転職メッセージ
注目!高まる漢方需要?!
2013/10/21
みなさん、こんにちは。
エムスリーキャリア株式会社の古川です。
先日、調剤薬局の運営本部の方とお話する機会がありました。
その調剤薬局は、今、相談漢方にも力を入れている企業。
現在、ドラッグストアとも提携し、そのドラッグストアの中に漢方薬局を出しているのですが、
その需要が非常に増えているそうです。
漢方薬は、花粉症、冷え・貧血、肥満、便秘など、
慢性的な疾患、『病気』というよりは『体の不調』、
いわゆる『病気未満』の症状に適していると言われています。
現在、セルフメディケーションが推奨されていく中で、『病気未満』の症状については、
それぞれの自分の判断で治療、予防していくことが必要であり、
漢方の『未病』の考えは、現代においては『セルフメディケーション』とも言われています。
ご存じかもしれませんが、
先日から【漢方ソムリエ】の資格制度がスタートとなり、近年注目度が高まっています。
また先日、テレビで東京にある漢方ミュージアムの紹介もされていました。
現在の日本においてのセルフメディケーションの推奨もあり、
今後、漢方薬局の需要というのは、ますます高まるのではないかと予想されます。
さて話は戻りますが、その企業の相談漢方薬局では、
初めて会ったお客様に対して1時間かけて体の症状や悩みを聞いて、
その人の体形・年齢・症状を加味した漢方薬を処方するとのこと。
こちらの企業では、一人前として患者様の前に立つまでに、
1年間もの勉強が必要とのことです。
想像以上に奥が深く、勉強も大変で相当な覚悟が必要なようですが、
1年の勉強をあきらめずに、相談漢方のカウンターに立たれている薬剤師は、
薬剤師として『全然違う』ようです。
みなさん、薬剤師として色々な勉強をしているかと思いますが、
そういった情熱を持った薬剤師こそ、本当に今後活躍をしていくのかもしれない・・・!
と今回お話を伺って非常に感じました。
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