが総合病院門前薬局の強みです
Q. 
これまで6店舗に勤務されてきましたが、店舗によって働き方に違いはありますか
ひとくちに総合病院門前の薬局といっても、A病院では循環器内科や透析の患者さまが多く、B病院ではてんかんや大腸がんといった具合に、病院ごとに強みはさまざまであり患者層も異なります。当然、処方される薬も変わってくるので、幅広い臨床知識が身につきます。

オムニバスグループの店舗は、グループ全体で共通のフローを用いているため、店舗が変わっても業務に混乱することはありません。全自動錠剤分包機や散剤監査システム、電子薬歴簿システムなどの設備が導入されているので、薬剤師は調剤や服薬指導に専念できる環境があります。
Q. 
総合病院門前ですが、在宅医療にも力を入れているとうかがいました
はい。これからの時代、在宅医療において薬剤師の役割は年々重要度を増しています。オムニバスグループでも在宅医療には力を入れています。個人的にも、自分が介入することで服薬アドヒアランスが改善して、患者さまご本人やご家族が喜ぶ姿を見られるとやりがいを感じますね。
より専門性を高めつつ、ジェネラリストを目指したい
さらに幅広く・深い知識を身につけ、信頼される薬剤師を目指します
Q. 
今後のキャリアの展望を教えてください
入社6年目を過ぎた頃から、管理薬剤師や薬局長を任されるようになりました。ですが、現時点ではマネジメントを極めるというよりは、ずっと現場にいたいと考えています。薬剤師としてのスキル面では、これまで培ってきた分野により精通するとともに、より幅広く対応できるようになりたいです。具体的には、2023年にひだまり薬局に異動してから透析患者さまと接する機会が増えたので、透析関連の知識を重点的に研鑽していくつもりです。患者さまの不満をできる限りゼロに近づけられる薬剤師が理想ですね。
Message
薬学生へのメッセージ
職場を選ぶ要素はさまざまですが、私はいくら条件が良くても、現場の雰囲気や人間関係が悪いと長く働くことは難しいと思います。そして、それらは説明会やホームページからではわかりません。ぜひ積極的にインターンシップに参加して、現場の空気を肌で感じてもらいたいです。