群馬県高崎市が、2015年10月1日から「夜通し薬局」をスタートさせる。
これは、市が高崎薬剤師会に運営を委託して「高崎相生薬局」を夜間営業させる取り組みだ。市内の薬局が開局していない午前0時から8時までの時間帯、高崎相生薬局に薬剤師が常駐し、約100種の市販薬を販売するという。

昨今、議論の的になっている「かかりつけ薬局」においても薬局の24時間対応(特に深夜対応)は課題の一つだ。
そして「かかりつけ薬局としての基本的な機能を備えた上で、特に優れた健康サポート機能を有する薬局」が「健康サポート薬局」である。
厚生労働省はこの「健康サポート薬局」を2016年4月からスタートする。
「健康サポート薬局」に認定された薬局は、16年度の調剤報酬改定の際に報酬を優遇される予定だ。「健康サポート薬局」認定が、今後の調剤薬局各社の生き残りを左右するのではないだろうか。

日本調剤株式会社代表取締役社長の三津原 博氏は、9月28日の事業方針説明会で「薬局のルールが変わる」と述べている。さらに、クオール株式会社は10月に組織編成を実施し、「健康サポート薬局推進室」を新たに設けるなど、各社が「健康サポート薬局」への対応に動き始めている。
これまでのビジネスモデルが通用しなくなり、中小薬局の生き残りが厳しくなる可能性も高い。

引き続き、今後の業界再編にも注目していきたい。

薬キャリ編集部 M.T.

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