調剤薬局やドラッグストア各社が薬学生のインターンシップを実施していることは2014年8月1日付の薬キャリ通信でお伝えしたが、日本調剤株式会社では中高生の薬剤師体験にも積極的に取り組んでいる

日本調剤は14年7月28~29日に横須賀地区で行われた「高校生インターンシップ」に参加したが、こうした高校生の受け入れは10年より毎年実施しており、今年で5回目となる。研修プログラムは医薬品の正しい使い方に関する講義に始まり、接遇ロールプレイング、調剤室見学、模擬調剤に至るまでを体験。参加した高校生2人は、薬剤師業務のやりがいや大変さを体感したようだった。
また、9月2日~4日には、日本調剤の原町薬局にて、薬剤師をめざす中学生を対象に職場体験を実施。若年層のキャリア観形成にも貢献している。

医薬ジャーナリストの藤田道男氏も薬剤師の「在り方」を論じているが、薬局は「薬を調剤してもらうところ」という認識が根強く、「薬・健康のことについて相談できるところ」という認識はまだ弱いようだ。薬剤師に対して「薬を処方するだけでなく、薬・健康のことについて相談できる人」という認識を持っている人は多いとは言えないだろう。
そうした現状において、中高生の時点で薬剤師業務を経験し、そのやりがいや大変さを体感したうえで、大学以降の進路を選択する若者が増えることは意義があるはずだ。今後調剤薬局各社には、現場のみならず、未来の薬剤師育成も求められるのかもしれない。

薬キャリ編集部J.S.

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