ジェネリック大手3社の平成27年度上半期の業績が発表され、いずれも順調な伸びを見せていることが分かった。売上高では、3社揃って前年同四半期対比で二桁の伸長を達成しており、厚生労働省の掲げる「ジェネリック医薬品の使用促進」が着実に進んでいるようだ。
3社の業績は以下の通り。

日医工株式会社
売上高 609億4900万円(対前年同四半期 23.1%)
営業利益 44億1000万円(対前年同四半期 18.6%)

沢井製薬株式会社
売上高 502億200万円(対前年同四半期 17.4%)
営業利益 102億2500万円(対前年同四半期 1.7%)

東和薬品株式会社
売上高 334億6800万円(対前年同四半期 17.2%)
営業利益 41億8300万円(対前年同四半期 34.1%)

2014年4月の診療報酬改定で保険薬局の調剤基本料における「後発医薬品調剤体制加算」が見直されたことをうけ、ジェネリック医薬品の使用が促進されたことが、各社の売上げ増の大きな要因だろう。さらに、DPC(診断群分類包括評価)対象病院の機能評価係数Ⅱに「後発医薬品指数」が新設されたことも見逃せない。

今後、さらなる需要増が見込まれるジェネリック医薬品を安定供給するため、日医工や沢井製薬は製薬工場の増設や製造体制の強化を図っており、その勢いは止まらないといった様相だ。

薬キャリ編集部Y.K.

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