9月14日、第6回健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会が開催された。前回の会議で保留となっていた「一般用医薬品の取り扱いについて」「健康づくり支援薬局(仮称)の名称」以外の項目は大方方針が固まった。

◆かかりつけ薬剤師・薬局の基本的機能について
1.服薬情報の一元的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導
2.24時間対応、在宅対応
3.かかりつけ医をはじめとした医療機関などとの連携強化

1については、患者がその薬局において「かかりつけ薬剤師」を選択できるような業務体制であることが盛り込まれている。かかりつけ薬剤師は、患者がかかっているすべての医療機関を把握し、一般用医薬品を含めた服薬情報などを一元的・継続的に把握し、薬歴に記録する必要がある。
また、本議論では、院内処方の場合も、お薬手帳に服薬情報を記載する必要があるという意見の他、電子お薬手帳に関して、個人情報保護法に注意しながら運用する必要があるとの声があがった。

◆健康づくり支援薬局(仮称)の機能について
一般用医薬品などに関する相談を含め、健康相談を受けた際はかかりつけ医と連携し、受診勧奨に取り組むことや、他職種との連携強化に努めることが望まれている。特に、地域における各種事業に関しては、薬剤師会がこれまで以上に尽力する必要があるとの意見が出た。

議論が保留となっていた「医薬品などの供給体制」に関しては、一般用医薬品の取り扱いが必須との意見が多く上がった。それに対し、健康を維持するには、食事と運動を含めた指導が必要であるとの意見もあり、医薬品を置けば良い、すすめれば良いといった概念が横行しないことが望まれている。
「健康づくり支援薬局(仮称)の名称に関して」は生活者が分かりやすく、覚えやすいネーミングが良いという考えのもと議論が進み、当初の「健康づくり支援薬局」に落ち着く構えを見せた。
今後は、座長である昭和薬科大学の西島氏により細かな修正点が加えられ、報告書にまとめられる。

薬キャリ編集部A.S

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