【トリアージと症候学】
2013/11/19
みなさん、こんにちは。
エムスリーキャリアの古川 達也です。
最近、よく聞く『トリアージ』という言葉。
薬剤師が実施する『トリアージ』とは、
『相談者から情報収集等を実施し、その評価結果から、生活指導、
一般医薬品の使用、受診勧奨などに振り分けて提案する業務のこと』を言います。
『今後の薬剤師の業務には必要』とあちらこちらで聞きますが、
みなさん、なにか勉強をされていますか？
今後の薬剤師のトリアージによる最大の特徴は、
『患者の訴えから疾病を想定する『症候学』を学んだうえで展開することだそうです。
さて、この『症候学』、すでにカリキュラムにも取り入れをされている大学もあるようですが、
みなさんはご存じでしょうか？
たとえば・・・
ドラッグストアでは、こんな風にお薬をお求めにやってくるお客様が多いかもしれません。
多くのお客様は、『頭が痛い』という症状を訴えてくる。
『疾患』を訴えていらっしゃる方はほぼいないはずです。
『頭が痛い』、その症状を持つ疾患だけで120種類以上あります。
つまりその数だけ、カウンセリングの仕方や対応の仕方も違ってきます。
風邪からくる頭の痛みであれば、風邪薬を。
肩こりからくる頭の痛みであれば、ビタミン剤に加え、入浴剤を勧める。
偏頭痛からくる頭の痛みであれば、病院への受診を勧める。 など・・・
同じ症状であっても、その疾患により対応の仕方は変わってきます。
その症状から、病気をみつけてあげなければなりません。
そして正しい判断をし、適切なアドバイスをしてあげること。
原因によって対処方法は違い、対処方法が違うということは、対応力が求められます。
そのためには、薬を知ることだけではなく、疾患の知識もあり、
患者様の生活背景や状態を知り、
それらを総合的に考え、カウンセリングができるようにならなければなりません。
確かに治療をするという意味では、病院は医療の最前線です。
まだまだ、薬局・ドラッグストアと『医療』との距離感はあると一部では言われています。
ただし、症候学を極め、その症状から正しい判断をし、適切なアドバイスをしてあげること。
治療の前段階でサポートをしていく。
薬局やドラッグストアが、真の医療の最前線になる日が来るのかもしれませんね。
それでは、今回もお勧めの好条件求人をご紹介いたします。
※お問い合わせはお早めに！！
---------------------------------------------------------------
【大阪府 堺市：堺駅 徒歩3分】
●駅チカ♪未経験OK●耳鼻科単科★在宅業務あり★年休120日★
【大阪府 大阪市：針中野駅徒歩2分】
●駅チカ♪週休2.5日制●年間休日120日以上★
【大阪府 貝塚市：東貝塚駅徒歩3分】
●駅チカ♪産休育休実績あり●復職される方多数★大手★
--------------------------------------------------------------
先着順でのご案内となりますので、
ご興味を持たれましたらお早めにお問い合わせください。
当社は、ご入力いただいた情報を薬剤師転職コンサルタントの所属する提携人材紹介会社に提供いたします。 その後、薬剤師転職コンサルタントより直接ご返信を差し上げます。
上記事項にご同意の上、情報をご入力ください。
山田 宣人
