Journal of Clinical Oncologyにがん専門医に対するコミュニケーション研修を行うことの効果についての論文が掲載されている。

Effect of Communication Skills Training Program for Oncologists Based on Patient Preferences for Communication When Receiving Bad News: A Randomized Controlled Trial

Thirty oncologists were randomly assigned to either an intervention group (IG; 2-day CST workshop) or control group (CG). Participants were assessed on their communication performance during simulated consultation and their confidence in communicating with patients at baseline and follow-up.

30人のガン専門医が二日間のコミュニケーション研修を受けるグループと受けないグループとに無作為に割り当てられ、患者の評価や鬱傾向になる割合などに違いがあるかを調査し、統計的に有意な効果があると結論づけている。単純にもっと研修を受けるべきというのではなく、このようにランダム化比較試験を行うことで、本当にその研修に意味があるかを統計的に判断することができる

お薬手帳の意味が疑問視されるなど、薬剤師が医療人としての価値が問われているが、こういった比較実験によって薬剤師が関与することの意味が検証されていくことが望まれる。アメリカではノースカロライナ州で行われたアッシュビルプロジェクトを皮切りに、薬剤師の関与による効果を定量的に把握しようという試みが続いているようだ

薬キャリ編集部R.A.

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